ああ、お誕生日会・・・・・憂鬱になる。 いやいや、自分のではなくて、職場での話っすよ。 従業員の誕生日を祝ってケーキを食べる、、正直言って、苦痛。 幼稚園、っていうか、いい歳こいて、既に老人ホームに入所したみたいだ。 なんか。 もちろん、有り難いとは思うけど、要るかな?それ?? 金を稼ぐ、という目的のために集まっている集団が会社なのだから、仕事してバッチリ給料貰えることが一番モチベーションに転化出来ると思うんだが・・・・・。 お誕生日会・・・・・ しかも、必ず「甘くなくて美味しいでしょ?」と、同調を求められる。 あなたの周りにも居ませんか?サッパリしていて美味しいとか、甘くないから美味しいとか、そう言う尺度でしか判断しないヒト。それは、好みの問題っすよ。 好みと、美味しさは分けて考えるようにしないと。 お菓子は甘いから美味しいんだけど? 砂糖だけを舐める訳じゃ無いんだから、香り、味、食感、見た目、全てがバランスしていることが美味しいという事だと思うっすよ。 伊達に各国のお菓子を食べ歩いて無いっすよ。 ウィーンなんか、ドーンと重いクラシカルなケーキが多いけど、リッチで、それを食べると五感が震えるような感動が押し寄せるっす。 もちろん、甘い。でも、甘いだけじゃない。 全てがバランスしているし「甘い」の一言にも色々な甘さがある。 ウィーン菓子は「美しい」んすよ。 塩にだって、トガッたり丸かったり深みや旨み、更には甘みを感じるはず。 甘くないから美味しいというには、余りにも薄っぺらいじゃないか。 そもそも。 ケーキの歴史、、いや、砂糖の歴史を考えてみれば、古来、甘味は最高の贅沢だったはず。その甘味を最高に昇華させたのがケーキ。 ケーキが甘くて何が悪い!