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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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“ # ” のついたタイトルはツイッター詩(140文字以内)

発した言葉

thread
彼にとって
それは暴力に近い
衝撃だったかもしれない

たぶん
私を酷いヤツだと
思った事だろう

でも
喧嘩してでも
言わなくてはいけない
時と場合がある

わかり合おう
なんて思わない

それぞれの
生き方があるのだから

自分を正当化などしない
彼にとって
悪になろうとも
そんなことはどうでもいい

言わずにいるのは
簡単だが
言わなくてはいけない
彼と私がいる

#詩

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#プロレス詩

thread
兄には勝てない
体力の差は大きかった

弟の僕は
4の字固めでギブアップ
カウントがスリー入って負け

カンカンカーン

ある日
悔しくて兄のことを抓った
反則技とわかっている
でも勝ちたくて

それが乳首にヒットしてしまい
痛いと兄が涙を流した

僕はブッチャーになってしまった

#詩

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詩活動

thread
そろそろ詩に関わる活動のキャパを越えそうなのかな〜

とりあえずあと三年間はこのペースで行こうじゃないか。まあ、同人誌とかもやってみたいし、手作り詩集もやってみたいし、小説も書いてみたいし、なんて思っているけど、詩人会の理事会、詩の掲示板での活動やツイッターの企画詩などをもっと充実させていこう。これらが私を成長させ、微力ながらでも詩の世界のためになると思い継続だ。

昨日は詩人会の総会。規約改正、決算報告、予算案と議決することが多く、たくさんのご意見をいただき詩人会の未来のためによい総会になったのでは。初めて総会に参加された方が「たいへん熱のある総会で、座っているだけで疲れましたよ」と、笑っておっしゃっていた。さすが今回は、ちょっと盛り上がっていたよなあ。去年は数字を読み上げるだけで終わっていたが、新しいことをやるのはやはりたいへんだ。しかし、懇親会でのビールは最高に美味しかった。今まで詩人会の未来を考え理事一同が会議し活動してきたことが報われた。ふっ。。。

