ル・マン24時間レース後、帰りの便との調整が必要になり、昨日からル・マン市からレンヌ市へと移動し、せっかくなのでブルターニュの美味い物を探しているっすよ。 帰国の事だけ考えるなら、パリで時間調整という手もあったのだけど、人口の多さから、まず感染症に対する確率論的なリスクが考えられる事、そして滞在のコスト、既にパリは10回は探訪していて、実は都会がつまらない事、等の理由からレンヌ市を選んだ。 レンヌからだと、パリを素通りでシャルル・ド・ゴール空港へTGVで直接乗り付けられるのも、魅力のひとつ。 地方都市にはやはり色々な発見もあって、やっぱりパリじゃなくて良かったな、と実感するこの二日間。 残念ながら海の幸に関しては、沿岸部から多少離れる土地柄、ムール貝や牡蠣などをたらふく食べたい所だったけど、それは却下。 ただ、ブルターニュ地方の菓子類や、ガレット、シードル、これらはここでしか味わえない美味。 町並みもまるで中世で、アルザス地方とは違う木造と石造りのハイブリッドな雰囲気は素晴らしく、是非ともじっくり滞在して散策することをオススメしたい。 先の世界大戦で、中世代の建物は多く焼失した、との事だけど、それでも、大戦の規模を鑑みれば、良くもここまで残ったモノだ、と逆に驚く。