綺麗な空気

コンプレッサーに、前から欲しいと思っていたセパレータを取り付けてみた😍
いわゆる、圧搾空気に混じる水分をフィルターで取り除ける装置。秋から冬は乾燥しているからさほど問題にはならないけど、梅雨から秋迄の期間はコンプレッサーのタンクにものすごい水が溜まる。それだけならドレンから抜けば良いのだけど、空圧工具に水分が回ってベアリングやっつけるのは面白くないし、エアガンの先から水鉄砲になるのは、、もっとイヤだから。塗装などケミカルにエア使う際は、特に気になるもんねぇ。

そうなると、圧搾かける前のドライヤーも欲しくなるわけだけど、いやいや、そんな予算は。無い!

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え?

夜空に不思議な瞬きの星が2つ。
「え?」ってほど光が強い。調べてみてら、たぶん金星と木星。

いやぁ、それにしても明るすぎないか?だって、すぐそこの星みたいに明るいよ??

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ル・マン24時間レース 回顧録⑮

新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
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現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。

【補足】
1991年のル・マン24時間レースで、日本人初ル・マン24時間レースクラス優勝の偉業を成し遂げたM氏。そのことについは度々取り上げているが、その時M氏に帯同していた当時のメカニックS氏(現在は某レーシングチーム代表であり、関係者なら良く知られる方である)と食事をする機会があり、2020年ル・マン24時間レースに参戦に至る経緯や、私の知らなかった事実などを知識共有できた。

Y氏がアジアンル・マンシリーズ、およびヨーロピアンル・マンシリーズに参戦していたLMP3クラスマシン・リジェ(JS P3)はどうやら3台購入していたらしい。
知らなかった・・・。驚きである。

しかも、さらに驚いたのが・・。
実際にLMP2カテゴリーに昇格してから使用することになったリジェ(JS P217)は2台購入していた(1台は万が一のバックアップのための、いわゆる「T-car」)というのだ。

その話がほんとうなのであれば、プロトタイプマシンを合計5台購入したことになるわけだが、いったいいくらの予算を使っていたのか?もう、想像に絶する額であることだけは間違いない。

ちなみにリジェの公式発表では一台あたりがこのような販売価格となっている。
● LMP3 / JS P3:
 207000 € excl. VAT (ready to run excl. options)
●LMP2 / JS P217:
 490000 € excl. VAT (excl. engine, electronics and options)        

レートの変動を考慮すると正確には日本円表示できないのだが、これだけでもとんでもない金額だ。それに、実際にはこの「つるし価格」に必要な部品(JSP217の場合はエンジン・電装別途と表記されている)やオプション、消耗品類をすべて揃えなくてはレースには出走できないのだから、その額たるや。全く恐ろしい。

以上、知り得た情報を基に補足しておくものとする。
(つづく)
#ルマン24時間レース

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レースウィーク@SuzukaCircuit

フラストレーションがたまるレースウィークだ。もう、松阪牛を焼いて晴らすしかない!
あぁー!!もぅ!

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リッピング

うーん💦
Blu-rayディスクのコピーが出来ない😢
どうしてもコピーしたいんだが、、
「個人利用ですから、ゼッタイ」と、お願いしても駄目なニホイしかしてこない。だいたい、PCで読めないんだもの…

なんとかする方法はないものか…

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嗚呼、タモリ倶楽部

いよいよ最終回の話が…
あぁ、寂しい。
並み居る諸先輩方を差し置いて恐縮ではあるけど、1991~1993年辺りから楽しみなテレビ番組だった。

空耳アワーよ!
これからもずっと、いち空ミミストでありたい。

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破壊王

うぉりゃぁっー!
と、剪定鋏で木の芽や幹を落としていたら、見事にバキバキに折れた💦
…ええっーマジで…プラッチックのパーツが折れるならともかく、破断したのはスチールのグリップ。破断面を見てみると、まるでしなやかさのない炭素鋼をやっつけたみたいになってる。いやいや、そんなゴリラパワーでも無かったと思うんだけどなぁ。

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完了

確定申告、無事に完了👍️
たいした収入ではなくても、納税と節税はきっちりしないと。

いやぁ、本当に笑えるほど年収落ちたなぁ。会社員やってるのって、そりゃあそれで大変だけど、随分社会的には守られているんだな、と実感する。
働く意義?意味?

