休みの今日は、絶対に何もしないと決めていたすよ。 いや、息はするっす。 なんというか、外界から引きこもる・・・・っていうか。 ひたすら音楽聴いたり。 ただいま、先日買った中国青茶(ウーロン)を飲み続けているっすよ。 岩茶・石乳 香りがとにかく立つっすよ。 ほんと、普段飲みのドシリとした風味とコクの茶葉とは違う、爽やかなおもむき。 そう言えば、飲みながら思い出したっすよ。 そもそも中国茶にハマるきっかけは台湾ウーロン(いわゆる、騙されて土産で買った)だったんすけど、ウーロンを専門店で飲むうちに、中国本土の岩茶の世界に足を進めて、最初は香りが立つライトな茶葉を気に入って飲んでいたすよ。 価格的にも高くない(それでも、日本茶の感覚ではあり得ない高い)っすから。 ところが飲み続けてマニアになってくると、、もっと深みのある岩茶に魅せられて、当然価格帯も高級志向に傾向。 でも、それが標準になると以前良いと感じていた軽みでは満足出来なくなってしまい・・・・ 生態メモリ解放の今日、改めて自分と向き合いながら、じっくり時間を掛けて石乳を飲んでいたら、中国茶にハマった初頭の記憶がジワジワ蘇って来たっす。 そしてこの「石乳」という茶葉、当時気に入って買い続けていた「石観音」という茶葉に酷似しているっすよ。 石観音は岩茶としてはマイナーで、あまり見ない品種の上に、生産年が変わると風味も変わってしまい、いつの間にか飲まなくなってしまったすよ。 自然に極めて依存する農産物だけに、同じ品種でも風味が変わるのは有りがちで。 今は亡くなってしまった、あっしの中国茶のお師匠さんと、中国茶談義で1日過ごしていた、懐かしい日々が「石乳」を飲んでいたら鮮明に思い出されたっす。 今日、中国茶を楽しんで来た自分の、趣味として「味」だけじゃない、「タイムマシーン」としての巾が深く拡張した、新たな階段を上った気がするっす。 地味に衝撃的。