ケーブル径の呼び方

電力伝送で最も重要なのは電線径、情報伝送(LAN)の場合は伝送特性でこちらは
Cat.5e/6/6e/6a/7/8などで表されます。
※Cat.7は規格にないとの意見がありますが、それはプラグ部分の制定でトラブった
ためで、ケーブルとしては存在し、その性能も実質的には担保されています、規格
等は米国が制定しているに過ぎず、それを真に受け、現物の精査もせず声高に、
言い募るのは如何かと考えます。

LANケーブルの場合、電線径は特段の定めはありませんが24AWG前後を中心に性能
測定が行われています。

AWG:アメリカン・ワイヤー・ゲージの略、電線径を指すが、数値は線径と反比例
するので要注意、24AWGより23AWGの方が線径は太い。

SQR(SQ):スクエア、断面積のこと、これは数値と断面積は比例する。日本国内では
よく使われる。呼称は「スケ」、8sq:はちすけ などと呼びます。
※実際の電気工事などの現場では配電盤までの引込に、このクラスの電線径を用いる
8/14/22等。それ以下の屋内工事には、1.6mm (いちろく)2.0mm(にみり)、2.6mm
(にいろく)が使われ、この場合は「すけ」では呼称しません。
1.6X2なら「いちろくにしん」2.0X3は「にみりさんしん」等と呼びます。

LANではPoE以前は、Catのみが重要視されてきましたが、PoEが普及して現在では、
Catのみならず、AWGも重要です。
特にPoEの場合、その用途から多くは30m以上の電線長となるため、電力伝送と同様に
電線径が重要です。
IEEE802.3at/afの場合なら、30/15w程度のため、電流量からおおきな問題にはなり
せんが、bt規格(90W)では、線長における電圧降下が問題となります、実際には
23AWGなどを採用するのが無難です。

わかお かずまさ
VegaSystems

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