それには色んな見方があるだろうけど、あっしにとっては金という要素は優先順位低い。

どの旗に忠誠を誓うのか、選ぶのは自分自身であり、他人から選ばれるのもまた自分自身。あっしにはカネよりも大切なものがある。

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万感の想いを込めて

巨星、松本先生が逝ってしまった。
思い起こせば、これほど長きに渡り人生に寄り添っていた漫画・アニメは無いのではなかろうか?正直言うと、子供の頃には単純な面白さしか分からなかったことが、大人になった今の方がその内容に心を揺すぶられる。

男の生き方とは、夢とは、旅とは。

ジェンダーフリーの現代には触れにくいこともあるかも知れないけど、いや、本質はそんなうわべのところじゃない。ある種哲学的なんだと思う。
先生のご冥福を心よりお祈りします。

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申告する

確定申告の季節。
そろそろ準備しようと、使い古したマイナンバーカードリーダーを引っ張り出して、いざ!作業に掛かろうとしたものの…

あれ?読めない。

あ、そっか!
パソコンを替えたからなぁ!てへ😜

e-Taxのプログラムをインストールし直して、さぁ!いざ!!

あれ??読めない。なんかエラー出るぞ?
あっ!あぁー!!そっか!!
カードリーダーのドライバーをインストールしてなかったなぁ…てへてへ😜
ほら、最近はUSB繋いだら即動くのに慣れてるからなぁ😜

さて、改めて…って!
カード読めないし!e-Taxのプログラムは相変わらずエラー出るし!!!マジで!?なんで??

と、少し取り乱しながらも…
エラーの下に書かれた小さな文字を読んでみたら、このカードリーダーはWindows11に対応してないし、させるつもりも無ぇよー
、、と、要約するとそんなことが書いてある…
マジすか…

なに、これはあれか、スマートフォンで小さな文字見ながら苦労しなきゃいかんタイプの話かっ!?っつーか、最新のOSでアクセス出来ないってどういう了見だよ!と、悪態付きながら対策を探してみた。

そしたら…e-Taxの申告には、もはやカードリーダーは必要無いことが判明😲マジすか!
スマートホンでマイナンバーカードを読んで、パソコンと共有出来る…と。

なんだよ、おかみのほうが発想が上行ってるじゃねーかよ!!
く、っ悔しいですっ(そんな芸人いた?

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多彩な表現が可能に!

あっしの知る限り、今朝(日本時間)からブログルの投稿フォームに文字の修飾機能が追加された!!もともとは文字修飾の出来ない仕様だったのに。パソコンのプログラム関係に詳しい方は「ソースをいじればできる」とか良く仰るのだが、そんなものは知らん!(当社比😸)
ソースはウスター・・・ブルドッグ?KAGOME?・・コーミもあるでよ

ついこの間、文章レイアウトやシンプルな文字修飾ができるように改修さたばかりだけど、ついに文字の大きさや色合いまで変化できるようになった!!こりゃ画期的だぜ。ワープロ感覚で文章を構成できるもんね。

ここまで開発に手間を割かれていて、利用させて貰う方は無料なのだからまっこと有難いしかない・・。でも正直、たぶんこういう直感的な操作感はどのメディアでも求められているんだろうな。Metaの投稿フォームいじっててもそれは感じるから。だって、利用する大多数はデジタルデバイスには素人なわけで。テレビが映る原理は解らなくても、テレビは見るわけだから。

ちなみに、人間工学的によどみがあると感じる設計が排除される傾向なのはレーシングカーでも同じで。ただ、どの車輛も似たようなフォーマットを取り入れてるから個性が・・・ねえ。もっとも、いろんなマシンを乗り換えなきゃいけない時には、大体同じ操作感なら有難いわな。

そして、とか言いながら。。
一切文字修飾の機能を使わず文章を終わらせる自分・・・

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タイヤ交換

劣化の激しさが気になり、交換。
ミシュランはどのサイズも国内在庫がなくなりつつあり、セカンドカー用にキープしていたオールシーズンタイヤは、このサイズ国内在庫残りあと3本!

Jeanneさん用にもオールシーズンタイヤにしたかったけど、このサイズが在庫ゼロ!
仕方なく、人生初ピレリを履く。
さて、そのお味は如何に?

