起業家向け「市場との対話」をどう進めるか?

「対話」とは相手と何度もやり取りすること!
こんにちは!「ステップ・バイ・ステップ」です。

昨日、起業に必要なのは「市場との対話」とお伝えしました。

対話?
市場と?

そうですよね、こう言われてもピンと来ないですよね!

そこで今日はもう少しかいつまんで、市場との「対話サイクル」について、ご説明をしようと思います。

起業される方は、ご自分として「こういう製品を創りたい!」「こんなサービスを提供したい!」という強い想いをお持ちです。だから起業しよう、ビジネスを始めようと思い立つわけです。

製品やサービスが決まったら、次はそれらを「誰に」販売・提供するのか?を検討する。いわゆる

「顧客は誰か?」

これも恐らく、製品やサービスを考えている時に、同時に頭に思い浮かべているかも知れません。

そして最後に検討するのは、「どのようにお客様に届けるか?」を決めます。

製品なら物理的にどう提供するのか、小売店経由なのか、直接お客様に届けるのか?
今ならネット販売という形態も感がられます。
目に見えないサービスなのであればオンラインで提供するという方法も採用できる可能性もあります。

これで、次の3つが決まりました。
①何を(提供物)
②誰に(顧客)
③どのように(提供方法)

まずはこの①から③までのサイクルを一度回します。このサイクルを私は、

市場との「対話サイクル」と呼んでいます。

なぜ「サイクルなのか?」

なぜなら、この①から③のサイクルを何度も回す、からなのです。

起業家として提供したいという強い想いは理解できます。しかし、それが想定した顧客から受け入れられるかは分からない。分からないから試してみる。これが1回目の「サイクル」です。

「提供する側(企業側)と購入する側(顧客・市場)とのマッチング」
と昨日のブログでお伝えしました。

このマッチングを①から③までの「市場との対話サイクル」を回しながら図っていくのです。

少しイメージが沸きましたでしょうか?

私も実際、この対話サイクルを起業してから何度なく回してきています。そして、今後もこのサイクルを、ずっと回し続けていくことになると思っています。なぜなら、

顧客や市場は常に変化している。それに追随していて、こちらから提供するものを変えて行くこと。これがビジネスだと感じているからです。

いかがでしょうか?

ではまた明日!
by ステップ・バイ・ステップ

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起業に必要なのは「市場との対話」

事業戦略構築に行き詰まったら、この論文をぜひ!思わず唸ってしまう内容です。
こんにちは!「ステップ・バイ・ステップ」です。

私がサラリーマンを定年前に退職して、独立・起業した経験があるからなのか、起業志望の方々からご相談を受けることがあります。相談内容は様々ですが、やはり最も多いのは

「事業戦略」

に関するテーマです。

相談される方々のお悩みは、すごーくよく分かります。なぜなら私も起業時は悩みましたし、今でも常に、悩み続けています(笑)

つまり正解は無い、ということなのです。

それは大企業でも中小企業でも、ベンチャーでも同じです。

ですので、起業志望の方に私がお伝え出来ることは次の二つです。

1.事業戦略構築の基本的な考え方
2.試行錯誤の方法

絶対正解は無いものの、基本的な考え方、つまり「型」はあります。柔道や野球などのスポーツや華道・茶道などいわゆる「○○道」というものには、必ず「型」がある。この基本型を学ぶ。

一方、事業やマーケティングは究極のところ、やってみないと上手く行くか分からない。いかに論理的・科学的に考えて準備しても、相手が人間という所詮、非論理的な動物。

従って、先ずはやってみて、想定通りに進まなかったらやり方を変えてみる。この「柔軟性」がとても重要です。

起業家の方々は事業への思い入れがとても強いので

「こういう製品を創りたい! こんなサービスを提供したい!」

しかし、この製品やサービスを購入してくれるお客様が存在して初めて事業が成り立つ。従って提供する側(企業側)と購入する側(顧客・市場)とのマッチングをいかに図って行くか? つまり、

「市場との対話」

が重要だと私は考えています。

実は、これは「言うが易し、行うが難し」なのです。

事業戦略の構築に行き詰ったときに、原点に戻って考えるのに最適なのがこの論文です。50年以上前のものにも拘らず、内容にいつも「はっ!」とさせられます。

ではまた明日!
by ステップ・バイ・ステップ

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