181で追加作成したcard04のAUPの詳細解説です。 まず、Layer1にvega.pngが配置されています、これは全体画像で、これが無いと Layer7から始まる画像のように、スタートから遅れて開始させる画像まで 画面上のこのオブジェクトの位置は黒枠で空いてしまいます。 このため、最下のLayer1に全体画面を用意します。 しかし、このままではLayer7の処理が始まった段階で、回転動作が開始 されても背景に画像が残ってしまいます。そのため、動作が始まると Layer6のblacked.pngを描画し、黒枠をあえてはめて、黒のバックを 作ります。 同じ事がLayer9でも起こります、回転処理が終われば、テイムラインから 画像が消えます、そうなると、また元のスタート画面に戻ってしまいます。 本来ならvegaLG3の回転した裏画面が表示されないと困ります。 ところが、このvegaLG3の本体は裏返って画面であるため使えません、 このため最後に表示された画像(裏返った)と同じvegaLGB3をわざわざ 作って最後の画面の様に見せかけ、全部の回転処理が終了するタイム ラインまで継続させます。 この処理はいままで紹介したAviUtlのなかで、かなり難易度の高い処理と なります。もっと組み合わせで少ないLayerで出来なくはありませんが そうなると可読性が下がり、他への応用が面倒になります。 card03では簡単に出来たものが、自然体を表現しようとすると、この くらいの手間が必要となるのです。 card04.zip