#雑記

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#福神漬詩

thread
僕を見てください
僕を味わってください
どうか僕を感じてください

そうです
カレーライスのはじっこに
赤くアクセントになっている者です

なぜ僕を意識してくれないんだろう
今日が福神漬けの日なのに
#詩

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#幽霊詩

thread
たぶん
僕はまだ生きている

だけど
もしかして
この日常がこの世ではなく
あの世ってこともあるかもしれない

もし僕が幽霊だとしても
魂は何かをさせているのだから
フラフラと流れてゆく

あなたに僕が見えていますか

最近は誰も声をかけてくれない

僕は寂しい

#詩

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気温四十度オーバー

thread
バスから
しかめた顔が連なって降り
太陽は、どうだ参ったか
と、言わんばかりに燃えている

バスに乗り込む俺はひとときの憩い
エアコンの吹き出し口が
神さまに思えてしまうくらい
有難き幸せだ

ああ、このまま涼しさの中で
ずっといたい爽快感
しかしそんな時間は短いもの

液晶画面から気温の数字が飛び出す
なお溶け出して行く気力
降りるバス停が近づいてくる

ああ、暑いをこえた狂った暑さ
しかめた顔から異常な夏が
身体を蒸発させようとしていた

電車のエアコンが効いた
オアシスへの綱渡りをしながら
この夏の行き先は
秋へ繋がっていると思うしかない

#詩

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#米騒動詩

thread
米の不作な年があった
ご飯にありつけない

たまたま米屋の店頭に積んであった
値段が高騰した米を買おうとしたら

あなたうちで買ってなかったでしょ

そう言われて販売拒否された

あの言葉は忘れない

ありつけた輸入米を食べた

パサパサしたご飯を知り
怒りを鎮めようとした

#詩

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#下駄詩

thread
足を鍛えていると言って
鉄下駄を履く友だちがいた

ブランコでの靴飛ばしにも挑戦した
彼からみんなは遠く離れた

そんなに飛ばないよ

そう言った彼の頭に鉄下駄が落ちた

なあ、飛ばないだろ

彼は涙を流しながら無理に微笑む

そして

がらん、ごろん、がらん

と、彼は消えていった

#詩

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#月面着陸詩

thread
一歩踏み込んだ瞬間
僕たちにとって夢がひとつ叶った
でもひとつ夢が消えた

届かぬ夢の物語は想像を消しながら
ゴミをひとつふたつ落とし

雑草が広がるように
人間もエリアを広げようとする
生命力の根源は
絶滅を恐れているのだろうか

一歩踏み込んだ瞬間
次の繰り返しを夢みてしまう

#詩

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メンタル

thread
まだ生きている僕に
出来ることはありますか

頑張ってきた記憶もなく
達成した喜びもなく
逃げながら生きてきたのです

そんな僕ですが
出来ることはありませんか

僕を肯定してくれる環境が
変えてくれたのです

前向き考えられるようになり
頑張れるのです

まだ生きている僕に
出来ることはありますか

自分でも考えていますが
僕に出来ることはありませんか

#詩

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ー 語るな書いてくれ ー

thread
君の成功した話とか
努力した話はもういいよ

僕は君が思うほど
君のことを今は思っていない

誰かが評価した君は
僕の君ではないのだから

君の成功とか努力はいらない
指先から滲む君の詩から
感じたいんだよ純粋に

#詩

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#光化学スモッグ詩

thread
#光化学スモッグ詩


子どもの頃
夏に息を吸うと胸が痛くなった

光化学スモッグが
発生したと街に警告が流れる

工場の煙がもくもくと
規制緩く立っていたのだろう

大人になってから
突然、喘息になって苦しい思いもした
光化学スモッグとの因果関係はわからないが
何かしら身体に影響が出てもおかしくない

経済成長の頃、我々の身体の成長には疑問がある

#詩

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棚番地【文芸・詩】

thread
もし誰かがいたのなら
驚きを隠しきれず
僕は通り過ぎてしまうだろう

それは、君とは同じにはなりたくない
詩を読むことは恥ずかしいこと
けして見られてはいけない

一冊の詩集を手にする
しかし、すぐに足音が近づき
その詩集をすぐに棚へ戻し
背後にあった棚から
誰もが読みそうな小説を抜く

いつものことだ
詩を読むことは恥ずかしいことだから
誰かに見られてはいけない

足音が遠ざかれば
僕はまた一冊の詩集を手にして
読むことより
読んでいる僕が見られないように
細心の注意を払うのである

#詩

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#虹詩

thread
何があったのだろう

縁側から裸足で飛び出し
真夏のかんかん照りの下で
君の涙は風に吹かれ七色を飾る

涙の不思議は慰めも忘れさせ
僕は見惚れていた

あなたも意地悪なひとね
惚けた顔して

きりっとした視線の先には
もう色などなかった

#詩

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#ひまわり詩

thread
黄色い君は夏の友だち
手をひろげ
すこし頭を傾げ
僕に話しかけてくる

どこへ行くんだい
帰ってきたら聞かせてよ
僕の知らない夏を

うん
今日は海へ行くんだよ
君にあとで
貝がらを見せてあげるよ

楽しみだよ貝がら
どんな形で
どんな色なんだろう

じゃあ行ってきます

行ってらっしゃい

#詩

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想い出

thread
ちょっぴり寂しい気持ちになっても
静かに落ち着いてゆく

モノクロな写真を繋げた物語には
僕が曖昧な視線でいる

誰にも声を掛けられず
主人公を演じているのさ

風に吹かれ前髪が
揺れるくらいの動きを感じながら
僕が僕の田舎を見ている

#詩

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カウセリングへ

thread
どんな夏にしたいですか

と、囁く朝の生温い風は

なんだか気力のない僕に

らしさ

を、取り戻して欲しかったのでしょうか


ああ、また勝手なことを考えています

でも
問題はらしさがわからなくなったのではなく

生きようとする力が湧いてこないのです

まずは、どうにかしたい

と、いう気持ちを取り戻すため

今日は話を聞いてもらうために行ってきます


(とあるひとへ、いってらっしゃい)