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おめでとう!

4輪レースデビューの時から応援してる若いドライバーが、紆余曲折「今シーズンのシートが決まった」と連絡をよこしてきた。ひと先ずはおめでたい話。

しかしなあ。
そのシートは、まさに「背水の陣」だよ。少なくともそのレースは何年もやるべきカテゴリーではない。踏み台にして、出来る限りとっとと上へ上へ。もしくは自分の価値を適正価格で買ってくれる環境を見つけなくちゃ。・・エントリーレースに何年も居座ってたら、貴重な「若い」という性能を浪費してしまう。趣味なら良いんだけどね。
ま、頭の良い子だから人生設計は十分計算していて大丈夫だろう。心配するのは余計なお世話かも知れないな。

自前の持ち込み予算を捻出できないドライバーにとっては、どのカテゴリーのレースにも参戦し辛い昨今、ちょっと速いくらいでは、なかなか走れるチャンスはない。

どんなレースでも良いから「他人の金で」出場したいと願う、「若く」「ちょっと速い」ドライバーなら山ほどいる。仮想敵はとんでもなく多いのだ。日本だけじゃなく世界中がそうなのだから困ったことだ。求められるものに対してキチっと還元しなければならない。それが他人の金で乗るプロの掟。語弊は有るけど、求められる「モノ」が必ずしも「成績」だけではないことはしっかり認識しておいて欲しい(成績もいるよね

もっとも、彼が今年どんな契約しているのかは知らないけど。
会ったらそんなことを伝えておこうかな、と思ってる。

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ミシュランが無い😢

あっしのJeanneさん…来月車検が来る。
これで22年一緒に連れ添ってる訳だけど、基本的には自己メンテでここまで来れたことは奇跡に近いか?🤣

そして、車検もそうなんだけどタイヤも限界まで劣化していて、大きなクラックが目立つようになってきたから、これも換えないと😢

ただ、いつもミシュランのパイロットスポーツを選んでいるのだけど…国内に在庫が無い!
もう今更ハイグリップは要らないから、今回からオールシーズンタイヤのクロスクライメートにしよう!と決めていたのに、Jeanneさんのサイズでは国内在庫がゼロ!なら、仕方無いから下位カテゴリのタイヤでもいいか、…と、これも国内在庫ゼロ!!

そして5月入荷予定で、ミシュラン商品はそこから全種値上げだそうで。

いや、しかし、タイヤ無いと走る事すら出来なくなるじゃん…っていう訳で、初めてピレリを履く事になった…おフランスにイタリアーノ…
ケンカしないでね…

ちなみに、セカンドカーのタイヤも交換時期なので、これを機にミシュランのエナジーセイバーから、オールシーズンタイヤのクロスクライメートにした。これも、国内在庫5本しかない中から発送してもらった。
悪いけど、最後の在庫はあっしのモノだ🤣

もう、兎に角、国内にミシュラン在庫は無いからね!

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でぇじょうぶか?

会社を辞めて、はや3年。
この間、コースへ行かないことは無かったのと、一応、あっしもレース屋の端くれ。イロイロ話の情報源はある。

今日、しってるメカが病気になって活動出来てないと聴いた。一般人社会以上に高齢化社会が進行しているレース界。後期高齢者はもちろん、ただでさえ初老たちの健康状況悪化の影響が垣間見えるのに、支える50代までも壊れていくなんて…

大丈夫か?レース村。

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あれ?

ほら、そっくり!!

スーパーで見たら飲みたくなった。
っていうか、あれれ?
この人どこかで見たことあるぞ??

あ、あれだ。
テレビの専門チャンネル視てる時に流れるQVCのCMに出てくる昭和レトロな無表情姐さんだ!くりそつ🤣🤣

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凪の日

今日は1日静かだった…
周囲に人の営みは有るのか?っていうくらいに静かだった…

こんな日は、静かに飲んで寝よう。

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たまにジャンキー

他人にはいつもいつもラーメン(天一)を食べていると思われがちなんだけど、そういう味の強い物は、ほんと、たまーにしか食べないのよね。

それに、なかなか天一(総本山)行けない訳で、そうなると…たまにやって来るジャンキーフード欲を解消するにはインスタント食品の力を借りるしかないっすわ。
そして、冒険した商品に手を出して撃沈するパターンの何と多いこと!😅

