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3月28日

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3月28日
春を彩る花には恵みの雨となった今日、2019年度卒園・卒業式・終業式がオンラインで行われました。たくさんの思い出が詰まった1年でしたね。
また、新年度に元気なみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

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BCA土曜学校のコラムVol.77〜「卒業」〜

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BCA土曜学校のコラムVol....
● BCA土曜学校のコラムVol.77●

卒業

 今年度のBCA土曜学校の卒業式、卒園式、終業式は、オンラインでの式となりました。
 3月の授業が行えなくなり、先生達も土曜学校の皆さんと会えず寂しい思いをしています。そんな中、年度の節目となる儀式を大事にし、頑張った皆さん共にこの一年を締めくくりたいという校長先生の強い思いで企画されたのがオンラインの卒業式、卒園式、終業式です。
 いつもとは違う形ですが、皆さんの今までの頑張りを讃え、次のステップでの頑張りを願う気持ちは同じです。そんな思いを共有できる時間になればと思います。

 「卒業」という言葉は、「業」を「卒える(終える)」と書きます。
 意味は、大きく二つです。
 ①学校での学業課程を学び終えること。また、学び終えて学校を去ること。
 〈例〉土曜学校の小学部を卒業する。
 ②ある状態や段階を通過して次の段階に進むこと。
  〈例〉もうゲームは卒業した。

 「卒」という字は、衣の襟を重ねて結び留めた形を表しています。亡くなった方の衣の襟を重ね合わせることで、死者の魂の脱出や邪悪な霊が入り込むのを防いだといわれ、「終わる、つきる、死ぬ、ついに」の意味から、「最後にしめくくる」「終わる」へと変化したのだそうです。
 「業」という字は、楽器を並べてたてかける台の形を表しています。その台から「文字を書いた板」という意味になり、文字板に書かれたことについて知識を得るということから「学ぶ」や「仕事」という意味が派生し、「学び」へとつながったといわれています。
 それで、学校での学びを終了した時には、「終わる」の意味がある「卒」と「学び」の意味がある「業」を合わせて「卒業」です。

 幼稚園の場合は「卒園」と言います。
 「園」という字は、「囗」が形を「袁」が音を表し、「囗」はかこい、「袁」はゆったりと広いという意味を持ちます。そこから、子どもが遊んだりする場所をさす言葉としても用いられるようになりました。

 「卒業式」は、英語では「commencement」「始まり」という意味ですね。
  日本の、「終わり」という意味の儀式と違うところがおもしろいと思います。
 日本とアメリカの言葉を合わせて、「終わりは始まり」とても素敵です。

 BCA土曜学校の皆さん、卒業・卒園・終業おめでとうございます。
 春は新しい一歩を踏み出す季節です。「終わり」は次の「始まり」。
 
 新たな門出を職員一同心からお祝い申し上げます。

#コラム #ブログ

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BCA土曜学校のコラムVol.76 〜花〜

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BCA土曜学校のコラムVol....
● BCA土曜学校のコラムVol.76●



 ベルビューにもいつの間にか春が訪れ、美しい花が咲きはじめました。
 桜のやさしいピンク、水仙のあたたかい黄色、「花」は見る人の心を和ませてくれます。
 世界中が厳しい状況におかれている今、時節になって咲き出した花たちが、私たちも頑張って花を咲かせるから「人間も頑張って!」と言っているように感じます。
 BCA土曜学校の皆さん、元気に過ごしているでしょうか。

 「花」という文字の上の部分は、木の花や葉が長く垂れさがる様子を表し、下の部分は「化」変化する様子を表していることから、生物としての草木の花として使われるようになりました。
 語源は、美しく目を引くことから物の突き出た先の部分をさす「端(はな)」。開くを意味する「放つ」の「はな」。「葉」に接尾辞の「な」で「はな」。「早生(はやくなる)」の意味で「はな」。「春成(はるなる)」で「はな」などの説があるようです。
 もともとの字は、楡華校長先生の「華」です。美しい、華やか、彩り、装飾、栄える、名声が上がるなどの意味を持ち、「花」に比べると勢いとあでやかさやがある文字です。
 
 「花」は、主に様々な植物の花そのものを表現する言葉と使われていますが、花が開いたように美しく人を引きつける様子や勢いなどが盛んな様子、特にきわだっている様子などにも使われます。
 例えば「花が咲く」は、植物の花が開くという意味と、「土曜学校の話に花が咲く」のように話が盛り上がるという意味や、「彼の人生に花が咲く」のようにきわだつ時期を迎えているという意味があります。

「花」のつく慣用句から
 ○花も恥じらう(はなもはじらう) 美しい花さえ引け目を感じるほどの若い女性の美しさ。
 ○高嶺の花(たかねのはな) 見えてはいるのに手が届かないもの。自分のものにはできないもの。
 ○花を添える(はなをそえる) 美しいものの上にさらに美しさを加えること。
 ○花より団子だんご(はなよりだんご)美しい花をながめるより美味しい団子がいい。風流より実利を選ぶことのたとえ。
 ○番茶も出花(ばんちゃもでばな)器量のよくない娘でも年頃になれば美しくなること。
 ○花開く(はなひらく) ずっと努力してきたことが実ること。
 ○花も実もある(はなもみもある) 姿も中身もともに備わっていて素晴らしいこと。
 ○両手に花(りょうてにはな) 二つのよいものを同時に手に入れること。一人の男性に二人の女性が伴っていること。
 
  慣用句の他、熟語や故事、ことわざなども調べてみると面白いです。
「花」が昔から日常生活の中になじみ、人々がいかに「花」を愛でてきたかが伝わってきます。
 天気のよい日は、外に出てシアトルの春の花を探しに出かけるのもいいですね。
#コラム

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