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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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“ # ” のついたタイトルはツイッター詩(140文字以内)
毎日ある記念日がテーマになっています

thread
‪風に吹かれ‬
‪皺くちゃな弧を描き‬

‪ポチッと小さな声が‬
‪誰に響くことなく‬
‪消えてゆくのがなお寂しい‬

‪僕は何処へ行く川面の枯葉‬

‪だからどうかお願い‬
‪このままずっと‬
‪揺れる面影を浮かべたまま‬

‪流れ流れ流されて‬
‪僕は何処へ行く川面の枯葉‬

#詩

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#3分間電話詩

thread
十円玉を入れ間違い電話
すみません、といって消える十円
もう財布には十円玉が一枚
もう間違えることはできない

おう、齋藤か
ああ、ちょっと待ってて

そう言われ
これは十円ではもたない
なんだよ百円玉投入か

ああ、ごめん急用が入って

ガチャ

お釣りの出ない哀しいさを
何度味わったことだろう

#詩

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#現実の世界1と詩の世界2は言葉が違う

thread
人が倒れている時

1
大変だ人が倒れている
誰か救急車を呼んでくれないか
急いでくれ意識がなくなっている

2
人が両手をひろげ地球を抱いている
誰か牧師さんを呼んでくれないか
急いでくれ愛し合っている

#詩

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#国旗詩

thread
希望が丸く抜け落ち
あてなき今宵に流されてゆく

日出ずる国の明日を
夜に消される三日月がぽかりと待つ

テレビでは国旗を掲げて
スポーツ選手が希望を赤く染め

騒ぎ始める血を感じ
頓挫した作業に日を昇らせ始める

#詩

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線を引く

thread
もうすでに空き部屋となった
親父の仕事部屋に入る
なんだか懐かしい匂いがする

手ぬぐいを頭に巻き
中指にはパチンコ玉のようなペンダコ
窓の断面図は機密な迷路
煙草とインスタントコーヒー

ショートスリーパーだった親父は
朝五時から夜の九時まで図面を睨む
五十五年間ずっと線を引き続け
その長さは天国まで届くほどだろう

親父は戦時中にひとり疎開先へ行き
食べ盛りは芋しか口にできず
小柄な身体で喧嘩ばかりの日々だったらしい

強くなければ生きられない
そんな時代を送った親父が怒ると
子どもだった私は怖くて仕方なかった

遊んで欲しいとは一度も言えなかった
そして私は十八歳で家を出た

それから十年が経ち
実家へ帰ると公園で孫と遊ぶ親父の姿があった
このひとが私の親父なのだろうかと
そう思える光景だった
仕事の合間に子どもと遊ぶひとではなかった

その当時の親父は家族のために
仕事一本の鬼となり必死だったのだろう
私も親になりその執着を理解しようとした

否定から肯定し始める親父の姿が公園にあった

そして親父が他界し五年が経った
二十三歳になる息子が私に言う

爺ちゃんから最後に貰った一万円札が
使えなくてまだ財布に入っているよ

私はタバコの煙で黄ばんだ
仕事部屋の壁を見つめながら
顔を綻ばせて親父へありがとうと言った

#詩

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僕が吹いています

thread
車窓から
風はちっとも見えません

僕が揺れているだけです

いつもの景色を
いつもと違ってしっかり
感じていたいのです

鬼ごっこで逃げ切り
今はほっとしているところです

揺れる時間は僕を帰して

ただいま僕

#詩

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#ゴールドラッシュ詩

thread
庭を掘っていたら
タイムカプセルが出てきた

ぼくは大きくなったら
しをかいて生きていきたい

