井上礼之著「人を知り、心を動かす」を読んで

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

私は社長・経営者や管理職を対象としたプロのコーチ、エグゼクティブコーチをしております。

仕事柄、多くの社長・経営層の方々や事業を営んでいる方とお話をする機会が多く、色々な場面で「リーダーシップとは何か?」という問いが頭に浮かびます。

そんな折り、井上礼之氏の著書を読む機会がありました。

そこで今日は、この著書の中で私自身が「なるほど!」「そうだな!」と共感した部分を、いくつか抜粋してお伝えします。

なお、著者の井上礼之氏はダイキン工業(株)取締役会長です。

1.リーダーに求められる役割

(1)成果を出し続ける

(2)人を通じて実現する

- 「掲げた目標を必ず達成するという強い意志」が必要。

- そして、それを「人を通じて成す」

- いくら人格者であっても、結果が伴わなければ良いリーダーとは言えない

- 良いリーダーとは「人を動かせる」人。そのために必要なことは、

「正面の理(理屈)、側面の情(ぬくもり)、背面の恐怖(厳しさ)」
(中坊公平氏の言葉)


2.リーダーはメンバー一人ひとりに関心を持ち、深く知ろうとすること

- そのための「対話」

- 人の成長の可能性を信じる


3.周りの人たちへの視点

-「前向きスイッチ」を押すきっかけを作るのがリーダー

-「困ったことはないか?」で本音は引き出せない。そしてあまりロジカルではいけない。雑談が良い。

- 部下の話をきちんと聴く。話す分量は部下が9,リーダーが1。


4.リーダーの在り方

- 先が見えない時こそリーダーが一歩踏み出す勇気を示し、安心感を与えること

- 成果を出し続けるチームには緊張感の中にぬくもりがある

- 目標を掲げるだけではなくリーダーは「夢」を語り続けることが大切

- 部下の多様性も認めつつも、共通の価値観・考え方を見出すこと


ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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