モノ作りって、人間のやることだから、よほど国家レベルの技術でもない限り、大抵は知恵と努力で何とかなっちゃう。 出来不出来やコストに対しての幅があるのは別として。 何か教えるとき、勘が良い人なら1つの見聞きで10を知るだろうけど、それほどのモチベーションが無い人に伝えるという作業が、これが難しい。 会社組織だと、そういう状況でも伝えなければならないから、教える側のモチベーションがうまく保てなければ継承は難しい。失望感と使命感の間でジレンマが生じるから。これがそこそこ、ストレスになる。 よく、一流は人を育て、二流は自分だけを考える、とある。 そうだよな、と思う。 教えるなら完全に徹底したいし、そして、俺の屍を越えていけ、と考えてる以上、あっしは、技術者としていわゆるプレイヤーだろうけど、コーチには難しいな、としみじみ思う。