僕にはたくさんの糸が付いていた 家族から、友達から、近所から、学校から 引っ張られ演じているのが なんだかぎこちないようで嫌だって 自分らしく演じてみたいと思って糸を切ってみた すると僕は自由を手に入れるどころか 寂しくて全く動けないポンコツになった
始まってもいないのに 終わってしまっている顔をしている 俺たちエレベーターの鏡を覗けば 何処へ上がっているのか、と 不完全燃焼を感じているんだから 詰まらない男だと苦笑いしてしまう 何をするために生まれてきたのさ 要するに全く楽しんでいないじゃないか人生 それで終わってもいいのかい チャンスやラッキーが向こうから来るだろう なんて呑気にしているのは時間を忘れているからだ 有限なんだよ俺たちは 笑われることを気にして何も出来ないなんて 意味ないって話なんだよ 希望、夢、愛、平和を ダサいなんて思っている場合じゃない クズグズしているとすぐに終わってしまうぜ なあ、もうわかっているんだろう俺たち 何をするための生きているか、をだよ