なぜか最近「落とし物」を見つけることが多くなりました!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は少し気分を変えて、日常生活における変化を綴ってみます。

と言うのも、なぜか最近「落とし物」を見つけることが多くなっているんです!

「何か落ちていないかな?」

と、下ばっかり見て歩いているんだろう?

口の悪い友人なら、こう突っ込むでしょうね。しかし断じてそんなことは無いです。


1.新品スマホの巻

先日、妻と散歩に出かけた時のこと。

散歩と言っても自宅付近ではありません。わざわざ電車に乗って都会まで出向き、ある駅からお勧めのコースを散策する、いわゆる「都会再発見ウオーキング」!

当然訪れる場所は妻も私も全く不案内。地図を片手にあっちでもない、こっちでもない、と田舎者の「お上りさん」の様相。

「あれ、スマホじゃないか?」

手に取って見てみると、新品の様子。スマホカバーがまだまだピカピカ。色合いから女性が落としたと想像される。

「どうしたら、いいんだろう?」

と妻に相談すると、

「警察に届けるのが良いんじゃない?」

なるほど、そうか!

ということで、ここまで来た順路を戻って駅前の交番へ。

色々と手続きを済ませた後で、興味本位で訊いてみた。

「お巡りさん、落とし物のスマホはどうやって持ち主を探すのですか?
このスマホから電話を掛けるのですか?でも一体、誰に電話を掛けるの?」

私のバカげた自問自答に対して、若いお巡りさんは単刀直入に

「中のSIMカードを抜き取って、個人の情報を特定します。そして携帯会社へコンタクトして持ち主へ連絡を取ってもらいます。」

立て板に水の説明で、納得。

今どきですね、SIMカード、ですって! 年寄りの私には思いもよらないソリューションでした!


2.ICカード乗車券「Suica」の巻

まさに先程、台風到来の直前で久しぶりに太陽が顔を出した!ということで、またまた妻と散歩へ出かけた。

今度は近くの都立公園。自宅から歩いていける場所なので、見知った住宅街を何の気なしに、ダラダラと歩いて行くと、

「あれ、定期入れじゃないか?」

道路の脇に、ちょこんとと落ちているICカード乗車券、通称Suica。

「あなた、また落とし物を見つけたの?」

妻は、半ばあきれ顔で私を見る。もちろん私の責任じゃない。

「どうしようか?」

と私は、定期入れの中を確認しようと思ったのだが、妻は顔をしかめて

「他人様の定期入れの中を見るのは.....」

ということで、道路の脇に「きちんと」置くことにした。

もし持ち主が探しに現れたら、必ず見つけられるように、道路わきのブロック塀に立てかけるように置いたのだ。

「今度は、警察には届けなくていいかな?」

妻は何事も無かったように公園に向かって、既にすたすたと歩き始めていて、私の問いかけは聞こえていない。

今ごろ、あのSuicaはどうなっているのだろうか?

実は、気になっている自分がここにいる。後でその定期入れを見つけた場所に確認に行ってみようと思う。

何を目にするのか?

そして、次はどんな「落とし物」を見つけるのか?

変わり映えのない日常に彩り?を感じている今日この頃です。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day8)「小さなサイクルを回し続ける」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めながら、私がキーポイントと感じる部分を、簡単に纏めて行きます。

今日のテーマは

「小さなサイクルを回し続ける」


章立て
1.小さなサイクルを回し続ける
2.体感する変化
3.職場の行動を支えるもの
4.成功を阻む3つの罠


1.小さなサイクルを回し続ける

(1)「マネハプ」を始めて数回経つと、早い人は職場での行動が変化して、その手応えを感じるようになる。

(2)「内省」そして仲間との「対話」を通じて気付いた自分の姿や、仲間から促される行動などを職場で実行へ移してみることで、見えることがある。

(3)この内省と対話という小さなサイクルを、何度も回すことに秘訣がある。


2.体感する変化

マネハプを継続することで感じられる変化としては、以下のようなものが挙げられる。

(1)「部下の方から意見を言ってくれるようになった」

(2)「他部門の言い分は間違っていると思っていたが、行き違いは組織内に壁があることが原因と分かった」

(3)「他部門の若手社員から相談されたりするようになった」


3.職場の行動を支えるもの

(1)「マネハプ」は、行動変容の気付きを得るだけではなく、職場での行動を支える力も持っている。それは「ピア・サポート」と「ピア・プレッシャー」(ピアとは同僚・同輩・仲間の意)。

(2)ピア・サポートは、悩んでいる自分を認めてもらうことで、精神的な安定を手に入れる、ということ。自分だけが苦しんでいるのではない、と知れることは非常に心強いこと。

(3)ピア・プレッシャーは、周りの同僚が、自分より先に進んでいることを肌身に感じて負けてはいけないという、ある種のライバル心が起こる。これが次の行動を取らせる良い意味でのドライブになる。


4.成功を阻む3つの罠

「マネハプ」は必ず成功する魔法ではない。気を付けて実践しないと上記の効果が得られないこともある。陥りやすい罠、パターンが3つある。

(1)ガス抜き型

①単に「不満のはけ口」の場となってしまっているパターン。話し手と聴き手、双方にその原因がある。

②話し手は「内省的」になること。事実をきちんと見据えて、静かに自分と向き合うことが重要。

③聴き手は「共感すれども迎合せず」で同調姿勢を戒める心掛けが重要。気持ちは寄り添いつつも、頭はどこかクールに、話し手の語る事実を踏まえて、その対応に関して常に可能性を探るマインドを持つ。

(2)噂話型

①「マネハプ」は断じて情報交換の場ではない。

②語る内容に関しては「守秘義務」遵守のルールを設けるのも一法。

③または、登場人物の個人名を伏せる、もしくは匿名にする。

④マネハプの中心となるのは話し手自身であって、登場人物ではない。従って登場人物に関する質問を早々に切り上げ、話し手自身へ焦点を当てるようにする。

(3)ハウツー型

①「マネハプ」は、問題解決の場ではない。話し手が抱える問題を解決させようとしてはいけない。

②マネハプの目的は、話し手が気付きを得て、自分で行動を変えていくこと。

③従って、聴き手は解決のヒントになる色々な視点を提示したり、問いかけることに集中する。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day7)「対話を続けると何が起こるのか?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き、

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めながら、私がキーポイントと感じる部分を選んで、簡単に纏めて書き連ねて参ります。

今日のテーマは

対話を続けると何が起こるのか?

これまで読み進めてきた「マネハプ」。
その趣旨や実践のための環境創り、注意点などを記述してきました。

では、これを続けると最初に何が起こるのか?今日はそこに焦点を当てて行きます。

章立て
1.聴き手からの「質問」のこつ
2.最初に起こる反応


1.聴き手からの「質問」のこつ

昨日は話し手が対話の場で、何をどう語るのか?について触れました。
今日は、話し手の話を聴いている「聴き手」の質問のこつを挙げます。

(1)質問は意識しないと「自分の」関心事を訊いてしまいがち。

(2)話し手の「内省」を促すことが目的なので、「ヒト」に関わる質問を心がけると効果的。
話し手や話し手の語りに登場する部下たちに焦点が当たるので、話し手の内省を促しやすい。

例えば
「○○さんはどう感じたのですか?」
「部下は○○さんの指示をどう思ったのだろうか?」

(3)話し手の語った事実について、確認をするための質問は良い。

(4)聴き手からの質問が適切でなくとも、周りの人たちは否定したり、批判したりしないこと。
安心安全な場とは、話し手だけではなく、質問者にもそうでありたい。


2.最初に起こる反応

(1)「こういう場が今まで無かったが、自分には必要!」という期待感。

①安心安全の場で自分を振り返ることが出来て、それが自分の職場で遭遇する事柄への対応策を検討する機会となる。

②同じ職位の管理職の行動様式や考え方を理解・体得することによって、自分の思考や判断基準の「引き出し」が増える。

③職場で遭遇する課題について、仲間に相談がしやすくなる。


(2)「みんな同じような悩みを持っていることに驚いた!」という発見。

①日頃、コミュニケーションをする機会が余り無く、重要なことが共有されていない、という事実の現れ。

②同じ悩みを共有すると、お互いに人としての理解が深まり、敵対しているような部門間などの関係も分かり合えるようになる。

③部門を越え、会社全体の方向性や目標に向かっていこうとする「一体感」の醸成にも繋がる。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day6)「対話の場をどう創っていくか?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めながら、キーポイントと感じる部分を少しずつ記述して参ります。

今日のテーマは

「対話の場をどう創っていくか?」

これまでは「マネハプ」に関して若干、概念的な話に焦点を当ててきました。今日からは、

具体的にどう始めていくか? そして続けて行くか?

という点に焦点を当てながら進めて行きます。

章立て
1.誰と「マネハプ」対話をするのか?
2.どんな風に仲間を集めるか?
3.話し手の注意点


1.誰と「マネハプ」対話をするのか?

(1)対話の場が成功するには、参加者がお互いの悩みを共有すること。そして、その場が安心安全な場で、何でも言い合えるフラットな関係を創ること。

(2)そのためには、管理職であれば同じ職位・階層の人、例えば課長さんなら、課長さん同士が望ましい。

(3)同じ職位・階層の人で、異なる部門の人たちが集まると、多様な見方を促進することが可能となる。

(4)もし異なる職位の人たちで実施する場合は、上位職の人は注意が必要。飽くまで参加者同士は「フラットな」関係が前提なので、上から目線な発言・態度は望ましくない。


2.どんな風に仲間を集めるか?

(1)あまり理屈を事前に説明は避けて、「やってみよう」「やれば分かるから」という感じで始める。なぜなら言葉だけで直ぐには分かってもらえない。体感してもらうことが早道。

(2)最初に話す人は重要。お手本やモデルになる可能性がある。

(3)基本的なマナーではあるが、上司には事前に「有志で勉強会を始めたい」と伝えて、きちんと承認は取って置く。


3.話し手の注意点
「マネハプ」で何に気を付けて語るのか?

