007の続編です、動画編集でAviUtlの話をすると、一度経験をされた方からは 大抵拒否反応が出ます、理由は「難解である」「実用性に疑問」などです。 後者は様々な理由があり全面否定は出来ませんが、前者はちょっとそれは・・ と言いたくなります。 動画編集用APPは実に様々な物が出回っております、非常に簡単に使える ものも多々あります。 この「難解である」を理由に簡単なものを選択したらどうなるのでしょうか。 無論、今回は「仕事・それに準ずる」使い方を想定しているので、その見地 での話になります。 簡単に操作出来る物は、機能的にかなりの制限があります、内輪で鑑賞 する動画の編集程度と考えて下さい。 これが商品説明や教育用となれば、作り上げるに従い、色々な要望が出ます。 この段階で、簡単なタイプでは「出来ない!」という結論になります。 AviUtlは「絶対」ではありませんが、かなり作り込める所までいけます。 それには相応の経験と技量は要求されますが、なんとかなります。 社内でも仕事となれば、特に日本人はより細かな点での要求が出ます。 これは出来ないか、あれはどうだの要求に構造的に対応出来るAPPは 安易で簡単なものでは対応出来ないのです。 ※この部分の作業効率化を狙っているのがTemplateです、私の知る限る ノウハウの開示はあっても、Templateの現物公開は初めてだと思います。 問題はその難易度ですが、ここでよく考えて下さい。 誰でも簡単にすぐに出来るなら、それは特技にはなりません、手に職には ならないのです。 AviUtlでの動画編集は、基本操作だけでも各部品の組み立てのような形態 であるため、Word/Excelのように、ある程度時間をかけて触ればなんとか。 では、全くないのです。 考えに考え、Webを調べ抜いて、やっと方法が見つかる場合もあります。 加えて静止画の処理など、通常よりハイレベルでの操作が要求されます。 しかし、マスターすれば「手に職」は間違いないのです。 更に私の経験から言わせていただくと、AviUtlをマスターすると、他の 有料のAPP(DRやAE/AP)への移行のハードルはかなり低くなります。 まず、AviUtlにチャレンジしなさいとの理由は、こんなところにも あります。 マスターするには根気と時間が必要ですが、言語習得のような 年齢の ハンディはあまりありません、コンピュータのハイレベルな知識も不要です。 マスターすれば在宅での作業が可能となります。 これだけ機器やAPPが揃っており、環境は出来上がっているのに動画 編集がすすまないのは、やはりハードルが高いのです、だからこそ 「職」なのです。