新築のLAN工事注意すべき事

最近、新築時に予めLANケーブルを入れておきたい等の
相談が増えています。
当然、事前に工事するのは美観的にも良いのですが、いくつかの注意が
あります。

それは施工業者のレベルです。LANケーブルは外観は同じでも、ここ最近
性能が向上し、最後のプラグ付け(成端処理と言います)に以前とは比べ
ものにならない程の注意が必要になりました。
基本の線の並び(ロケーションと言います)は同じですが、より戻しの
長さなど、昔(Cat5e)とは比較にならない程の注意が求められます。
更に通線(線を通す工事)時に、過大な引っ張りをかけない等の注意
が必要です。

これは伝送帯域(速度はこの帯域に正比例します)が大きくなり、施工に
注意しないと、帯域が確保出来ないからです。

最近、学校での工事(ギガスクール対応)で、この基本的なノウハウを
知らない業者が多く、検査合格しないケースが目立っています。
つまり、電気工事業者の方の大半は、昔のLAN工事のレベルなのです。

このレベルでLAN工事を行っても目的の通信速度は得られないのです。
距離が短ければまだしも、15mを越えると、この問題は顕著になり、
せっかくの工事が仇になります。

更に配管に挿入する場合、電源線と同一にするなど基本中の基本を
全く知らない業者がまだまだいます。

LAN工事には、最先端の情報が必須ですが、これらは建築設計事務所でも
持ち合わせておらず、古いままの経験で図面に指示がされています。

新規設計の場合には、是非専門家にお尋ね下さい。

わかお かずまさ
VegaSystems


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