Jun
21,
2021
「親業」と「社長業」のどちらが難しいのか?
今朝ほど、家庭内で少しコンフリクトがありました。我々、親と、子供との間で、です。
親と子供の関係というのは、色々な意味で「難しい」と感じますね。
それは恐らく、お互いの関係性が近い、近すぎるから。
そして、お互いの想いのすれ違いが色濃く出やすい。また子供の成長度合いによっても、コンフリクトが起きます。
「親業」
親というのも一つの「職業」だと、私は考えています。何故なら
- 仕事と同様に、非常に重要な任務で、かつ、
- 熟達したり、上達するのに多くの経験とスキル、が必要だから。
そこで今日のタイトル、
「親業と社長業とではどちらが難しいのか?」
なのです。
もちろん、両方とも簡単なものではなく、同じ土俵で比べるものでは無いですね。
しかし、何か相通ずる部分と明らかに異なる部分があるように感じています。
まず共通する点としては、
両方ともその人(親、及び、社長)の価値観や行動様式が、その家庭・会社のルールになること。
一方、大きく異なるのは、当たり前ですが、親子は関係性が近すぎること。それによって感情的な面が前面に出やすいこと。
感情面が出やすいことは、問題を複雑にしてしまうリスクがありますね。この感情面としては、親ととしては「こんなに色々心配してあげたり、手伝ってあげているのに」という提供者の目線。一方、「子供は親を選べない」という事実。
また別の観点ですが、
製品や会社の「ライフサイクル」という発想があるように、子供が大きくなる過程での
「成長ライフサイクル」
という発想も必要だと感じます。
子供が小学生の場合と、大学生の場合では自ずと対応方法が異なるはず。
しかし、親としてはここが意外に難しかったりする。
親の一人として気を付けなければ!
「親業」を教えてくれる学校があったら、ぜひ入学したいです。
今さら遅い!
とも思いますが、まだまだ親としての任期?は残っているので「学ぶのに遅すぎることはない」
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
Jun
21,
2021
「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第三回)
昨日に引き続き、エドモンドソン教授の著書「恐れのない組織」に関してです。
今日は、読み進めるのを少し休めて、ここまで読んでみて、何をすれば組織やチームにおいて「心理的安全性」が実現できそうか?を私なりに検討してみたいと思います。
今後、教授の本を読み進めて行くと、何らかのアイディアや提案は記されているものと期待しています。従って私の検討内容は的外れと判明するかも知れません。
しかし、自分の仮説を立てた上で今後、読み進めていくのも良いかと考えました。
まず、著書の中にも記述があったかと思いますが、
「リーダーの役割」
は先ずは、重要と考えられます。
「心理的安全性」は環境。環境作りに大きく影響を及ぼすのは、やはり「リーダー」の存在。
一方、リーダーだけが頑張れば、環境が整備され、それが持続されるのか?
やはり、リーダーを支える
「チームメンバーの役割」
も、同様に重要ですね!
では、リーダーの役割の焦点を当ててみましょう。
「心理的安全性」が確保されている職場では「失敗やミスについて話せる」「気兼ねなく、率直に意見を述べることができる」とあります。従って、リーダー自身がこれらを体現することは当たり前。また、これらからメンバーが逸脱したら注意する。
一方、言うのは簡単だが、実践が難しいのが
「建設的な反対意見」
を述べ合うこと。ついつい批判のための批判を口に出してしまいがち。
そして私がここで大事だと感じるのは
「建設的」かどうかの判断基準を決める、こと。
私が考える判断基準は
- チーム全体のゴールの達成に役立つのか?
- チーム全体が大事にする「価値観」に則っているか?
でしょうか?
ということは「心理的安全性」の環境作りの前に、リーダーとしては以下のことを確認しておくことが必要だ、とも考えられます。
(1)チーム全体のゴールを決めて、チームメンバーからの合意・腹落ち感を得る
(2)チーム全体で共有する価値観を確認する。ここで言う「価値観」とは、考え方や行動様式も含む。
それでは、今度は「チームメンバー」の役割は何でしょうか?
この部分は、思い当たる点が幾つかあるので、感覚的な視点も含めて現時点では、列挙するの留めておきます。読み進めて行くうちに、何か発見があるかもです。
チームメンバーの役割
(1)価値観に沿った言動・行動
(2)チームメンバー同士の「横の関係」の構築
(3)ゴール達成の意義理解と自己成長との整合、関連性の理解
(4)チームに貢献するマインドと批判的な視点
今日のところはこれくらいにしておきます。
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
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