でも、今回は当たり🎯
これはそこそこ美味しかった👍️

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注意喚起

っつーか・・・💧
偽装のレベルがどんどん上がって来てるよなあ。
クロネコヤマト、アマゾン、えきねっと、ETCカード・・・そして今回のクレディセゾン。

数か月前までは日本語がおかしかったり、見るからに怪しさ満点だったから少し楽しかったのだけど。今後、ちょっと油断したら引っ掛かる可能性は否めない💧💧
もっと人のためになるためのスキルアップしてくれないものかなぁ・・

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洗車中

こうして見てみると、なかなかリアルだなぁ。
ヤレ具合とか…🤣

エンジンRCの洗車。初めて洗車した!
ただでさえエンジンというだけで汚れがちなのに2ストだからなぁ。

ところで、デルタってターボ車輌だっけ?
ターボのステッカー貼ってあるのだが…

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分解中②

ここだけパッと見ると、フォーミュラカーだよね😸
いやいや、右手の超デカイ歯車はなんだよ…
ちゃんとしたRCの車輌って子供の頃から持ってないから、細かい造作がなかなか興味深いっすわ。一番「ほほーっ」と唸ったのは、ドライブシャフト。

実車輌だとCVジョイントやトリポッド接続になるわけだけど、ああー、こんなでいいんだ…って、なんかホッとした🤣

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分解中

貰ったエンジンRC車輌を洗車😸
ボデーワークを外してみると、シャシーは超シンプルで機能的な設計で驚いた。

メインフレームと呼べる物は、いわゆるアルミ(ジュラルミン)ちょっと柔らかいから52かなぁ?のt5.0くらいのプレートフレームに、バルクヘットが立ってて、そこにロールバーを兼ねたサブフレームで構成されてる。

まんまレーシングカーの考え方だぞよ。
しかも、ネジ4本でエンジンと減速機がポロリと外れる🤣🤣

レーシングカーだ!🤣
っていうか、レーシングカーでも実車輌ではエンジン・ミッション含めてさすがに4本では取れないけど。
ただ、このRCの場合はデファレンシャル機構はシャシー側に別付けなんだよね。設計の妙だな。

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ル・マン24時間レース 回顧録⑭

2018年8月17日付
ACOホームページより抜粋

新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
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現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。

【秒読み-①】
2019年のヨーロピアンル・マンシリーズでY氏の搭乗スケジュールが終了した時点で・・実際には残り2戦あったのだが、日本でのレースでY氏とご一緒しお顔を見る度に参戦土産話を聞き、「ル・マンへの出場は可能なんでしょうか?」という問いかけにY氏の「出ますよ」との返答をいただいていたので、2020年度の世界耐久選手権(WEC)スケジュールが発表され、ル・マン24時間レース開催日時を把握した時点で、まだ8ヶ月近くあるものの私は誰にも何も確認せず航空券の手配をした。記録を振り返ってみると、2019年9月24日のことである。

この時点で公式発表されていたレーススケジュールは添付の画像の通り、ル・マン24時点レースは2019-2020世界耐久選手権(WEC)シリーズの最終戦として位置付けられており、決勝レーススタートが2020年6月13日、チェッカーが翌14日となっていた。(2018年8月17日ACO発表)

今にして考えてみれば、「出ますよ」という返答ひとつで見切り発車の航空券購入というギャンブルに至ったことを少し恐ろしく感じるわけだが・・なにしろ公式に出場できることはその時点で何一つ未確認だったのだから。

「なぜ9月24日の段階で早くも航空券を手配したのか」の動機については、明確な理由がある。

通常ル・マン24時間レースが開催されるのは6月中旬。これはこの年まで開催され続けてきたル・マン24時間レース87回分の歴史上、ほぼ例外なく6月開催と世界中で広く認知されている。
そして何と言っても、世界3大自動車レースのひとつである。世界中から膨大な人数の関係者に加え多くのレースファン達も押し寄せる。もちろん日本からも例外ではない。ツアー会社では「ル・マン24時間レース観戦ツアー」なるものも企画されるほどである。

