モノ作りの世界で生きていると、ひとつの奥深さという世界に気付く瞬間が必ず来る。 旋盤工で作家の小関さんが語るように「野球」に例えてみても、そこには草野球や少年野球から、メジャーリーグまで幅がある。 同じルールで・同じ道具であったとしても、その内容は随分違う。 野球少年がメジャーリーグ選手のプレーを見て、果たして軽口を叩けるだろうか? 置き換えてみればそんな簡単な事なんだけど、あまりにも浅はかな言葉が聞かれる度に腹立たしく悲しくなる。 一方向で単純な判断しか出来ないヒトとは、とても一緒には居られない。