昨日、工具に対するスタンスを書いていて最近感じている事がある。 あっしら、そこそこ古い部類のレース屋は、兎に角「自分の工具を持っていて一人前」とされていた。しかも、揃える工具も使えれば何でも認められる訳じゃない。 ・スナップオン ・スタビレー ・ベータ ・PB 生粋のレース屋には、このストライクゾーンしか無かった(笑) 自動車メーカー系あがりの人には ・ファコム ・KTC を好む傾向があった。 あっしは好きじゃない(個人差🤣) 基本ベータ派なので。 でも、ラチェットハンドルはスナップオン。 ヘックス関係は、やっぱりPBが良いっす。 工具それぞれに手触りの好みがあるので、チャンポンです。 NASCARやってただけに、クラフツマンの工具も大量に集めたし、日本のコーケンやTONEも勿論使う。 でも、京都人の割にKTCだけは使わない🤣 …重いから( *´艸`) 因みに、若い頃は本当にカネ無くて、それでもスナップオンのが欲しくて… 「『ブルーポイント』は、OEM商品だから安いよ?」と、吹き込まれて何点か購入した。 でも、結局、、 OEMはOEMでしかなくて『ブルーポイント』と印字された工具は『スナップオン』と並んだとき、恥ずかしくなっちゃうのよね💦 「あたし、カネ無かったので妥協したんです」 これが見透かされてるようで… 現代、工具メーカー各社の品質は上がり、価格も驚くほど下がった。 だから、もはやシグネットとかは高級寄りで、それこそAPとかストレート辺りの激安ツールでも普通に使える。 良い時代にはなった。本当に。 しかしながら、何故同じ工具で値段に差があるのか? …を知るためには、倍以上の価格差があるブランドツールメーカーのを使わなければ、本質は見えてこない。 それを理解したうえで使う事と、「何でもいーや」しか知らなくて使う事では、人間性の厚みに雲泥の差が発生する。