月曜の通勤時間だというのに 朝から詩なんか書いて 涙を流しているんだから 今週、大丈夫か自分 ああ、かっこ悪いから 指で拭ってみると そんなにきれいな涙ではなく だんだん哀しさに冷め 今度は微笑んでいるんだから 今週、大丈夫か自分 たぶん大丈夫 きっと大丈夫さ 今まで根拠のない自信に 助けられて生きてきた訳だし このスタイルは変えられない もしかしたら これが自分の強さなのかも そう思い込める馬鹿さを ずっと、ずっと、そのままで
余命も知らず 君が逝ってしまったことを どうしてなんだよ と、今でも言いたい 私がただ自分の気持ちばかり 考えているからだろう けれど、どうしても 君の優しさは友として 納得できていない そして、君にとって私が友でないという 馬鹿なことを考えたりする おい、なんとか言ってくれよ
自分が可愛いという体裁の言葉を あなたから投げ掛けられた気がして それをどうやって優しさだと思い込み 聞けば良いのだろうか 本音を全て向けられて あなたとの社会が壊れてしまう方が もしかしたらスッキリと生きられるかもしれない しかしそれほど自分が強くもないのだから 切れるわけもなく変わることもなく 羽織っているのは薄っぺらな衣の重ね着 そしてあなたも同じ格好で立っている