(1)場面を特定した上で、内省する

①一週間を振り返って、特定の場面を設定する。

②その場面について、「書く→話す→問いに答える」というフェーズで進める。

③内容は出来るだけ、具体的にリアリティを持って記述し、語る。


(2)事実と感情を分ける

①語る際には「事実」と「感情」を分けて話をする。

②事実は、起きたことを淡々と。それに対して「私は○○と思った・感じた」と主語を明確にして感情を吐露する。

③なぜなら、事実に対して、他の人は自分と異なる感情や解釈を持つ可能性があり、それを認識することが重要だからである。


(3)今、振り返って思うことを語る

①今思い起こしても同じ感情を抱くかも知れないし、異なる感情や想いが浮かんでくるかも知れない。

もし異なる感情や想いが浮かんだら、これまでとは異なった行動の選択が可能になる可能性が高まる。

②そして、その時点に戻ってやり直すならば、今度はどんな行動を取るのか?

この発想を繰り返し、慣れて行くことで、同じような場面に出くわした時に、より適切な行動を選択できる思考の鍛練に繋がるはずである。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。


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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day5)「聴き手からの働きかけ」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続き今日も

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めながら、私がキーポイントと感じる部分を採り上げて、記述して参ります。


今日のテーマは

「聴き手からの働きかけ」

昨日は「誰かに話す気付きが生まれる」の中で、聴き手の役割について少し触れました。

今日はもう少し「聴き手」に焦点を当てて行きます。

章立て
1.聴き手は「フィードバック」を心がける
2.話し手の内省を促す聴き手とは?
3.聴き手が使う3つの質問タイプ


1.聴き手は「フィードバック」を心がける

(1)対話やコミュニケーションで注目されるのは「質問スキル」ではある。

しかし、どう問いかけたら良いかを考える前に、聴き手は、まずは話し手の話をしっかりと受け止めた上で、「感じたことを素直に伝える」ことが大切。これが「フィードバック」である。

(2)フィードバックは、他の人に鏡になってもらって、自分がどのようにその人に映っているのかを教えてもらうこと。

(3)その後で問いかけに移っていくのが良い。


2.話し手の内省を促す聴き手とは?

(1)マネージャーは問題解決や成果の確認に焦点を当てた質問をしがちである。

(2)しかし「マネハプ」は成果を求めるのではなく、自分の行動を「内省」することが目的なので、質問の焦点が異なり、工夫が必要。

(3)例えば聴き手からは、以下のような問いかけが有効である。

①「その時、どんな風に感じましたか?」

②「具体的に、どう対応したのですか?」

③「どうして、そういう対処をすることにしたのですか?」

④「自分だったら、こう対応したかな?」


3.聴き手が使う3つの質問タイプ

(1)クローズドクエスチョンとオープンクエスチョン

①イエス・ノーで答えられる質問がクローズドクエスチョン、イエス・ノーではなく自由に答えられるのがオープンクエスチョン。

②オープンクエスチョンは、自由に答えられるので、話し手の考え・意図を幅広く説明してもらったり、深く理解したい時に使う。

③クローズドクエスチョンは、確認したり、選択を迫る場面で使う。


(2)チャンクアップとチャンクダウン

①抽象度を上げて全体感や大きな視点から問いかけるのがチャックアップ、現場感や具体的な答えを求めるのがチャンクダウン。

②チャンクアップの質問は例えば「その業務の目的は何ですか?」「そもそも始めたきっかけは何ですか?」

③チャンクダウンの質問は例えば「具体的にはどんなことが起きたのですか?「明日から取り組むとしたら、どんなことですか?」


(3)過去質問と未来質問

①時制の観点で、過去を振り返る過去質問、未来に目を向ける未来質問。

②単純な過去質問は例えば「何が起きたのですか?」だが、過去を見つつ、未来も考えてもらう質問も有効。例えば「どんな職場にしたいと思っていますか?」

③話し手が意識していない時制に目を向けてもらうことで、気付きが生まれる可能性が高くなる。例えば「同じことを再現するには、どうしたら良いでしょうか?」


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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day4)「誰かに話すと気付きが生まれる」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

先日に引き続き今日も

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めて参ります。


今日のテーマは

「誰かに話すと気付きが生まれる」


章立て
1.誰かに話すことで得られること
2.話が出来る環境作りをする
3.聴き手の役割


1.誰かに話すことで得られること

(1)モヤモヤしたり、イライラした時には、それを文字にしてみると頭の中が整理される。(これは一種の吐き出し効果か?)

(2)しかし、吐き出して言語化したからといって、課題が解決した訳ではなく、次なるモヤモヤ・イライラが出てきてしまう。

(3)そんな時は、一人で無理に解決しようとせず、その状態を誰かに話してみる。

(4)内省は一人でも出来るが、誰かに話してみることで、自分の固定観念に気付いたり、自分を見つめ直すきっかけに繋がる。

(5)また、話をして自分の悩みに共感してもらうことで、今の自分に自信が持てるようになる効果もある。抱えている悩みは自分だけのもではないし、ましてや自分の能力の無さが原因ではないと気付くことが出来る。


2.話が出来る環境作りをする

では、自分の話を他人に聞いてもらう環境をどのように作っていくか?

(1)最初の「仲間づくり」のこつ

①とにかく誰か、話を聞いてくれる人を探す。必ず周囲には居るはず。社内で同じ職位の人が話しやすいと考えられる。

②自分を語る。具体的にリアルな場面を語りつつ、自分の心情を吐露するように話す。

③自己開示の不安を克服する。まずは小さく、信頼できそうな他人ひとりに向けて、本音を語ってみる。

これからのマネジメントは、メンバーの力を引き出し、集めていくことが求められる時代。

自分の力量に限界があることを認めて、周囲の協力を仰ぐことは、弱さではなく真の強さである。

なお対話をする場所は、落ち着いて話せる環境。会議室でもカフェでも良い。ランチを取りながらも良いが、時間的余裕が欲しい。最初はアルコール無しが良い。


3.聴き手の役割

話し手が「内省」できるためには、聴き手の協力が欠かせない。

(1)心と身体を開いて受け入れる。具体的には、①視線を合わせる、②距離をある程度縮めて、③表情豊かに微笑みながら、④適宜うなづき、相づちを入れる。

(2)話し手の話す内容を評価せず、そのまま受け止める。(受け入れる必要は無い)

(3)話し手の感情に注目する。具体的には、①話し手の声のトーンが変わる、②何度も同じフレーズを繰り返す、③表情や動作が変化する。

(4)話し手の内面に目を向ける。目に見える言葉や感情だけでなく、話し手の内面を見ようとする。
具体的には、感情移入して聴いている中で、違和感を覚えるところに着目する。

(5)聴き手は、「共感すれども迎合せず」の存在。


ではまた明日!
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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day3)「内省」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めながら、私がキーポイントと思う点を記述して参ります。

今日のテーマは

「内省」

章立て
1.全ては「内省」から始まる
2.経験だけを積み上げても不十分
3.内省の4ステップ


1.全ては「内省」から始まる

(1)職場の状況にイライラしたり、あきらめ感を感じた時、誰か救世主に助けて欲しいと思ったりしてしまう。

また自分ばかりが頑張っていて、周りは動かない。そんな状況にフラストレーションを感じることもある。こんな時は、視線が周囲の人に向いている。

(2)このような時は、まず「自分を客観的に」見つめることが必要。いつもの自分とは、異なるところから自分を見つめ直す、ことが大切。

(3)いつもより一歩引いて、自分のことを客観的に見て、状況を言葉にする、言語化する。

(4)第三者に自分のことを話す時には、その状況を整理する必要がある。その際に自分を見つめる、「内省」が促される。

(5)実際に「マネハプ」では、この一週間、仕事上で誰に会ったのか、どんな話をしたのか、など普段は振り返ることも無く流れていったことをもう一度、自分の目の前に引き戻すことから始める。

(6)改めて「内省」とは、経験を熟慮して、意味を見出し、気付きを抽出すること。(一方、反省とは多くの場合、失敗を繰り返さないために、どう行動を改めるかに焦点が当たっている行為。)


2.経験だけを積み上げても不十分

(1)経験を唯々積み重ねるだけでは、そこから何を得たのか、を理解・確認するのは簡単ではない。

(2)経験したことを、「内省」を通して第三者に分かるように整理し、言語化して自分の前にさらけ出す。この過程においてその経験の裏側・向こう側にある意味や気付きが得られる。


3.内省の4ステップ

(1)ステップ1:経験そのものを俯瞰する。

①最近の出来事を先ずは振り返る。習慣化が大事なので毎週同じ曜日に行う。

②直近の一週間、自分は何をしたのか。気がかりは何か。全体としてどんな一週間だったか。一週間全体を振り返る

(2)ステップ2:出来事、場面を抽出する

①振り返った中から、一番気になった出来事を採り上げる。選ぶ基準は仕事上の重要度ではなく、「自分の気持ちが一番揺さぶられたこと」を引っ張り出す。

②選んだら、鮮明にその場面を呼び起こす。その時に出来事はもちろん、自分の感情も呼び起こす。

(3)ステップ3:事実と感情を分ける

①いつ、どこで、誰と、どんな出来事だったのかを描き出す。

②その時、事実と感情を分けて、考える。

③事実は一つだが、その事実からもたらされる感情は、人それぞれで異なる可能性がある。

④内省とは、自分が受け取った解釈、その経験の意味に、違った見方が出来るかも知れないと、考えを巡らせること、である。

(4)ステップ4:「今、振り返ってみて、思うこと」を書き留めてみる

①事実と感情を切り分けて記述した出来事や経験をもう一度、振り返ってみる。その時は、違う見方が出来るかも知れない。

②その時は自分視点だった解釈が、改めて振り返ってみると「他人視点」が見えてくるかも知れない。

③それに気付くをことで、自分の行動を変える糸口が見つかる可能性は高い。例えば、相手を変えようとしていたが、まずは自分自身が変わることが必要、と気付くなど。


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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day2)「新たな組織変革の手法『マネハプ』とは」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めて参ります。

