昨日は白露・・・ でも、この暑さで全くピンときませんでした、それに今日も暑い! お山でも、露など微塵もなくスパッツ不要の山行でした。 伊勢物語の芥川の絵を掲載します、Webで拝借しました。 今どきのか弱い草食男子では、大柄なオネーサンなどおぶって逃げることなど かなわないでしょうね・・・ この絵と白露の繋がり・・・ <芥川> 昔、男ありけり。女のえ得まじかりけるを、 年を経て呼ばひわたりけるを、 からうじて盗み出でて、いと暗きに来けり。 芥川といふ川を率て行きければ、草の上に置きたりける露を、 「かれは何ぞ」となむ男に問ひける。 行く先多く、夜もふけにければ、鬼ある所とも知らで、 神さへいといみじう鳴り、雨もいたう降りければ、あばらなる蔵に、 女をば奥に押し入れて、男、弓、やなぐひを負ひて戸口にをり。 はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、鬼、はや一口に食ひてけり。 「あなや」と言ひけれど、神鳴る騒ぎに、え聞かざりけり。 やうやう夜も明けゆくに、見れば率て来し女もなし。 足ずりをして泣けども、かひなし。 白玉か 何ぞと人の 問ひしとき つゆと答へて 消えなましものを ご存じの方には要らざるコメントでした