ル・マン24時間(自動車)耐久レースは、世界3大レースの1つと云われているっすな。 ①ル・マン24時間 ②インディ500 ③モナコGP(F-1) 正直言って、なぜ人気のうえでは上のNASCARではなくインディーが選ばれているのかは謎なんだけど、この3レース共に共通するのは、スピード行事という要素に加えて歴史や伝統といったハイソサエティな要素が溶け込んでいる事。 そりゃあ、エフワンのレースのなかでもモナコの重さは格別っすからな。 まあ、この際ル・マンにだけ焦点を当てるとする。 レースに使われるコースは、いわゆるクローズドのブガッティサーキットに公道を加えた(ほとんど公道を走ってるんすけど)13.626Km!! この、ブガッティサーキットと公道区間を合わせた特設コースを、サルト・サーキット(かつてはサルテ?)と呼んでいるっす。 昔はブガッティサーキットを越えて公道区間に入り、ウニウニ曲がった先の、全長約6Kmのストレート、ご存知ユノディエール(ミュルサンヌ・ストレート)がこのコース最大の見どころで、かつてGr.Cマシンが栄華を極めた時代には直線400Km/h越えを記録しているっす。 公式にはプジョーのCカーが最高速を記録しているけど、あっしはCカーなら956、962Cの世代なので。ザウバーとかプジョーのことは見て見ぬふりっす。 で、その6Kmのストレートが余りにも狂っているために、2Kmづつシケインを設置して、強制的に減速させるコースレイアウトに現在は改修されているっす。 ちなみに、あっしは1個目のシケインは結構上手く侵入から加速まで行けるんだけど、次の第2シケインでは何故かタイミングが難しくて、減速しすぎてしまう。 もちろん、シュミレーターの話(笑) コースレイアウトとしては、ストレートの異常な長さが分割されたとは言え、それでも2キロづつのストレートが有る事、そしてストレートの(もしくはハイレンジのスピードからの)後にはヒトを試すようなブレーキングが必要なコーナーが点在することで、昼間の走行ならいざ知らず夜間にまで、しかも公道の低μ(グリップ)への対応など、ドライバーの神経を擦り減らす要素は数えきれないっす。 ・ミュルザンヌコーナー ➡ユノディエール終わりで目測誤り自滅 ・アルナージュ・コーナー ➡インディアナポリスコーナーを抜けた喜びでツッコミ過ぎて自滅 ・ポルシェ・コーナー ➡たまにアルナージュを上手く抜け、スピードのったら意外と回り込んでて自滅 もうね、自分で走ったら(シュミレーター)このコース、気狂うから!! 実際のレコードラップタイムは3分14秒791 (小林可夢偉) これ、素直にすごいわあ。 プロなら、1秒離れたら話にならない世界なんだけど、実際、3分20秒辺りでラップだとしても物凄いと思うっすよ。 その車速感と、加減速のG、横G。 さて、#35号車はどれくらいいくものか。 ま、パートナーはF1ドライバーだからな。楽しみだ。 ラップタイムも大切だけど、一番重要なのはチェッカーフラッグを受ける事! レースはこれが最も重要。