既製品のパッチケーブルであれば、ほぼ信用出来ますが、不安な場合には試験
してみます。
試験方法は様々です。
まず自作の場合、加工後にルーペを用いての試験が有効です。
プラグ部分の3箇所を見ます、倍率は10倍程度で十分です。
※スマホの拡大でも可能ですが光学ルーペがベストです。
まず、プラグボディ内の色配列を見ます。
T-568AとT-568Bは色配列が異なりますが、どちらも純色(白が混じらない)は
隣り合わせにならないとの原則があります。
それと、どちらも4-5-7-8の色は同じです。
次にプラグの先端を見ます金属ピンが刺さっている芯線の断面を見ます。
この断面が見えない、または他と比べると不鮮明な場合、これは芯線の差し込み
が先端まで達していない証拠です。
これは導通はOkでも、その後半断線の恐れが高くなります。
最後に金属ピン8本の接触面がすべて同じ高さであり表面に傷が無いかを見ます。
同時に金属ピンの仕切りになっているスリット部分に変形が無いかも調べます。
※この検査での異常はカシメ工具の不良の恐れがあります
これが目視による検査です、簡易型の導通テスターでは判定出来ない部分が
この方法でチェックが出来ます。
わかお かずまさ
VegaSystems
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