LAN工事のABC-016(試験3)

成端処理での性能チェック、実は10万円以下のテスターでは、はっきり
言って出来ないのです。
性能試験には100万円程度のテスターでないと出来ないのです。
つまり、Cat.XXが十分な性能を発揮出来ているかをエビデンスとして計測可能な
機器は実に高額なのです。

ただし、経験から申し上げると、このテスターでの判定は絶対ではなく測定の種別
や値によっては、実用上差し支えないケースもあります。しかし、この判定には
それなりの知識と経験が必要であるため、性能試験結果での判断が無難とされて
いるのです。

厄介なのは、ケーブル本体の試験と、成端部分(プラグ)の試験では試験に用いる
アダプターが異なるなど、相応の取扱の知識が要求されます。

これは、メタルLANケーブル(銅線)とプラグ(RJ-45)の高周波伝送性能が限界点
に来ているからです。
製造の簡易性、コストなどで極限状態となったのはcat.7が限界点と私は判断して
おります、短距離ならともかく、50mを超えるケーブル長では、上記のテスターでは
どこかでFAILに近い値となり注意が必要です。




わかお かずまさ
VegaSystems


#LAN_PRO

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account