かつての正常な世界観では、ル・マン24時間レースに合わせて数年前からスケジュール調整しておく、などということは珍しい事ではなかったし、もろもろ考えると・・・とにかく現地へ行けなければ全く話にならないという思いから、飛行機だけは何が何でも先に押さえたかったのだ。それに限られた予算で赴く旅。価格、座席の選択肢に於いても早目の手配が功を奏するのは自明の理だ。

飛行機のスケジュールが決まってしまえば、あとは旅程詳細をパズルのように組んでいけばよいだろうと考えていたし、と同時に、先行販売されるル・マン24時間レースの観戦チケットなども手配するために「どこで」「どのように」観戦するのかについて必死にリサーチを始めていた。

なにせ通常のレーススケジュールなら多くて4日ほどで済むものが、ル・マン24時間レースともなれば丸々1週間がイベント期間として設定されている。しかも決勝は当然のように24時間もあるのだ。観客のために、長大なコースの有名なポイントを結ぶシャトルバスが運行され、夜通しで遊園地が稼働し、屋台やらでお祭り騒ぎの1週間である。かつて少年時代の頃から観ていた映像でしか知らない「ル・マン24時間レース」に、自分が実際に行くのだ!という高揚感は言葉に言い表せないものだった。

しかも、あえて触れるなら。
実は、万が一Y氏が条件や選考から漏れて出場出来ない事態になったとしても、チケットを手配して現地へ行こうとも考えていた。こんな機会でもなければル・マン24時間レースに行くこともないだろう。一般観客として楽しもう、そう思っていた。だから、2020年のル・マン24時間レースに対しては「行く」の一択であり、即断即決であってこの時の自分自身の決断には何一つ一点の曇りも無かった。

今にして思えば「暗中模索」のなかで、ひとつひとつ情報を精査しながら、どのような旅程にするべきかについて真剣に考えていた2019年の9~12月末あたりまでの約3ヶ月間は、いちレースファン、マニアに立ち戻れた貴重な時間だった。

それまで同じレース業界とはいえ、エフワンも含め世界耐久選手権やトップカテゴリーレース等は(全く接点が無いわけではないが)別世界だったし、また特に、耐久レースに関してはGr.Cカテゴリーこそ至高という偏見があったことを白状しなくてはならない。
だから、このY氏の参戦にまつわる動向を機に改めて「一人のレースファン」に戻れたこと、そしてル・マン24時間レースへ行くことが自分にとって「ひとつの目標」になったことに感謝する次第である。
(つづく)
#ルマン24時間レース

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ル・マン24時間レース 回顧録⑬

新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
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現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。

【始動-まとめ②】
2019年度ヨーロピアンル・マンシリーズの参戦記録をまとめてみた。
Y氏自身のスケジュールや、具体的に2020年のLMP2参戦に向けたチーム参戦計画によりドライバーが必ずしも一致しないことが見て取れる。

先の動画でも挙げたが、モンツァでのクラッシュはLMP3クラスとは言え相当な衝撃だったに違いない。また、その影響はドライバーへの負担になるだけでなく、車輛の修復や次戦への段取りなど多岐に及んでしまうから、古今東西レースの世界では車を壊すと掛かる金額以上に大きなしっぺ返しが来ることがままある。

このシーズンのELMSでY氏を含めたチームがどのような総括を語るのかは当人達でないと分からないが、それでもきっちりとシリーズを戦い抜いたことは素晴らしい戦績に値する。

とにかく、目標はLMP3クラスでチャンピオン争いをすることではなく(そうなれば理想的ではあるのだが)あくまでもステップアップの礎としての通過点に過ぎないことは改めて認識しておかなくてはならないだろう。

そして、アジアンル・マンシリーズが2018-2019という年跨ぎの変則的なスケジュールであるため、アジアンル・マンシリーズ終了後に、すぐ2019ヨーロピアンル・マンシリーズへと矢継ぎ早に参戦していることに注目して欲しい。
(つづく)

#ルマン24時間レース

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ル・マン24時間レース 回顧録⑫

新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
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現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。

【始動-まとめ①】
アジアンル・マンシリーズの参戦記録をまとめてみた。
この当時、チャンスさえあれば現地へ赴いてみたかった。特に上海やマレーシアのレースは。
富士は行きやすいのだが仕事の都合も有ったし、それに日本開催で取り巻きが大変多かっただろうから、そもそも行こうとはしなかっただろうと思う。
(つづく)
#ルマン24時間レース

