保育士はなぜこんなに苦しいんだろう 保育士の方で、仕事がつらい、辞めたい、逃げたいという人が多いことは、 もう一般の方にも知れ渡っているかもしれません。 8時間労働は社会人なら当然同じようにやっているし、どの仕事も大変だと思います。 じゃぁ何が違うのか?というと、 「一瞬も目が離せない状況が8時間続く」ということが一つ挙げられます。 子どもの動きは予測がつきません、予測がついても、子どものやりたいことをやらせてあげるためには止めずに見守ります。 例えば、少し高いところからジャンプができるようになった3歳児に対して、その時の状況を見て集中できるようにし、他の子の邪魔がはいらないようにし、もし着地に失敗したときにもケガを最小限にするという配慮をしないといけません。 これが新人とベテランではまた手のかけ方が違います。 未熟な園長や法人のもとに居れば、この見守り自体できないこともあります。 新人なら、ジャンプ自体止めることもあるでしょう。 ベテランでも、子どもがけがをしたら、事故報告などを求められたり、注意されることもあるでしょう。保育の経験が高い人なら、子どものジャンプしたい気持ちに寄り添って見守ることが大切なのに、少しのケガも許されないのか・・・と保育本来の意味に疑問を持ち非常に強いストレスを感じます。 目が離せない状態は、いつも子どもの気持ちに寄り添いながら発達状況を見極め、選択と判断がついてきている状況です。 もう一つ「保育士同士のコミュニケーションの少なさ」も挙げられると思います。 一般企業のように、聞きたいときに先輩に教えてもらうとか、休憩時間が社内一斉にあってみんなでランチして交流を深めるといったことができないので、コミュニケーションを取ることを意識的にしていかないと他の先生の考えに触れることが極端に少ないです。 勤務を終えたとき、同じクラスの先生以外話さなかった・・・ということもあります。 そしてこの同じクラスの先生がカギを握っていることも多いです。 「保育のやり方、子どものとらえ方が同じか違うか」 保育園は世の中にたくさんあります。運営の法人もピンキリで、ブラック企業も多いのが現状です。 同じような経験をしてきたとか、同じような保育のやり方をしてきた先生同士が組めるとは言えないので、一緒にクラスを持った先生にも「あたりハズレ」があって、それが原因で病んで退職に追い込まれる人も多いです。 ただ、一度保育の面白さを知ってしまうと、どんなに大変でもやっぱり保育の仕事に就きたいと思うこともあって、良い職場を求めて、転職を繰り返すことになっている・・・というのもよくあります。 保育士に必要なのは想いを口に出していくこと 私は、いろいろな保育園を転々としていまいた。 理由はいろいろですが、一言でいえば、妥協したくなかったからです。若いころに幼稚園系で働いたので、コミュニケーションを取りやすい環境だったり、複数担任ではないので、自分の力量でクラス運営を進めていける良さもありました。たとえ複数担任でも子どもが帰ってからの時間でミーティングをたっぷりできるので、お互いの考えを確認しての保育なので、ストレスを感じにくかったです。 あとは、園長先生の考えによって、職員会議の質が高かったのも大きいと思います。 最近の保育園の職場で、色々な先生と触れ合ってみて、自分の気持ちや考えを話せる人が少ないと感じます。きっと、日本の教育や家庭のしつけが、そうさせてきたのかもしれません。意見を言ってもつぶされてきた経験があるのかもしれません。 多くが、自分の想いをどんどん話し、十分に聴いてもらう経験が圧倒的に足りていません。 保育は福祉でもありますから、保護者の支援も重要な役割です。 支援者として日々頑張っているのに、保育士の心を癒すようなスーパーバイザー的な役割がどこにも存在しません。毎日毎日、身勝手な保護者に振り回されていると感じている保育士も、落ち着いて状況を把握したらそれが仕事で、結果的に子どものためになっていくことも冷静であればわかるはずです。 保育士が自分を肯定することができなければ、疲弊してどんどん落ちていくのは当然です。 保育士が自分の想いを口にして、トレーニングを受けたコーチやカウンセラーがしっかりと受け止めることができれば、救われることが多いはずです。 保育士の心を癒してくれる外部の人はいますか? 腰が痛ければマッサージに通うように、心が疲れたら心を解きほぐすことが必要です。 無料体験セッションは随時受付してます 私のコーチングを試してみてほしい方は、保育士さんたちです。どうぞ、気軽に一度試してみてください。 たった一回でも、もしかすると心が軽くなるのを感じられるかもしれません。 私のコーチングは保育士や子育てママ向けでもあるので、相場よりもかなりお安いので、継続セッションもおすすめです。セッションはオンライン会議システムZoomなどを利用しています。 コーチングは目標に向かってGO!!というようなものとは限りません。 自分の想いを話し、整理し、明日も笑顔ですごそう!というそんな時にも利用していただけたらと思いまます。 口に出すことで新しい自分の感情に出会ったり、こんな考えで生きていたのかと、自分に驚くこともありますよ。 保育士の心が癒されたら、子どもたち、保護者たちが救われます。ぜひそんな循環を作りたいものです。 HPはこちら ベビーシッターの詳細はこちらをクリック