今日のテーマは

「組織変革の新たな手法『マネハプ』とは?」

この著書は、この「マネハプ」についての実践方法を指南したものです。そこで今日はそのエッセンスをお伝えします。

章立て
1.重要なのは「内省と対話」
2.自分自身の経験から学ぶ
3.仲間との対話を通じて実践的な知恵を身に付ける


1.重要なのは「内省と対話」

(1)「マネハプ」とは「マネジメント・ハプニング」の略称で、管理職自らのマネジメント上の出来事から学ぶということで、ヘンリー・ミンツバーグ教授が名付けたもの。

(2)少人数のグループで「内省と対話」を、週一回など定期的に行う。これにより、何をすべきかが見えてきて、周囲の人たちと協力して業務を進めるようになっていく。

(3)全体の流れは、「経験→内省→対話→気付き→行動」というサイクルを回していく。


2.自分自身の経験から学ぶ

(1)特徴的なのは、誰かから何を教わる・習う、というものではないこと。

(2)参加者(管理職)が自らの経験や体験をグループ内で話す。

(3)「内省」とは、遭遇した「出来事(経験)」の意味を立ち止まって考え、そこにある新たな意味に気付くこと。この内省によって、自分のお思い込み・固定観念に気付く。この気付きが行動変容を促す。


3.仲間との対話を通じて、実践的な知恵を身に付ける

(1)内省は一人でも出来るが、自分とは異なる視点を持つ仲間との「対話」が効果的。

(2)対話をすることで、一緒に実践的な知恵を身に付けることが出来る。また、対話を通じて関係性が良くなり、それが職場全体へ広がる。

(3)職場と組織の改善は一気に進むのではなく、漢方薬によって徐々に体質改善が進むのと同様に、時間をかけて実現する。

つまり、最初は一人の力で始まった活動が波動効果を生んで、少しずつ職場を変容させることにつながるメソッドである。


ではまた明日!
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コーチングを通じて体感する「価値」とは?(Day3)クライアント視点(2)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き

『コーチングを通じて体感する「価値」とは?』

をお届けします。

全体の章立ては下記を予定しております。

1.クライアントとして体感する「価値」
(1)内省する機会
(2)応援者を見つける
(3)霧が晴れる

2.コーチとして体感する「価値」
(1)見方が変わる
(2)相手と新しい価値や境地を創り出す醍醐味を味わう
(3)相手や関わる人の変化や成長に立ちあえる喜び

そして今日のテーマは

クライアントとして体感する「価値」(2)

「応援者を見つける」

今日の章立て
1.自分の話を聴いてもらえる機会は「貴重」
2.人は誰でも心細く感じている
3.コーチは一緒にゴール達成を目指す応援者


1.自分の話を聴いてもらえる機会は「貴重」

皆さんは日頃、どれだけ自分の話を他人に聞いてもらっているでしょうか?

それも、途中で遮られたり、話を相手に持っていかれることなく、最初から最後まで聴いてもらう機会、です。

コーチング・スクールで講師をしていた時に、受講生の方に必ずこの問いを投げかけていました。

当然ながら「そう言えば、ほとんどないですね」

これが典型的な反応です。

なぜ自分の話を相手に、聴いてもらうことが重要なのか?

それは、話をしながら我々は色々ことに気付くからです。

想いやわだかまり、頭をよぎること、心に感じること。それらをそれを言葉にする、言語化することで、自分の外に出す。

そして、その出されたものを、まるで他人の話のように自分の耳で聴く。これがいわゆる「内省」です。

このプロセスを経て我々は自分を振り返ることが出来ます。自分を振り返ることで、自分を再認識し、次の行動などが導き出されます。


2.人は誰でも心細く感じている

私は仕事柄、会社の社長や経営者、企業の管理職の方々の話を聴く機会が多いですが、そういう方々も所詮「人の子」。我々と全く同様、心配事や悩みを当然お持ちです。

しかし我々と異なるのは、その悩みや心配事を誰にでも話すことが出来る訳ではない、という点です。ましてや会社経営に関する心配事を社員に話せるはずがありません。また、社長のご家族の悩みを会社の部下に話せる場面は限られています。

そういう意味で、会社社長や経営者はとても孤独。

経営に関する意思決定を一人で下す場面も多いでしょう。自分の決断が本当に正しかったのか?気軽に相談出来る人がおらず、心細く感じることも多いはずです。

周りの人へは自信満々に見せていなければならないプレッシャーはかなりのもの、と想像されます。弱気になったり、決断がぶれそうになることもあると想像されます。

そういう彼らを、人心面から支えるのが「コーチ」の役割です。

困った時、悩んだ時には、その気持ちを素直に吐き出しても良い存在。しかし、いたずらに迎合するのではなく、第三者として冷静に状況を観察して、判断して言葉をかけてくれる相棒。

経営者はそのように感じる存在のようです。


3.コーチは一緒にゴール達成を目指す応援者

コーチングを提供するコーチは、クライアントの応援者です。それも単に横で応援するだけではないです。お互いにどんなゴールを目指しているのかを共有していて、かつ、一緒にゴール達成を実現する「同士」のような存在です。

従ってもし、歩む道筋がゴールから逸れそうになったら、声を掛けてくれる。「第三者として冷静な視点を持った」応援者なのです。だからとても有難い、助かると感じるのだと思います。

クライアントが迷ったり、万が一誤った判断・行動を取ろうとした時、例えば、こんな問い掛けで再考を促してくれるのです。

「それを実行に移すと、どういう結果が得られそうですか?」
「そういう態度を、周りの人はどう見ていますか?」
「貴方らしさは、その行動にどう生かされていますか?」


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「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day1)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日から再び

「好みの本を読み進めながら」シリーズ

を再開します。これは、読み進めながら私が、キーポイントと感じる部分をブログに書き留めていく、というものです。

今回採り上げる書籍は

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

です。

この本の紹介を簡単にするために、「はじめに」の冒頭部分を拾って記述します。

「この本は、私たちが10年にわたり取り組んできた『組織の力をよみがえらせる』メソッドを、現場のマネジャーやリーダーが実践できるようにまとめたものです。」

経営者や企業管理職向けのコーチングを提供している私にとっては、企業の組織開発や風土改革も仕事の守備範囲。従って、この本の内容には大いに興味があります。

ということで明日から、読み進めながら少しずつ、キーポイントと私が考える部分を記述して参ります。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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コーチングを通じて体感する「価値」とは?(Day2)クライアント視点(1)

自分を視る
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日お伝えした通り、今日から

コーチングを通じて体感する「価値」とは?
1.クライアント視点(1)

因みに全体の章立ては下記の通りですが、今後、若干の加筆変更の可能性があります。綴っていくうちに気が変わったりするかも知れません。

1.クライアントとして体感する「価値」
(1)内省する機会
(2)応援者を見つける
(3)霧が晴れる

2.コーチとして体感する「価値」
(1)見方が変わる
(2)相手と新しい価値や境地を創り出す醍醐味を味わう
(3)(現在、検討・抽出中)


従って今日のテーマは

クライアントとして体感する「価値」(1)

「内省する機会」


1.内省とは

目まぐるしく変化する環境下で、とにかく目の前の事柄を「処理」していく。職場における業務などは典型的な例です。

「右からきたものを、さっさと左へ流す。深く考えたり、検討したりするこは許されない、余裕もない。流れを止めてはいけないのだ。」

このように感じながら、毎日を過ごしているのではないでしょうか?

このような状況に反して、「内省」とは

「事象、特に自分自身に起こった事柄や経験などをじっくり見つめて、その事柄・経験の意味を見出し、そこから気付きを得ること」です。

即ち、いつもの歩みを止め、自分を振り返ってみる、とも言えます。


2.初めてコーチングを受ける

私が初めてコーチングを受けることにしたのは、転職活動に失敗し大きなショックを受け、そこから立ち直るためでした。

それまでの人生では「自分のことは自分で判断・決定する」というのが私の信条。他人に相談という発想が無かったのですが、さすがにあの時は、とにかく第三者の助けが必要と感じたのです。

しかし半信半疑で受けた、初めてのコーチング・セッション。

コーチからの問いかけに、過去を振り返りながら一つずつ一つずつ答えていきました。

そして気が付くと、あっという間に時間が経っていました。毎回セッションで90分から2時間くらいは話をしていたと思います。

私のコーチはとにかく、私の話をひたすら聴いていましたね。それも興味深げに、時には楽しそうに。

私はその雰囲気に乗せられ、意気揚々と本当に色々なことを話しました。自分の子供の時の出来事から、自分の家族のこと。学生時代の嫌な思い出などなど。

「転職することに至った経緯や、どういう理由で転職先を選んだのか?」

この辺りも当然ですが、色々話をしました。そしてたくさんの身の上話をして行くうちにふと、色々なことに気が付いていきました。

- そもそも他の会社ではなく、どうしてその転職先に決めたのか?

- 転職先を決めるときに何を重視したのか?

- 転職することで自分は何を目指していたのか?