何を考えているのか

現実を見なさい

と言われても
詩を書き続けるタフさは掘り当てた

私のゴールドラッシュ(突進)
人生で曲げれないモノをひとつ手にして
言葉を掘りまくるのさ

#詩

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閑散な夢

thread
新宿駅のホームで電車を待っている
周りを見渡しても
顔がわからないくらい遠くに
ひとが数名いるだけ

あのストレスがぶつかる
ひとの群れはどこへ行ったんだ

この閑散とした音のない世界に口を開け
廃れてしまった日本を
懐かしい気持ちで受け入れようとしている

一向に電車は来ない
しかもどこへ行こうとしているのかも
自分が分かっていない
不思議な吹かない風を感じている

この先をどうすればいいか
考えることを考えているのにも疲れ
退屈な気分は終わりを告げようとした

朝日が目をくすぐっていた

#詩

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#玉の輿詩

thread
彼女は玉の輿よね

ひとは比べるの好きだよね

経済力がないなら
ないなりに楽しめばいい

そんなに生きていくことは
甘くないというひとがいるけれど

ほら古今亭志ん生が言っていた

貧乏はするもんじゃなく
味わうもんだ

それなあ〜

#詩

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サンデーモーニング

thread
サンデーモーニング


さしのべた長い朝日に
窓を開けると
冷たい空気が心地よい

こんな一月の空に僕の身体は
のぼって行くように軽くなって
猫もひょいとベランダの手すりに

そしてカシャとハイポーズ

青い空の開放感
温かな朝日のハグを感じながら
詩なんて書いている

ああ俺は今朝も幸せ野郎だ

#詩

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詩作品の推敲

thread
詩作品の推敲にて、言葉の使い方を修正する作業がなかなか難しい。何が難しいか、というとまず一字一字と文字をきちんと見ること。これがなかなか普段はしないことで、文字を読むのにだいたいのイメージで流し見をしているからだ。

一文で助詞がダブり異なる主語が複数あったり、「てにをは」がおかしくなっていないか、「の」「と」が多くて諄くなっていないか、語尾の文字がマンネリしてリズムが悪くないか、などなど全体の構成からも見ていかなければならない。

それに誤字、勘違い文字。ずっと意味を勘違いして使ってきた言葉も意外とあって、そんな致命傷に気が付かないこともある。もしかして、という感覚を持って辞書で言葉を調べるという初心は忘れてはいけない。

そして、できれば誰かに読んでもらい、チェックが入ればそれに越したことはない。自分の作品には甘くなってしまうから、他者の目があれば力強い。

作品を発表したのちに直しきれていない文字を見つけても、しまったと思わず、あれだけ推敲してのことだからしょうがない、と受け入れるくらい作業をしていることが重要である。誰でも間違い、勘違い、矛盾はあり完璧ではないのだから。
悔やまず受け入れられるくらい推敲をする。

#詩

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#月詩

thread
お月さん
そんなにでかい顔して

ほっぺが紅くて
一杯やっているのかい

じゃあ俺も今宵は付き合うよ

どうだい最近はお月さん

えっ
地球の色が気になるって
昔はきれいな色だったって

なんだか酔いのさめる話だね……

おーい
お月さん
もうそんな高いところで
小さくなって寝ているんかい

#詩

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木村孝夫さんの詩が国境を越えて

thread
ネット詩誌 MY DEAR の... ネット詩誌 MY DEAR の記事より(添付)
大先輩でたいへんお世話になっている木村さんの詩が
海外のチャリティーコンサートで朗読されることになりました。
ずっと震災の詩を書き続け
被災後の現地を案内されるボランティアなどされ
メッセージを送り続けている素晴らしいかたです。
英語で拝読されるようですが、とても楽しみだな。
#詩

