PoE負荷試験器の公開

製作開始から2年以上経過し、仕様の変更も一段落したので備忘録を兼ね
公開します。

これはPoEのPDのエミュレータで、PDとの心臓部分は台湾製の基板を
使用しており、搭載のチップは規格品で、現時点で正規のPoE規格の
PSEでは全て稼働しています。

この試験機はDCの電力伝送のチェックのために設計されており、信号伝送
には一切の考慮はなされておらず、信号の減衰やインピーダンスの不整合
は感知していません。

特徴として、af/atの長時間の室温での負荷試験を想定し、安価で交換が
可能な自動車用の電球を負荷に用い、自然放熱での熱平衡を維持しています。

ただし、電球を負荷としているため、電源投入時の低抵抗による
突入電流での瞬間的な負荷増大での消費電力がPSEの許容値をオーバー
する対策として、セメント抵抗器を電源投入時には直列接続で負荷に加え
初期の消費電力を抑え、電球の抵抗値が予熱で上昇した段階(数秒後)
にはジャンパーする仕組みとしています。
※これは手動で抵抗の両端をジャンパーします。

普段、商用電源を使っていると、この消費電力の許容値オーバが根本から
理解出来なくなります。過負荷の場合ブレーカで切断する程度で、供給
量は際限なくあるように思われますが、PoEのような電源形態では、
供給量に制限があり、色々な手段が必要になります。

本機は各所で測定用の端子となるに設計してあります。
負荷試験器として頒布しております、お問い合わせ下さい。
0586-71-3903

People Who Wowed This Post

今日の夜明け(2019.11.15)

日の出30分前です、今日はこの冬一番の冷え込みのようですが、風はなく
なんとなく穏やかな感じです。

毎日、色々な作業があり、なかなかはかどりません、ルーティンワークでは
ないので、効率アップが図れず時間が過ぎていきます。

いわゆる一品物の作業なので、仕方ありませんが・・・・


めっきり寒くなってきました、10月の暑さが嘘のように冷え込んで
きました。これで漬物が安心して室温で作ることが出来ます。

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account