3.自分の中に感じた変化

これを何度か繰り返していくうちに段々と、何かそれまでと違った感覚を覚えるようになりました。

つまり、その当時の自分に再度戻って、あれこれ検討している自分を、まるで今の自分が観察するような心持ちになっていったのです。

一方、コーチの方は、転職が失敗した、とか判断基準が曖昧だった、などコメントは一切ありません。ただひたすら、私の話をじっくり聴いているだけ。

こういうセッションを繰り返す中で、私が気が付いたのは、

「転職先を他人の目で決定していた」

というものでした。

周りの人から「さすが!」とか「それくらいの高いポジションじゃないと転職する意味がない!」などなど。

他人に納得してもらえるような転職先を、まるで自分の希望だと思い込もうとしていたことに気付きました。

「転職先で実際働くのは自分、周りの人ではない。もっともっと『素の自分』の判断基準で選択しなければならなかった。」

こんな「内省」が得られたのです。

私の場合はある「事件」がきっかけではありますが、誰でも日常生活において、

「おや?」
「これで良いのか?」

という、ひっかかりを感じたり、疑問が湧くことがあると思います。

それを「右から左へ流す」のではなく、たまには立ち止まって、その事象をじっと掘り下げてみる。

その事象に遭遇した意味や、それを自分がどう対応したのか、を深く振り返ってみる。

「内省」することで、必ずや何かを見つけることに繋がります。自分が大切にする価値観や、気にかかっている理由が見えてくると思います。

大切にしている価値観を見つけること、心のひっかかりをほぐすこと。

これらが、我々一人一人が「自分の人生」を歩むことを後押ししている、と私は感じています。

コーチングは、そんな「内省」の時間を提供するものです。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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コーチングを通じて体感する「価値」とは?(Day1)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

私が生業としている「コーチング」。なかなか実体や効果が伝わりずらいものだな、と自分でも感じています。

そこで今日から少しずつ皆さんに、お伝えしようと思い立ちました。

題して

「コーチングを通じて体感する『価値』とは?」

「コーチングとは何か」や「コーチングの効果」などについては、既に数多くの書籍も出版されています。またブログなどでも多くのプロコーチの方々が語っています。

従って今さら一般論としての「コーチング」という視点では、私が皆様に伝えるべきことは多くないです。

しかし私が一人のクライアントとして、コーチングに初めて触れた時の「衝撃」。

そしてその後、プロコーチとして今度は、クライアントにコーチングを提供する立場になって、日々感じている「気付き」。

これら二つの立場を有する一個人として、体感している「価値」を皆さんへ是非、伝えたいと思い始めました。

なお個人的な見解なので、読者の皆様には当てはまらない内容もあります。お気軽にお付き合い頂ければ嬉しいです。


(仮)章立て(今後、若干の加筆変更の可能性あり)

1.クライアントとして体感する「価値」
(1)内省する機会
(2)応援者を見つける
(3)霧が晴れる

2.コーチとして体感する「価値」
(1)見方が変わる
(2)相手と新しい価値や境地を創り出す醍醐味を味わう
(3)(現在、検討・抽出中)

内容は明日から少しずつ綴って行きます。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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皆さんは読む本を、どのように選んでいますか?

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日のテーマは「本の選び方」です。

「お父さんの読んでいる本って、なんかいつも同じじゃない?なんて言うんだっけ、『ビジネス本』とか言うんでしょ、会社とか経営とか....」

うちの末娘からのこんな一言に対して、

「そんなこと無いぞ!小説だって読むし、洋書だって読む。去年の夏休みに一緒に『海辺のカフカ』を二人でそれぞれ読んで、ディスカッションしたじゃないか!」

私に負ける劣らず、無類の本好きの末娘。

しかし他人にそう言われて、はた!と気付いた。自分はどういう視点で、読む本を選んでいるのか?と。


章立て
1.自分にとって「本を読むこと」とは?
2.昔のほろ苦い経験
3.「読みたい本」を選ぶ vs. 「それほどでも無い本」を選ぶ?


1.自分にとって「本を読むこと」とは?

凄く当たり前のことだが、本を読むのが楽しいから読んでいる。それ以上でのそれ以下でもない。もちろん、仕事で必要だから、新しい知識を得るためとか、参加している読書会で扱う本田だから、ということもある。

しかし、基本は読みたい本を読む。

では視点を変えて、自分にこう問いてみる。

「もし本を読むことを禁じたら、自分はどうなるのか?何を思うのか?」

質問が突飛ではあるが、ここはプロコーチという職業柄、敢えて極端な状況を設定して、自らの素の姿をセルフ・コーチングで浮き彫りにしてみる。

「人生の楽しみの『半分』を失う!」

これが、最初に浮かんだ答え。

恐らく私は、自分の生きている人生と平行して、もう一つ別の人生を「本を読むことで」歩んでいるのではないか?

言い換えるとするならば、

読んでいる本に、リアルな人生を歩んでいる自分と、伴走してもらっている感じ。

ここまで考えると不思議、変ですね!

本は決して私に、能動的に語りかけたり、働きかけたりはしない。私自身が、その本の世界に能動的に入っていく、浸かっているというイメージ。

これはひょっとしたら、リアル人生からの一種の逃避行動、なのかもしれない。


2.昔のほろ苦い経験

本を読むことの楽しみを実感したのは、実は大学に入学した時。受験勉強から解放されたことによるのか、とにかく本を読んだ。しかしそれは授業で使う教科書などではない。小説だったり、エッセイだったり、映画や舞台のシナリオだったり。

小遣いやバイトで稼いだお金を使って本を買って読んだ。そしてその時、こんな風なことに思い付いた。

「もし自制せずに読みたい本、欲しい本を買っていったら、自分は一ヶ月でいったい何冊の本を買うのだろう? いったいお金は、いくらかかるんだろう?」

実際に自分で実験したことがある。

いったい、この実験の結果はどうだったのか?

実は、途中で挫折した。月半ばでお金が底をついて、止めざるを得なかった。部屋に何冊モノの本が並び(いわゆる積ん読)、散乱し、部屋を埋め尽くすようになると同時に、財布の中身がどんどんと軽くなっていったのだ。

そこで私が気が付いたのは?

自分は本を読むのが好きなのではなく、本を購入すること、が好きなのではないか?、と自分を訝しく思った。実は今でもそう感じることがある。一種の収集癖なのかも知れない。

もう一つその時に気が付いたのは、趣くままに本を購入すると、

同じようなテーマやジャンルの本ばかりを買ってしまう、

と言うことに気が付いたのだ。

あれから30年くらい経った今、末娘に指摘されて、ぎょっとしている。


3.「読みたい本」を選ぶ vs. 「それほどでも無い本」を選ぶ?

読みたい本を読めば良い。読書は読みたい本を読むこと。

しかし、上記のような性癖?がある私は、何とかならないかと色々と以前から考えていた。

- 友人や書評を参考に本を選ぶ。
- 信頼している先輩や恩師に、本を紹介してもらう。

色々試してみたが、何かすっきりしない。他人からの勧め、というところが気に入らないのかもしれない。自発的でない、内発的動機に基づいていない選び方、だから?

そんな難しいことは良い。とにかく他人からのお勧め本は、なぜか最後まで読了できないのだ。

そこで色々考えた結果、幅広いジャンルやテーマの本を読むことを目的として、私が編み出した「無茶苦茶」な方法は、こんな感じ。一言で表現するなら

「セレンディピティ選択」

である。

「セレンディピティ」とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。 また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。

具体的にはこんな感じだ。

書店で本を探している際に、書棚を順繰り見ながら「この本、読みたいな!この本、欲しいな!」と見つけたとする。これは良くあること。

そこで普通は、その本を購入するのだが、そうではなく、

最初に読みたいと見つけた本の「隣の本」を買って読む、という方法だ。

かなり無茶苦茶な方法である。最初はとても勇気が要る。清水の舞台から飛び降りるような気分。

詰まらなかったらどうしよう。一生後悔するかも?大した金額の投資ではないが、適切でない本を選んでしまった自分が許せない、などなど様々な不安が頭をよぎる。

しかし、何食わぬ顔でレジに持って行っていく。はい、1320円です!会計を済ます。

しかし、何度か実際に試してみたが、これが意外に奏功する。

なぜなら、書店の書棚はあるジャンルやテーマを同じ棚へ陳列している。従って、隣の本を選んでも、実はそれ程かけ離れたテーマの本を選ぶことにはならないからである。

これは「ビジネス本」では典型的である。しかし、実際に読みたかった本では無かったことはある意味で事実である。

一方、もし小説を選ぶ時にこの「セレンディピティ選択」を実行すると、かなりスリリングな結果が待っているように思う。まるで鑑賞しようと思って入った映画館で、買ったチケットを上映している部屋の隣の部屋で映画を鑑賞するようなものだ!

偶然を楽しむか、隣に座る彼女を怒らせるか?

映画と書籍とでどちらがリスクが大きいかは議論の余地はあるが、新たな本との出会いがあることは請け合いである。

こんな風に選んだ本をページを手繰りながら、秋の夜長を楽しんで行きたい。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day13、最終日)「組織にとってコミュニケーションとは?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

これまで読み進めてきた、宮田穣著の

「組織に効くコミュニケーション」

いよいよ最終日まで来ました。

今日のテーマは

組織にとってコミュニケーションとは何か?