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#手洗い

thread
僕は詩に手を染め
足を洗えなくなり
手だけを洗うようになった

いや待てよ
詩は悪ではないのだから
そんな言い方は変だな

でも中毒性があるのは
間違いなさそうだ

授業中に詩を書き
気がつくとチャイムがなって
手洗いだけを済ませ
続きを綴った

#詩

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グラスが落ちた

thread
痛みが遠隔の身体を抜け
握り込んだ拳では散らばりに
さし伸べることも出来ない

環境に従う水の意志は
自由だと錯覚して逃げて行く

迫る有限の埋め尽くせぬ
近づけば遠ざける瞬間への
最後の反骨を見た

#詩

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#スキー詩

thread
ナイタースキーのリフトが止まる
隣には知らぬ女性
綺麗な女神に微笑む俺

くだらない話に付き合ってくれ
楽しいひと時を過ごす幸せ感じ

しかし
ト、トイレが近くなって
リフトが動き出すと
じゃあ、とトイレに走る

そして、ゲレンデに戻ると……

どうやら彼氏がいたようだ

だよね〜

#詩

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おとなのことば

thread
ぼくが歩くと
「むねをはりなさい」
おとなにいわれた

空を見て歩くと
「地を見て歩きなさい」
おとなにいわれた

下を見て歩くと
「まえを見て歩きなさい」
おとなにいわれた

ないて歩くと
「なくんじゃない」
おとなにいわれた

おとなはだれも
「どうしたんだい」
と聞いてくれない


(再掲、ちょっと推敲)
#詩

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#ケーキ詩

thread
喫茶店でケーキセットを頼んだ
ケーキが食べ終わる頃に
ビニールの小さな破片が入っていた

あの〜
これが入ってました
替えは要らないので大丈夫ですよ
お知らせしただけ

たいへん失礼しました
とコーヒーのお代も取らなかった

なんだろう
この申し訳ないケーキの後味は……

#詩

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#詩人の本懐 「審判」

thread
アウトっ

嘘だろピッチャーの手から
ボールが離れてから走塁したぜ

町内のソフトボール
守備の選手は俺に微笑みを見せた

ここで審判は絶対だ

ひとが間違えることも
自分が間違えることもある
しかし真実を閉じ込めてはいけない

おいっ
どこに目をつけているんだよ

退場っ

#詩

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#御用始め詩

thread
駅へ向かう
重たくなった身体に
容赦のない冷たい洗礼を浴び
現実に包まれ

日がまだ昇らぬどんよりの中
電車に揺られては
何か希望を探している

年末に作った仕事用のスケジュール帳
カバンに入っていることを想い出し
去年の準備に今年の日が昇った

#詩

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現代詩2019

thread
難解な詩があって。私には解らない詩があって。何処かの誰かには解っている詩があって。いろんな詩人の考えがあって。それは自由であって。満足している詩人たちがいて、満足できない私がいて。小さな世界で盛り上がっている詩があって。ちっとも解らないと見向きもされない詩もあって。詩がどんどん我儘に思えてしまう私がいて。でも、それはやはり詩人の表現の自由であって。詩人個人がいて。読者個人がいて。言葉が限定されたひとだけに伝わって。芸術は多くの人が共感できる世界であって。難解な詩は伝える奉仕の心がなくなって。詩がもっと身近になったら豊かだろうと思って。では、お前はどうなんだよ、という私もいて。

#詩

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詩作

thread
頑張ろうと思った瞬間
楽しみが苦痛に変わってしまう
進む方向ではない
表現しきれない努力

入り込む集中力からの
エネルギーが必要なのだろう
自分と言葉に向き合い
吐き出し切った完成を味わう

もちろん納得の一作は
都会で流れ星を見るほどの出来事
しかし過程が輝くほどの充実に
向かう方向を導く

まだ自分を裏切れていない
根底にある安心が書かせてくれる

#詩

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一月二日一時間前の歌

thread
「まだ一月一日が一時間残っていて
僕は悲しみに浸る歌を聴く
負の癒しがとっても大事なんだ
この気持ちはわかってもらえないが
ミスだなんて思わないんだ
センチメンタルとも違うんだ
どちらかと言えばチャーミングな感じ」

涙の流れる歓びがちょっぴり辛くって
子どもでもなく大人でもなく
共通しているところはヒューマン
右から左から右から左から
雨が横に降って聴える冬の春が来て
僕は誰かとコミュニケーションしている
ほらほら君の霞んだ顔が飛んでいるよ

スネアをカラスが突きながら
ビューティフルデーとハモっているから
お願いお願いお願いと思い
何をお願いしているかも忘れてしまい
僕は泣きながら笑っているんだから
この一時間を深く広くあどけなく楽しんでいる
クククッンクククッンと君も歓んで泣いて

理屈を説明しているキーボードが
カッチュリンコカッチュリンコと踊って
愛だの恋だのが滑り台を滑り込み
僕の脳みそに君の嫌いな好きな言葉が
それだけはお止めなさいと貯まりながら
僕は悲しみ浸る歌を聴き
目ん玉は自転しながら公転している幸せ

すぐに跨ぐ筈の時間が余る事態にギューと叫んで……

#詩

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