平家物語の屋島でのハイライトは「那須の与一」ですね。 「扇の的」の下りは、国語の教科書にも掲載されていたのでご存知のかたが 多いと思います。 ところがこの場所、意外に明確になっておらず、Googleで検索しても判然 としていませんでした。 今回、ペガサスさんの案内で、やっとその場所を案内していただきました、 写真がその場所です。 今は住宅が密集していますが、ここが浦になっていた事は今でもわかります。 「鏑は浦響く程長鳴りして・・・・」ちゃんと適合した描写ですね。 沖には平家、陸(くが)には源氏も判然としています。 ただ、屋島の戦いの扇の的では、国語の教科書ではカットされた部分が あります、それは扇を射落とした後、これを褒め称えた平家の武士が 舞をするのですが、義経は「それも射よ」と与一に命じ射殺します。 話の真贋はともかく、この部分で義経の性格の表現が描かれているのは 興味深いと思います。
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