Jun
2,
2021
目的を先に考えよう!「日本人のための日本語『会話』入門」
今日は、投稿した書籍の写真にあるように「英語」の話?
ではなく、日本語の「会話」の話です。
この書籍にある、
「結論を先に言う練習帳」というフレーズでふと思い立ちました。
語彙力や文法力に乏しい英語なら、
「結論を最初に言いましょう!」
を習慣化させようとすることは、努力次第で出来そうな気がします。
なぜなら、英語は外国語だから!
しかし日本語の場合、我々は日本語のネイティブ・スピーカーであることから
今まさに始めようとしている会話の「目的」を、明確にせずに言葉を始めてしまっている気がします。
会話の目的?
そうなんです!何気なく会話を始めてしまうことで、自分と相手と論点がかみあわなかったり、思い違いから喧嘩になってしまうことが多い気がします。
会話の目的には色々様々あって、
- 自分の持っている情報を相手に伝えたいのか?
- 相手を説得したいのか?
- 自分の想いを理解して欲しいのか?
- 新しい考えや解決策を提示して欲しいのか?
そしてまた、その「会話の目的」を相手に分かりやすく伝えてあげると、更に良いので?と思います。
プロコーチとして、相手の方の話を聞くことは職業柄多いのですが、
「この話をする意図はなんだろうか?」
と感じさせる話に出くわすことがあります。しばらく聞き続けても、私の意見を求めているのか、単に共感・同調して欲しいのか? はたまた自分の想いを単に口から吐き出したいのか?
「こんな方法をやってみたら、いいんじゃない?」
こちらが良かれと思って提示した「解決策」に対して、
「そんなことを、あなたには頼んでない!」
これまで何十回となく、こう叱られた残念な経験があります。
正直申し上げて、なかなか話し手の意図というものは、こちらには掴みきれないもの。
「こんなアイディアがあるんだけど、どう感じるか教えてもらえる?」とか、
「こういうトラブルに遭遇しているんだが、どうしたら良いんだろうか?」とか、
「とにかく今、むしゃくしゃしているので、吐き出したい。このまま言わせて!」など。
このような前置きを短くても良いので、最初に告げてくれれば、その後で無用の誤解や行き違いは避けられるように感じます。
いかがでしょうか?
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
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