章立て
1.ファースト・ハンドの技術
2.組織はコミュニケーションによって変わっていく
3.組織は学びの場でもある


1.ファースト・ハンドの技術

(1)古いメディアに心惹かれることがある。例えば「ガリ版の話」。惹かれる理由は、それが「ファースト・ハンドの技術」、つまり「ある一つの技術が民衆の中にひとつの小躍進を引き起こす」技術だから。

(2)ファースト・ハンドの技術は、粗削りで未完成ながら、小さなメディアに宿った「思い」がリアルに伝わりやすいスタイル。

(3)昔勤務していた会社に、ワタキロ(私の記録)というものがあった。従業員は、毎日終業後にその日を振り返って業務日誌を「手書き」で書く。書かれたワタキロは部署ごと束ねられ、全員に回覧板のように閲覧する仕組み。

(4)その慣行がインターネットの出現・普及とともにパソコンで書くようになり、そしてメールで毎日送るようになって、他の人が読むことが無くなった。


2.組織はコミュニケーションによって変わっていく

(1)組織で日々行われるコミュニケーションには、様々な目的がある。しかしその色々な目的が目指している方向は、組織がより良く変わりながら、持続可能な存在となっていくこと。

(2)そして組織を支える全てのメンバーにとって、組織が「充実感のある居場所」になっていくこと。

(3)池井戸潤氏著の直木賞受賞作、「下町ロケット」を読んでみると、様々なことに気が付かされる。その中で一点言えるのは、コミュニケーション次第で、組織はどんどん変わっていく、ということ。


3.組織は学びの場でもある

(1)組織でのコミュニケーションで忘れてはならないのは、組織は「学びの場」でもあるということ。

(2)なぜ、学びとコミュニケーションが結びつくかと言うと、職場で働き続けるためには、学び続けることが必要だからである。

(3)そのためにも「等身大コミュニケーション」の実現が重要。

(4)「人こそ、最強のメディアである」そして、「組織は、それを最高に活かせる場である」ということ。

このシリーズは今日で終了です!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day12)「等身大コミュニケーション(4)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も昨日に引き続いて、宮田穣氏の著書、

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。今日のテーマは昨日と同様、即ち

等身大コミュニケーション(4)


昨日もお伝えしましたが、この部分は言わば、宮田穣氏の著書のハイライト、

等身大コミュニケーションの作り方

です。

重要な部分ですので昨日の部分も含めて、再度綴って行きます。

章立て
(1.身体というメディア)
(2.等身大とは)
3.等身大コミュニケーションの作り方


3.等身大コミュニケーションの作り方
組織においては、どのようなコミュニケーションを心がけていったら良いのか?を考察する。

【5つの視点】
方法(1)多様な手がかりを手に入れる
方法(2)全体のバランスを保つ
方法(3)対面コミュニケーションを基本とする
方法(4)非言語コミュニケーションを忘れない
方法(5)「いま、ここ」に拘る

一つずつ見て行きましょう。

方法(1)多様な手がかりを手に入れる

①組織の中には多様なメディアがあり、それらが手がかりを提供する。例えば、個人面談、会議、朝礼、社内イベントなど。もちろん社内報・機関紙、社史、パンフレットなども含まれる。

②組織全体の視野から、どれくらいの「リッチネス」を多様なメディアを通じて維持して行くのか?

③また、メディア以外の手がかりもある。例えば、従業員の残した武勇伝や成功物語、創業者の想いやスピリットなど。

④これらを社内・従業員間でどのように「見える化」していけるか、も重要である。


方法(2)全体のバランスを保つ

①組織全体のコミュニケーション・バランスを考える上で大切なことは、従業員それぞれの心地よい距離感をいかに作るか、である。

②「付かず離れず」の関係を保つためには、雑談が気軽に出来るようなオープンは風土づくりが欠かせない。またメンバーそれぞれのパーソナル・スペースへの配慮も必要。

③メディアの使い分けも重要。フォーマル・コミュニケーションはもちろん、インフォーマル・コミュニケーションの機会をいかに作っていくか?

④人はどんなに新しいもの、良いものでも必ず飽きてしまう。マンネリズムを避けるために適宜リフレッシュを図る。

⑤非日常的な環境で行われる特別な体験、というアイディアも有用。

⑥オフィスの様相も色々な検討の余地がある。フリーアドレスやアイディア出しのスペースなどにも一工夫が欲しい。古民家のような場所が相応しい仕事もあるかもしれない。


方法(3)対面コミュニケーションを基本とする

①当たり前のように思える「対面コミュニケーション」には、実は経験が必要。インターネットの活用が逆に、対面コミュニケーションを遠ざけることに繋がっているかも知れない。経験する場と実践する場づくりの支援が必要。

②対面コミュニケーションを組織文化の一つとして捉える。「タテ・ヨコ・ナナメ・ソト」の関係づくりを企業・組織として促進する心掛けが欲しい。

③対面コミュニケーションの場を定例化・習慣化したい。


方法(4)非言語コミュニケーションを忘れない

①非言語コミュニケーションを実感できる場、例えば「拍手」。歓送迎会、朝礼などでは、組織の「リッチネス」を底上げする機会とも言える。

②たまには敢えてインターネットが使えない環境で会議をする、などの工夫も必要。


方法(5)「いま、ここ」に拘る

①「リアルな場」に伴うライブ感は、まさに自分が「いま、ここ」に存在することを実感できることである。

②「充実感のある居場所」を持つことは、どのような組織であれ、心地よいコミュニケーションによる、心地よい関係によって得られるものである。

③コミュニケーションというものは、人間が生きるために存在し、また「まとまりのある一人の人間」としての状態が維持できる程度に活用されてこそ、適正な人間関係の構築に貢献するものになり得る。

④「いま、ここ」に拘ることは、生身の身体を前提に、物事を考えることにつながる。

今日はここまで。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day11)「等身大コミュニケーション(3)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、今日も宮田穣氏の著書、

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。今日のテーマは昨日の続き、即ち

等身大コミュニケーション(3)

「1.身体というメディア」
「2.等身大とは」

は昨日までで読み終えたので、今日はその続きです。

いわば、宮田穣氏のこの著書のいよいよハイライトの部分、すなわち

等身大コミュニケーションの作り方

です。


章立て
(1.身体というメディア)
(2.等身大とは)
3.等身大コミュニケーションの作り方


3.等身大コミュニケーションの作り方
組織においては、どのようなコミュニケーションを心がけていったら良いのか?を考察する。

【5つの視点】
方法(1)多様な手がかりを手に入れる
方法(2)全体のバランスを保つ
方法(3)対面コミュニケーションを基本とする
方法(4)非言語コミュニケーションを忘れない
方法(5)「いま、ここ」に拘る

一つずつ見て行きましょう。

方法(1)多様な手がかりを手に入れる

①組織の中には多様なメディアがあり、それらが手がかりを提供する。例えば、個人面談、会議、朝礼、社内イベントなど。もちろん社内報・機関紙、社史、パンフレットなども含まれる。

②組織全体の視野から、どれくらいの「リッチネス」を多様なメディアを通じて維持して行くのか?

③またメディア以外の手がかりもある。例えば従業員の残した武勇伝や成功物語、創業者の想いやスピリットなど。

④これらを社内・従業員間で「見える化」していけるか?も重要である。


続きはまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day10)「等身大コミュニケーション(2)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、今日も宮田穣著

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。今日のテーマは昨日の続き、即ち

等身大コミュニケーション(2)

「1.身体というメディア」の部分は昨日読み終えたので、今日はその続きです。

章立て
(1.身体というメディア)
2.等身大とは
3.等身大コミュニケーションの作り方


2.等身大とは

(1)コミュニケーションにおける「等身大」とは、自分なり相手なりの存在感が、最低限「まとまりのあるものとして維持されていること」が一つの目安。

(2)一方、コミュニケーションの「リッチネス」度合いを対面を基準 (100) とした時、「等身大」を (50) 以上と仮置きしてみる。

(3)電話以下のリッチネスのメディアによるコミュニケーションだけで出来た関係性を考えてみると、やはり相手のイメージは限定的。

(4)等身大に近づけるコミュニケーションは、対面でのコミュニケーションである。

(5)組織において「等身大」を意識する意味は、構成メンバー一人一人が「等身大」を心がけることで、心地よいコミュニケーションや心地よい関係が築きやすくなる。

(6)それを実現するためには、組織運営に置いて「リッチネス」の高いコミュニケーションの場を、定期的に組み込むことが肝要である。

今日はここまで。

では、また明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day9)「等身大コミュニケーション(1)」

等身大?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、宮田穣著

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。今日のテーマは

等身大コミュニケーション(1)

章立て
1.身体というメディア
2.等身大とは
3.等身大コミュニケーション


1.身体というメディア

(1)「身体はメディア」と改めて気付く事実。この事実に立ち返り、コミュニケーションはそこを起点に展開される、ということを認識すべき。

(2)これは取りも直さず「非言語コミュニケーション能力」が重要と言える。電子メール一本で済ませてしまわず、直接会って丁寧に説明していれば、全く違った結果になったかも知れない。

(3)コミュニケーションの豊かさは、情報量の多さではなく、情報の質の多様さ。そういう観点で「非言語コミュニケーション」が上手く使えるようになると、表現力は格段に増すはず。

(4)また「身体はメディア」という考え方は、コミュニケーションの「節度」と「限界」を理解する、ということにも繋がる。

(5)「身体はメディア」であることを十分認識することにより、「断片化」された情報が肥大化し暴走したり、また、そのような情報に多く囲まれて生活することで情報の消化不良になることに、一定の歯止めがかかるのではないか?