#詩

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いわき七夕朗読会

thread
流された街は乱離骨灰(らりこっぱい)
崩れた建物は積み重ねられ瓦礫の山
異様な臭いに言葉をなくし

海の前で帰らぬ家族を待つことさえできない
原発事故によるさらなる悲劇

被災地の途轍もない哀しみの前で
私は震災の詩を書くことはできませんでした

それでも被災地に
寄り添うための詩は書けるのです

二〇一八年七月七日
いわき七夕朗読会
復興を願う詩人が遠方からも集まってきて
詩人の詩を朗読する声が被災地へ届けられていく

いまだ放射線量が高く帰還困難区域となる場所もあり
被災地の方々は避難され疲れきっている

周囲に驚くほどあったフレコンバッグは
今も中間貯蔵施設に休む間もなく運びこまれている

まだまだ震災の爪痕に脅かされています
関心が被災地から薄れぬよう
私たちは復興を願い表現していくのです

そして被災地からも
原発反対を訴え続ける詩人たちがいます
春も夏も秋も冬も現状と向き合い
時に厳しく、時にせつなく、時に涙ながし
優しく強く、時にはユーモアで乗り切ろう、と

日々、復興のために詩を綴り表現されている
そんな神さまみたいな詩人たちも応援したいのです

いわき七夕朗読会での願いが天に届き
いつまでも強い絆で復興のために詩を輝やかせつつ
どうかみなさまと大地がもっと元気になりますように

#詩

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止まった時間

thread
止まった時間
帰還困難区域だった処は
ひとの時間が止まっていた

海が目の先にある
骨組みを残した鉄骨アパートだろうか
草むらの中で風が抜けている

不思議と流されなかった下駄箱
住民の靴が整えられたまま入っている

壁も屋根も流されてしまっているのに靴はそこにあり
その情景は私に何を伝えようとしているのだろう

震災八年目の夏
防潮堤は新しく高くきれいな曲線を描く
防潮林は膝の上あたりまで伸びて
その奥に廃墟はあるが誰を守るというのだろう
まだ住める土地にはなっていない

哀しみがあったろうに
それを語る住民も暮らす環境もない
なのに下駄箱には靴が並べられている

時間はまだ止まっている

#詩

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暑さ本番

thread
暑さ本番
みなさん、暑さにはご注意を!

写真は草野心平文学館で、宮沢賢治の展示がありました。
#雑記

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忘れない僕

thread
宿題というわけでもなく
忘れてしまってもいいのですが
僕の時間が囁くのです

そろそろ、詩を書きますか

もし僕から詩を書くことを
抜いてしまったらどうなるのでしょう

意外と大丈夫だと思います
たぶん、何か次のことを始めるでしょう
表現したい人間なのですから

吐き出さないと
僕が僕の中でいっぱいになり
苦しくなってしまうからです

でも、なるべく吐露にならないように
サービス精神だけは忘れず
生きていこうなんて思ってます

忘れてしまってもいいのですが
忘れないのが僕なんです

#詩

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巡る

thread
目に見えない敵とは
デジタルの数値で知り距離を置く

福島の被災地を巡る

反り返った防潮堤は何処までも続く
哀しみの経験から設計されただろう形は
涙の曲線で押し返してくれるはず

まだ小さい防潮林は何処までも続く
膝くらいまで伸びた松の木は
未来がたくさん詰まっているに違いない

八年目の夏も魚を下ろせない漁港
七キロ先には現発事故の靄がかかっている
それでも復興の手は休めずに
重機はガリガリと明日のために唸っている

緑は茂り鳥は飛ぶけれど
流された家に残された下駄箱には
まだ靴がひとを待っている

復興は少しづつ進んでいるが
だけど帰れぬ帰還困難区域があり
せつなく惨さを押し付けてくる

見えない敵をつくり出したのは
人間だという原因が其処にはあった

#詩

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原発さえなければ

thread
原発さえなければ
『遺言』という被災地のドキュメンタリーDVD。福島での詩の朗読会へ行く前に妻から勧められて観る。現地の方は、「見えない敵と戦争をしている」、「原発さえなければ」と命をたつ方もいた。そして、今でも被災は続いている。悔しさがやまない。現地の声を聴きに行こう。
#雑記

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七月

thread
過去は何度も同じ場所を走り
轍は深くなるばかり

どうしても抜け出せない
自分ループを続けてしまう

梅雨明けの太陽さえも
暑さを感じることができず
汗の流れに現実は冷めてしまう
嘲笑された感覚だけが走り

許せぬ自分を忘失できれば
もう詩はいらない

#詩

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