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ル・マン24時間レース 回顧録⑪

画像は Autosport WEB から拝借

ヨーロピアンル・マンシリーズの模様
LMP2,LMP3,GTE各クラスが入り乱れる

新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。

【始動-4】
2020年のル・マン24時間レースにLMP2クラスで出場することを目標に、そのためにやらなくてはならないこと。一番大きな問題は、どう考えてもそこに至るまでに必要になるであろう莫大な経費。下世話な話になるので敢えて触れはしないが・・風の噂で聞いたところによれば、アマチュアレーサーの夢を体現するために使うには耳を疑う金額だった。

しかし、カネさえあれば何とかなる問題でもない。用意する予算を、きちんと目標のために使うための人脈は不可欠だ。世界で戦うには、意外とココのところが難しいのではないだろうか・・。なにせ、悪だくみを考える人間は多い。夢の大きさに浮かれて経費勘定がドンブリになるという例は古くからあるし、それを上手く利用して上前をはねる悪人もいる。この点において、本当に幅広く深い信頼たる人脈に恵まれていることはY氏の人徳によるものだろう。

2018年シーズンのアジアンル・マンシリーズは所属チームがアジアベースだったが、2019年のヨーロピアンル・マンシリーズはイギリスベースのチームへと籍を移し、ヨーロッパのサーキットを転戦しながら引き続きLMP3クラスで車輛慣れの特訓となる。出来ればシード権獲得までを狙えれば盤石ではあるが、その「席」は世界中のル・マン24時間レースへ出場したいチームやドライバー達の超激戦区である。

それこそエントリーリストには、レース好きなら誰もが知っているような有名レーサーや名門チームがズラリと顔を並べているのだから。そうそう上手くトントン拍子とはいかないだろう・・と、正直なところ外から見ていて感じていた。

さて、4月の第1戦ポールリカールから5月の第2戦モンツァへと戦いの場を移した。そして、あの重大なインシデントが発生した。サーキットをレーシングスピードで走っていれば、誰にでも遅かれ早かれその時は必ずやってくる。

クラッシュ。
それも、走行即続行不能に至らしめるビッグクラッシュ。

あとからY氏本人の口から「クラッシュしてバラバラです」とは聞いたが、その実際の映像を見て血の気が引く思いだった。

現代では何年も前の映像やその他記録がしっかり保存されアクセスできるので、その場に居なかった者にとっても追体験の場が提供されていることは非常に有難いことだ。

いま、ご本人が元気でいるから良いようなものの・・
最近のレーシングマシンは規則により安全基準の引き上げが行われており、それこそ90年代以前の大クラッシュ規模でも生還率・生存率が格段に向上した。車輛の安全性に加え、ドライバーの装備品も年々進化している・・とは言うものの、ハイスピードクラッシュによる衝撃は大変なものである。

レースだから「クラッシュ!」とかエンターテインメント性を含め絶叫できるが、クラッシュ=事故であることを認識しなければならない。

さて、モンツァで発生した当時のクラッシュ映像が残っている。2019ヨーロピアンル・マンシリーズ・モンツァ4時間耐久レースでの映像である。
そして私が知る限り、レース参戦を続行するためにY氏はLMP3マシンを2台購入する羽目になったということだ。

レースの神は、時折厳しい試練を与える。

一歩ずつ、しかし着実に段取りをこなして2020年ル・マン24時間レースに出場することが目標なのだから。
(つづく)

※映像はImola(イモラサーキット)となっているが、正しくはモンツァサーキットである
#ルマン24時間レース

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寒い夜は

食べたくなるよねぇ。
あったかい汁物が。

この麺の量なら、4杯イケるなぁ。替え玉すりゃいいんだろうけど😽
博多ラーメンも長浜ラーメンも良いけど、鹿児島ラーメンが一番好みかな?
いや、なんつっても宮崎のうどんが一番だな👍️(ヲイ

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ル・マン24時間レース 回顧録⑩

新型感染症が世界的に深刻な被害をもたらした2020年。
この年、それでもル・マン24時間レースへの挑戦を見届ける必要があった。
その回顧録を自分視点で、記憶が曖昧になる前に残しておこうと思う。
※プライバシー配慮のため、人名等はイニシャル表記にする
※そんなもん、いまどき検索すれば出てくるだろうが・・・
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
現在2023年、2020年ル・マン24から4年目を迎えようとしている。文章を一気に書いていると燃え尽き症候群のようになってしまい、前回から随分時間を経てしまったが、記憶をしっかり記録として残せるうちに少しづつでも進展させようと思う。