今日はここまで。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day8)「心地よさを生むコミュニケーションの距離感(2)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、宮田穣著の

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めながら、私がキーポイントだと感じる部分を記して行きます。

今日のテーマは昨日と同様、

心地よさを生むコミュニケーションの距離感(2)

昨日は、下記章立ての
「1.コミュニケーションの距離感」
「2.パーソナル・スペースへの配慮」
を読み終えたので、今日はその続きです。


章立て
(1.コミュニケーションの距離感)
(2.パーソナル・スペースへの配慮)
3.お互いを見守る関係
4.「リッチネス」を敢えて下げる
5.オープンな組織風土をいかに作るか


3.お互いを見守る関係

(1)相手のことを「見守る」ためには、一定の距離を置いておくことが必要。ただし無視するのではなく、相手からのサインを見逃さないことが大切。

(2)相手からのサインは直接・間接、様々なものに現れ、様々な形で受け取ることが出来る。

(3)見守っていることを相手に示す、ことも重要。「サンクスカード」を活用する職場もある。

(4)サンクスカードはコミュニケーションの観点として、リッチネスを敢えて落とす方法である。

これはさりげない姿勢を示す、という効果が得られる。一定の距離を置きつつ、常に見守っていることを相手に伝える場合は、相手に受け入れられやすい。


4.「リッチネス」を敢えて下げる

(1)「付かず離れず」の距離感をコントロールする、という点でサンクスカードのように「リッチネス」を下げる方法もある。

(2)「てがかりを減らす」方法として例えば、メールで相手をさりげなく励ます際には、一言二言添えるだけで充分。

(3)コミュニケーションの「やり取りに時間をかける」という方法もある。例えば「礼状」を出すなどが該当する。

(4)「匿名」であることを活用する方法としては、相手の警戒感を取り除くために匿名で、不満や課題を聞き出すアンケートや聞き取りを実施する方法が挙げられる。


5.オープンな組織風土をいかに作るか

(1)基本情報として、お互いのことがある程度分かっていることが必要。即ち、組織メンバー全員に関するリッチネスを底上げしておく。

(2)そのためには、一人一人を紹介する機会や場が必要である。「社員総会」はフォーマルな機会に当たるが、一方でインフォーマルな場を設定することも重要。

(3)職場での「雑談」も非常に重要。雑談は職場のコミュニケーション風土の「リトマス試験紙」のようなもの。

(4)オープンな組織風土を醸成するためには、雑談のようなインフォーマルなものに加えて、ある程度の強制力のある、全員で情報を定期的に共有する場も必要である。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day7)「心地よさを生むコミュニケーションの距離感(1)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

昨日はこのシリーズをお休みでした。そこで今日も一昨日に続いて

宮田穣氏著の

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。


今日のテーマは

心地よさを生むコミュニケーションの距離感


章立て
1.コミュニケーションの距離感
2.パーソナル・スペースへの配慮
3.お互いを見守る関係
4.「リッチネス」を敢えて下げる
5.オープンな組織風土をいかに作るか


1.コミュニケーションの距離感

(1)コミュニケーションの心地よさ

①親しい相手とは「豊かな」コミュニケーションを通して、密接な距離感を持つことが心地よさに繋がる。

②それ以外の相手とは「付かず離れず」の関係を保つことで、心地よさが維持される。

③つまり「心地よい」コミュニケーションと「豊かな」コミュニケーションとは必ずしも一致しない。

④従って様々な相手とのコミュニケーションは、相手との関係性によって距離感をコントロール出来ることが、心地よいコミュニケーションには不可欠。

⑤そのためには、双方にとって必要なコミュニケーションの質やメディアを意識し、適切なメディアを活用する。これらのバランス感覚が大切である。


(2)「付かず離れず」の関係

①心地よい距離感が保たれている職場例

- 仕事が分業体制で、業務のかなりの部分が担当者に任されている。

- お互いの業務状況を共有するために、毎朝たっぷり時間をかけて朝礼を実施。

- 仕事中は結構雑談が多い。上司も業務中にダジャレを連発している。

- 新入社員へ教育係の先輩社員が付いているが、仕事のやり方を一方的に押付けるのではなく、新入社員にも自分で考える時間を与えて仕事をさせる。

困った時には教育係はもちろん、他の先輩社員からも助言をもらえる。

(少し突き放した感じが相手のやる気を引き出している。といった「パーソナル・スペース」に配慮している。)


②心地よさが保たれていない職場例

- 朝礼などは上司から一方的で形式的。

- 担当業務は明確に割り振られていて、自分の仕事だけに打ち込む雰囲気。

- 先輩社員から仕事は振られるが、説明はあまりない。

- 頻繁にメールでの報告ばかりを求められる。

- 仕事で困っても周りは忙しそうで相談できず、一人ほおって置かれた感じ。


2.パーソナル・スペースへの配慮

(1)「パーソナル・スペース」とは、一人一人が持っていると考えられる空間で、人の体を直接に取り巻く、目で見ることのできない空間領域である。

(2)パーソナル・スペースは言い換えると、一人一人の抱く心地よさを維持する「なわばり」のようなもの。

社交的な人は恐らく、パーソナル・スペースは小さく、一方、人見知りする人は大きいと考えられる。

(3)相手との心地よい関係を保っていくためには、相手のパーソナル・スペースを知ることが重要。

そのためには相手の「非言語コミュニケーション」に注意を払い、表情やしぐさなどを通して相手の心の内を丁寧に推し量ることが求められる。


今日はここまで。

ではまた明日!
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身の回りの「エッセンシャル・ワーカー」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日は久しぶりの日差し。ここ2,3日雨続きだったので、この晴れ間は貴重。

ベランダで私は、洗濯物を干していた。我が家で洗濯は私の係。毎朝の洗濯物干しは私のルーチンである。

干している洗濯物の向こうに、トラックに乗ったおじさんが2人見えた。忙しそうに何かをトラックに運び入れている。こんな朝早くに? 

あー、そうか、ごみ収集だな!

市から委託を受けて、ごみ回収をしている業者のおじさんたち。

額から汗が噴き出ている。

一人のおじさんとちょっと目が合ったが、私は話しかけるのを少し躊躇っていた。

「8キロくらい、瘦せるんだよね!」

と誰に伝えるという訳でもなく、そのおじさんは呟いた。

私は反射的にこう言葉を返した。

「そんなに痩せてしまうものですか?」

最近は少し涼しくなったとはいえ、今日も日中は30度近くになりそうな太陽からの日差し。よっぽど体にこたえるのだろう。

私の言葉におじさんはこう答える。

「そうなんだよ!特に最近はコロナのせいで、こんな段ボールごみが増えてね....」

Amazonと印字されている、大きな茶色の段ボールの束を指さした。

トラックの下で作業するもう一人のおじさんから、手際よく段ボールを受け取り、トラックの荷台へ積んでいく。

そしてまた、積んでいく。まだまだ積んでいく。荷台がはちきれんばかりだ。

私は洗濯物を干しながら、おじさんたちの手際よい作業を何と気なしに見ていた。額から汗が落ちるのがまた見えた。

「おー、そろそろ行くぞー!」

一声かけてそのおじさんは、トラックの運転席に座ってエンジンを始動させた。

一瞬こちらに視線を向けたので、私は

「お気を付けて!」

とだけ声を掛けた。

無言だったが、そのおじさんは笑顔を私に返してくれた。

彼らこそが、エッセンシャル・ワーカー、だ。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day6)「リアルな場のコミュニケーション(3)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、宮田穣著

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。


今日のテーマも昨日の続き、即ち

リアルな場のコミュニケーション(3)


下記、章立ての「1.朝:朝礼」及び「2.昼:社員食堂」は、昨日までに読み進めましたので、今日は

3.夜:社員寮・独身寮
4.社内行事
5.リアルなコミュニケーションにしか生み出せない関係

の残り3つを記述します。


章立て
(1.朝:朝礼)
(2.昼:社員食堂)
3.夜:社員寮・独身寮
4.社内行事
5.リアルなコミュニケーションにしか生み出せない関係


3.夜:社員寮・独身寮

(1)今どき少し古臭いかも知れないが「寝食を共にする」というもの。一方、職場では直接関わりのない部署の少し上の先輩に、会社の裏側も含めて様々なことを教えてもらう機会。

(2)昨今は逆に、独身寮を復活させる動きもあるとのこと。

(3)独身寮での生活は、20~30代社員の一定の年齢幅での人間関係を密にし、「タテ・ヨコ・ナナメ」の関係を築く場として有効。

(4)そして独身寮で育てられるインフォーマル・コミュニケーションを、仕事現場で求められるフォーマル・コミュニケーションにも活かすことが出来る部分が多い。

(5)コミュニケーション・ツールとして独身寮を活用する、という考え方もある。

敢えて「共同浴場」「共同の食堂」を半ば強制的に使用させることで、他人と話す機会や交流する経験を体感してもらう。

(6)具体的には、①寮長と寮生との対話の場を創る。②独身寮でイベントを開催する。


4.社内行事

(1)一体感を醸成する組織イベントで、フォーマルなものとインフォーマルなものがある。目的は「コミュニケーションの向上」「連帯感や一体感の醸成」。

(2)全社員による「社員総会」:
これは一種の年中行事、いわゆるお祭り的なものでもある。終了年度の業績を共有したり、年間表彰を行ったり、また翌年度の計画や目玉行事を伝達する。

エンターテインメントやゲームを行って、社員同士の親睦を図る意図もある。

(3)社員旅行:
毎年国内へ社員旅行。5年に一度は全社員で海外旅行へ、という素晴らしい?会社も存在する。


5.リアルなコミュニケーションにしか生み出せない関係

(1)朝礼、社員食堂から独身寮・社員旅行など「リアルな場」でしか味わえないものは、全て自分の「身体」が関わっていて、自らの五感を通して様々な情報を体得することになる。

(2)これは必然的に理解や納得は深くなる。「腹落ち」する感覚になる。それぞれの参加者各人が感ずることによって、組織としての「まとまり」や「つながり」が実感しやすくなる。いわゆる「同じ釜の飯」を食べた仲間の感覚に通ずる。

(3)一方でリアルなコミュニケーションはややもすると息苦しさを伴うこともある。リアルならでは良さと息苦しさを勘案して、心地よいコミュニケーションや心地よい関係を築くにはどうしたら良いだろうか?


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day5)「リアルな場のコミュニケーション(2)」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続き、宮田穣著

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めながら、私がキーポイントと感じた部分を記述して行きます。

今日のテーマは昨日の続き、即ち

リアルな場のコミュニケーション(2)

下記、章立ての「1.朝:朝礼」は昨日読み進めましたので、今日は

「2.昼:社員食堂」


章立て
(1.朝:朝礼)
2.昼:社員食堂
3.夜:社員寮・独身寮
4.社内行事
5.リアルなコミュニケーションにしか生み出せない関係


2.昼:社員食堂

(1)ランチは多くの人にとってささやかな楽しみ。NHKの昼のある番組でも、同僚と一緒にランチをする様子を紹介している。

(2)無料の社員食堂を設置する企業も存在する。無料の狙いは、従業員の健康管理やリラックスできる場所の提供、インフォーマル・コミュニケーション不足の解消など。

(3)社員食堂は単に昼食を取る場から、「コミュニケーションの場」へと位置づけを変えつつある。会社の合併を機に両社の人の交流を促進させる意図を持って、社員食堂をリニューアルする企業もある。

(4)しかし単に社員食堂にカネと手間を掛ければ、社内のコミュニケーションが充実するわけではない。

インフォーマル・コミュニケーションの価値を認め、それがフォーマル・コミュニケーションにも好影響を与えていく、という確信が持てれば、社員食堂がまさにコミュニティの広場や市場のような存在になるのではないか?

(5)少し特殊なケースかも知れないが、あるインターネット関連企業では社員食堂を24時間オープンとしている。

単に食事をする場所から、「コミュニケーション・スペース」という位置づけ。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお


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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day4)「リアルな場のコミュニケーション(1)」

朝礼?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読み進めて行きます。今日のテーマは、

リアルな場のコミュニケーション

今日は、企業現場での様々な取り組みを、リアルなコミュニケーションという切り口で見て行きます。

具体的には一般的な組織の日常をイメージして、一日の流れに沿ってリアルな場面を挙げて行きます。

章立て
1.朝:朝礼
2.昼:社員食堂
3.夜:社員寮・独身寮
4.社内行事
5.リアルなコミュニケーションにしか生み出せない関係


1.朝:朝礼

(1)朝と言えば「朝礼」。朝礼と聞くと、退屈でエライ人からどうでも良いことを聞かされ、ひたすら時間が過ぎるのを耐える場だと否定的な想いを持つ人も多い。

(2)しかし、朝礼をというコミュニケーションの場を、意味のあるものとして位置づけ、継承している企業は少なく無い。2つの実例を挙げる。

①自社の「企業フィロソフィー」を使った話し合いをする:

- 社長から提示されたテーマをチームごとに討議して発表する。

- 発表に対して別チームから意見を出してもらう。

- 「対話」を通じて社員に考える力や「聴く力」を養ってもらう場でもある。

- 毎朝、職場の仲間と質の高いコミュニケーションを繰り返すことで、朝からリッチネスを高いレベルに底上げて、仕事をスタートさせる。


②日本一長い朝礼:

- 平均して60分、最長は3時間。

- 朝礼は毎日するが、週二回は「全社朝礼」で、全事業部の社員が全員集合する。

- 内容はお客様の声の紹介や社員同士の感謝の共有、体操、社員個人の思い出話の共有。

- 最後に自社の経営理念を共有して終わる。

- 社長によると「朝礼はスイッチオンの場。朝出社して、さあ、これから仕事するぞ!というモチベーションを高める場」とのこと。


(3)上記から期待される「朝礼」の目的・効果

- 朝礼は作業を「仕事」に変える場

- ES(従業員満足)がCS(顧客満足)を高める

- 従業員のための理念教育の一環

- パートタイマーも含めた全従業員への学びの場

- コミュニティ意識の向上

- フォーマルな要素とインフォーマルな要素の両方が組み込める場



続きはまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day3)「コミュニケーションの豊かさ」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

昨日に引き続いて、宮田穣著の「組織に効くコミュニケーション」を読み進めながら、私がポイントだと感じる部分を記述していきます。

今日のテーマは、

コミュニケーションの豊かさ


章立て
1.コミュニケーションの豊かさとは
2.「対面」でのコミュニケーション
3.「メディア・リッチネス」という概念
4.等身大のコミュニケーション


1.コミュニケーションの豊かさとは

(1)コミュニケーションに関して「豊かさ」を定義・測定するのは簡単ではない。
しかし、「話が上手い」「話しぶりに独特な雰囲気を感じる」「あの人にはついつい何でも話してしまう」など、定性的は表現することは出来る。

(2)一つ言えるのは、コミュニケーションの前後で、自分が何かしら「変化」していることを実感できること。

(3)コミュニケーションの豊かさには、そのコミュニケーションに関する様々な要素(手がかり)が多様に含まれていて、そのブレンド具合によって決まる。

(4)その多様な手がかりは、話し手のイメージと聴き手のイメージのずれを小さくし、互いに共有できる部分を大きくする。

共感や感動が生まれるのは、共有された部分の内容に伴う魅力に依存する。

(5)経営危機に陥った企業が、社員の自主的な判断と行動によって危機を乗り越える姿の根底には、社員全員が議論を重ねて明文化した「企業理念」が、お題目ではなく社員一人一人の心の中に息づているからである。

(6)組織でのコミュニケーションの豊かさは、基本的な事柄が組織文化として共有出来ていれば、多くを語り合わなくとも、お互い共有したイメージの下で一体感のある行動が取れることからも窺い知ることができる。


2.「対面」でのコミュニケーション

(1)「対面」でのコミュニケーションが豊かだと感じるのは、人間そのものが「情報の宝庫」だからである。身振りや手振りはもちろん、「目は口程に物を言う」などの表情から多くの事が伝わる。

(2)しかし対面でのコミュニケーションは、①手間と時間がかかる、②相手から多くの情報を引き出すためには、場数とそれなりのトレーニングが必要。


3.「メディア・リッチネス」という概念

(1)組織でのコミュニケーション研究の分野で、1980年代のアメリカで考え出された「メディア・リッチネス」理論というものがある。

(2)メディア・リッチネスは、色々なメディアが本来持つ「潜在的な伝達力」に基づいている。

伝達力は、①迅速なフィードバックの入手可能性、②多様な手がかりを同時に運ぶ能力、③個人にどの程度焦点を当てているか、の3つの視点で判断する。

(3)主要な下記伝達メディアのリッチネス度合いは以下の通り。

高いから低いの順に並べると(カッコ内はリッチネス度合いの相対評価レベル)、

対面関係(100)ーテレビ電話(60)ー電話(30)ーボイスメール
ー電子メール(10)ー私信(手紙・メモ)ー文書(報告書・書籍)

(4)リッチネスを高める工夫は、対面の機会を増やしていくことは当然。一方、それが難しい場合は、リッチネスの低いメディアを複数組み合わせることで可能となる。

(5)相手によっては効果的なメディアは異なり、また、利用するメディアによってコミュニケーションの質も異なってくる。


4.等身大のコミュニケーション

(1)コミュニケーションの定義を「相手との関係を築き、お互いを変えていく行為」とするならば、相対評価レベル(50)を越えたコミュニケーションを「等身大のコミュニケーション」としたい。

(2)これを実現するためには「対面」の半分以上のリッチネス(即ちレベル50)になるように、いくつかのコミュニケーションを組み合わせていくことが必要である。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしお

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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day2)「組織とコミュニケーション」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

昨日に続いて、宮田穣氏の著書

「組織に効くコミュニケーション」

を読み進めて行きます。今日のテーマは

組織とコミュニケーション

章立て
1.組織にとってコミュニケーションとは
2.コミュニケーション不全はなぜ発生?
3.広がる心の病
4.コミュニティ意識とコミュニケーション
5.組織も「断片化」する


1.組織にとってコミュニケーションとは

(1)そもそも組織とは、「2人またはそれ以上の人々の、意識的に調整された諸活動または諸力のシステム」即ち「協働システム」と定義される。

そしてその成立条件は、①コミュニケーション、②貢献意識、③共通目的、である。

(2)仕事の仕方の変化によって、コミュニケーションの仕方も変化する。

(3)組織においてはコミュニケーションがしっかり成立しているかどうかが重要。

(4)組織でのコミュニケーションには、①フォーマル・コミュニケーション、と②インフォーマル・コミュニケーションがある。

①は「報連相」に代表されるもの。②は仕事や役割というより、職場での人間関係に直接関わるもの。例えば「ランチ仲間」間の情報交換のようなもの。

(5)どんな組織においても①フォーマル、と②インフォーマルの両方が必要である。


2.コミュニケーション不全はなぜ発生?

(1)コミュニケーション不全が起こる原因の一つは、コミュニケーション・ギャップ。

(2)組織を人間の身体に喩えられることがよくあるが、血液の流れに該当するのが情報の「風通しの良さ」。自律神経に当たるものは様々な「バランス感覚」と言える。

(3)コミュニケーション・ギャップに代表されるのは、①分かり合えない世代間ギャップ、②仕事のスピード化・効率化で中間管理職が消失、③一方的に通告するメールで、コミュニケーション不足。

つまり、仕事の余裕の無さがコミュニケーション不足を生み、コミュニケーション不全が起きてしまっている。


3.広がる心の病

心の病が起こる原因は様々考えられるが、以下の事象との相関関係が高いと想像される。
(1)個人で仕事をする機会が増えた
(2)職場での助け合いが少なくった
(3)職場でコミュニケーション機会の減少


4.コミュニティ意識とコミュニケーション

(1)「人はどのような時に、組織に属しているという実感、つまり組織人としての実感を持つのか?」

(2)組織の2つの側面:①目標を達成するための「機能的」な集団という側面、②精神的なつながりが強い共同体、すなわち「コミュニティ」としての側面

(3)組織の2つの側面の両面において一体感は重要ではある。しかしコミュニティ意識を高めることにつながるコミュニケーションという観点では、場を共有し、深くお互いが関わりながら協働で何かに取り組むことでより深い関係が構築され、コミュニティ意識は強くなる。


5.組織も「断片化」する

(1)情報が断片化してきているだけではなく、組織も断片化してきている。職場作業における「従業員の孤立化」など、人と人と関わりが希薄な仕事の進め方が組織の断片化を生む。