【始動-3】
2018~2019年のY氏の動向は、記憶にも記録にも自分自身にとって少し遠い世界の出来事であったために、こうして時系列で記録として整理することで、今になっても改めて発見や考察があるのだが、この二年間のことはサラッと触れておきたい。いずれY氏自身や関係各位により詳細を確認して補完しようと思う。

あと、言い訳がましいのだが、ル・マンシリーズというレースは少し変則的な開催スケジュールだったり、Y氏の所属するチーム内のドライバー変更など色々と外からでは分かりにくい状況だったと記憶している。2020年を戦うチーム構成すら、具体的に把握できたのは実はその年の3月や4月あたりだったのだから。参戦していたY氏自身や、コーディネイターとしてシリーズに帯同していた元トヨタワークスドライバーF氏などは、具体的にしっかり把握されていただろうけど、あくまでも外野の立場としてはいつもヤキモキしていた覚えがある。

さておき、Y氏は2019年度はアジアンル・マンシリーズから飛び出し、いよいよヨーロピアンル・マンシリーズに参戦することになる。参加するカテゴリーは変わらずLMP3車輛である。

洋の東西を問わずル・マンシリーズはテレビ中継やメディア露出などがある大きなイベントレースである。しかしながらアジアンル・マンシリーズでは、世界基準グレードのサーキットを使用するとはいえマニアでなければ日本人には馴染みのないサーキットを走る(富士スピードウェイや上海国際はよく知られているが)のに対し、ヨーロピアンル・マンシリーズではエフワンマシンが駆け抜ける由緒と歴史の深いサーキットが舞台となる。

世界を走ることの出来るプロレーサーならともかく、アマチュアレーサーが国際格式の、しかもレースが好きなら必ず名前を知っているであろう憧れのサーキットを舞台として戦えるのだから、そういった話を聞くだけでも胸が躍るものだが、きっとY氏自身も緊張や不安と共にウキウキとした高揚感は有ったろうと想像する。
いや。後年、某自動車メーカークラブ会報誌へ参戦奮闘記を寄稿された際に実際そのように表現されている。以下、少しその記述を抜粋させていただく。

「テレビでしか見たことのなかったポールリカール、モンツァ、シルバーストーンなどの有名なヨーロピアンサーキットを駆け巡ることは大変楽しく、また各国を旅して美しい風景と名物の食べ物を味わったりという別の楽しみもありました」

プロだろうがアマチュアだろうが、レーサーとして走る性分なら、一度は海外の国際格式サーキットでレースをしてみたいものである。きっと誰しもが憧れ、夢に見るシチュエーションだろう。

レース屋として過ごす私自身にしたって、例えドライバーでは無いにしても、やはり世界各国を訪れる際には必ずその地のサーキットへ足を延ばす。これはライフワークと呼んでも相違ないかも知れない。テレビでしか見たことのないその場に立つ、しかも見て、聞いて、感じるだけではない。Y氏はレースに関わる者なら羨むその場でレースをするのだから、本当に夢のような世界だ。

とは言っても、それは外野だからそんな呑気なことを言って居られるのであって、実際には多忙な仕事のスケジュールを調整しながら参戦し、いくら憧れのコースであってもピットガレージとアスファルトの景色はどこも似たようなものだし、レースウィークに求められる「やらなければならないこと」も毎度お馴染みのルーティンとなる。これは結局のところ、日本でも世界でも「やることは同じ」ということになるのだが・・・。



ただただ旅行で訪れるだけのご陽気さんとはワケが違うのだし、しかも、メンタル面だけでなくフィジカル面においても相当なストレスをかけるLMP3マシンに乗れば乗るほどクタクタに疲労困憊することは想像に容易い。しかも、普段走りこんでいる鈴鹿サーキットや富士スピードウェイならともかく、レースウィークの舞台は「テレビでしか知らない」コースレイアウトである。その高いレベルのハードルに順応しなくてはならない。

そんな中、あの事故は起こった。
(つづく)

#ルマン24時間レース

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