(2)「断片化」しがちな仕事環境で、機能面だけを重視した仕事をひたすら推し進めていった先にあるものは、組織そのものの存続を脅かしかねない。


ではまた明日!
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宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」を読んで(Day1)「断片化するコミュニケーション」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

今日からまたまた新しいシリーズ。

お気に入りの本や、これは皆さんと共有したいという書籍を読み進めて行きます。

そして私の「独断と偏見」でキーポイントを列挙していく、名付けて「書籍読み進めブログ」。

今回読み進める著書は、

宮田穣著「組織に効くコミュニケーション」

です。

宮田氏はサラリーマンから社会人大学院を経て、学者になられた方です。

ご専門は、コーポレートコミュニケーション、企業広報、行政広報、組織内コミュニケーション論など、とのこと。

私もサラリーマンを早めに卒業して大学院へ進んだので、何となく共感するものがあったこと、そして、本のタイトルが「組織に効くコミュニケーション」。読まずにおられず思わず購入、通読。

著者が、この著書で追究しようとしている大きな題目は「心地よいコミュニケーションとは何か」また「相手との心地よい距離とは何か」。

そしてその答えの一つが「等身大のコミュニケーション」としています。この点については、読み進めていくうちに必ずや出くわすものと思います。


さて今日、Day1のテーマは、

断片化するコミュニケーション

章立て
1.情報の断片化
2.断片化されるもの、されないもの
3.失われていく非言語コミュニケーション


1.情報の断片化

(1)テレビの登場によるマス・メディアの普及に加えて、その後の1990年代中頃から始まる「インターネット」の拡大が、情報の洪水、そして断片化を生んだ。

(2)一人一人の個人が情報を取り扱うことが容易になり、個人が発信・受信する情報が量・質とともに拡大、いわゆる情報爆発が起こった。

(3)2つの情報の「断片化」

①個人であれ組織であれ、送り手の元を離れてしまえば、その情報はコピーされ、加工され、編集され、様々な形に変えられ、様々な受け手に届けられる。

②送り手の出す情報そのものが最初から「断片化」している。

例えば、LINEやTwitter、Instagramでやり取りされる言葉やフレーズ、コメントなどは、情報を「断片化」させることで出来るだけリアルタイムでスピーディーに情報を届けるという特質を持つ。


2.断片化されるもの、されないもの

(1)逆に「断片化」されないものは、言葉に関わるものとしては書籍や手紙、会話や対話。いづれもアナログ的なもの。

(2)一方、言葉に関わらないものでは、身振りや手振り、表情やしぐさ、場の雰囲気など。

(3)会話や対話は、身振りや手振り、場の雰囲気などと切っては切れないもの。つまり「断片化」されないものは、全体と不可分で存在し、一定のまとまりがどこまでも伴っているものだと言える。

(4)従って、現代社会は「断片化」されないものを、どんどん失い続けていくことになってしまう。特に、言葉を使わない(非言語)コミュニケーションが失われてしまうことを意味している。

(5)そしてこの「断片化」を情報の受け手が理解していくためには、全体を埋めていく必要がある、ということ。


3.失われていく非言語コミュニケーション

(1)非言語コミュニケーションは、相手との対面でいる時に多く行われるため、一緒にいる機会があまりない相手とは成立しずらいコミュニケーションである。

(2)また非言語コミュニケーションは「経験的」に身に付け、磨かれるものである。

(3)インターネットでのコミュニケーションが日常化すると、結果的に対面のコミュニケーション機会が減少する。

同時に、非言語コミュニケーションを体得する機会も減少してしまう。

(4)情報の断片化はある意味で膨大な情報を何とか取り扱おうとする工夫である一方、物事の理解の「単純化」を進めてしまう。

(5)日常生活すべてにわたって「単純化」された思考に基づく、紋切り型の言葉が拡散する社会。

スマホで頻繁に交わされる「断片化」な言葉に、安らぎや心地よさは入り込むことが出来るのだろうか?

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしお

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中小企業が「SDGs」をどう活用するか?

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

先般、参加したセミナーで興味深いお話をお聞きしたので、今日はこの場で共有をしたいと思います。

内容は最近メディアで目にする、耳にする「SDGs」ですが、テーマは

中小企業が「SDGs」をどう活用するか?

実は中小企業診断士として私は、中小企業を応援するミッションを持っています。そのような私の視点も交えながら、少し綴っていきたいと考えております。

章立て
1.SDGsとは?
2.実はこれは、ビジネスチャンス!
3.中小企業としてどう取り組むのか?


1.SDGsとは?

既に各種websiteやその他のメディアなどにて、多くの解説がなされているので、今さらここで「SDGs」の詳しい説明は省かせて頂きます。

が、一言で説明すると、

「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」 の略称で、全ての国連加盟国が2030年までの達成を目指す、貧困や教育、環境などの17分野にわたる目標のこと。

つまり、国連が掲げた、地球規模で取り組んでいる達成目標です。

17分野の詳細は別の情報ソースをご参照頂きたいですが、因みに目標への達成・進捗度合いに関しては、

日本は立ち遅れている!

特に17分野の内、下記の4分野で送れているとのこと。

5  ジェンダー平等を実現しよう
12 つくる責任 つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
17 パートナーシップで目標を達成しよう

そうだよね!という声が、あちらこちらから聞こえてくるように感じます。


2.実はこれは、ビジネスチャンス!

この17分野の目標を企業として、どう捉えるか? 特に中小企業としてこれをどう対応するのか?

ここから本論です。

- そんなこと言ったって無理だよ!

- 国連が決めたのだから仕方が無い。難しいけど達成しなきゃならないでしょ!

- そうか、これからは17分野のことを重視する世の中になる。これを念頭に色々な取り組みや方向性を検討するのがいいんだ!


上記はどれも想定される反応ですが、皆さんご自身はいかがでしょうか?

因みにこの「SDGs」は単なる努力目標ではありません。地球に住む我々にとっては「必達事項」と捉えるべき内容です。

つまり、裏を返すと、

取り組まない企業は存在できなくなる。

そして中小企業も例外ではない!


3.中小企業としてどう取り組むのか?

では実際問題として、どう取り組んだら良いのか?

ここで、最も卑近な例を考えてみてください。

皆さんは「コロナウィルス」の感染リスクに、企業として現在、どのように対応していますでしょうか?

目に見えないほど小さいウィルスに翻弄されている我々ですが、何とか知恵を絞って、手探りではありますが、対応している。

困った、困った。無理無理、では前に進めません。

つまり、この良い意味での環境変化を逆手に取って、考え方を変えたり、新しい取り組みをしてみる。

この発想が重要。

そして、ネガティブな面ではなく、ポジティブな面に焦点を当てて、知恵を絞る、工夫する、考えを巡らせる。

中小企業は規模は小さいものの、機動力がある。そして、人数が少ないので採算レベルが大企業に比べて低いはず。

このような逆転の発想で、イノベーションを起こすことは出来るはずです。事実、発想の転換で新しい商品やサービスを創発している中小企業は多いです。

そして達成時期に設定されている2030年を見据えて、この機会に自社の「10年後のありたい姿」を、SDGsの17分野に基づいて描いてみる。

ぜひ、こんな取り組みから始めたいですね!


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしお

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エドガー・H・シャイン著「問いかける技術」を読み進めながら(Day9、最終回)「『謙虚に問いかける』態度を育てる」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

今日も昨日に引き続き、エドガー・H・シャイン氏の著書

「問いかける技術」

を読み進めながら、私がキーポイントだと思う点を列挙して行きます。

今日はその最終回。テーマは、

「謙虚に問いかける」態度を育てる

シャイン教授から具体的な態度・姿勢や、行動・活動のアイディアを拝借しようと思います。


「謙虚に問いかける」は、以下の三つの場面で必要とされます。

- 個人の生活において
- 組織において
- リーダーや管理職としての役割において

このような三つの場面で求められる態度と行動は、既存の文化に対して少なからず抗うものです。従って、これまでに学んできたことをいったん捨て、新たに学び直す必要があります。

つまり、自分がいつどこで「話すこと」を控えて、「尋ねる」ことを増やすべきか、を見極めることが欠かせないのです。


章立て
1.学んだことを捨て、学び直す際の「二つの不安」

2.学習することへの不安を軽減するためには

(1)速度を落として、緩急をつける
(2)内省し、自分自身に対して「謙虚に問いかける」
(3)もっとマインドフルになる
(4)自分のアーティスト性を発掘し、革新的な発想を心がけよう
(5)自分の行動を振り返り、内省する

3.仕事における調整の必要性に敏感になる

4.「文化の島」を築く



1.学んだことを捨て、学び直す際の「二つの不安」

「謙虚に問いかける」という態度を新たに学ぶためには「自分が話し手になる」という古い習慣を手放なさなければならない。この時、二種類の不安がが押し寄せてくる。

(1)生き残りの不安:ある行動が出来るようにならないと、自分は不利になる、と気付いた時に抱く不安

(2)学習することへの不安:せっかく体得した新しい事柄が周りから理解されないかも知れない。この不安があると人は変わることに対して抵抗感を持ってしまう。


2.学習することへの不安を軽減するために出来ること

(1)速度を落として、緩急をつける

①「謙虚に問いかける」を学ぶことは、いかに早く走るかを学ぶのではなく、物事を慎重に見渡して、その場で現実に起きていることをきちんと評価するために減速する方法を学ぶことだ。

②「謙虚に問いかける」の実践に欠かせないのは、周りの人たちやその仕事に関わっている人たちを集め、その人たちの人となりに興味を持つことだ。

(2)内省し、自分自身に対して「謙虚に問いかける」

①「自分が動き、自分が話す」という、課題の遂行を優先するせっかちな文化を持つ人たちにとって一番重要なのは、内省することを学ぶことだ。

②内省することを学ぶ一つの方法は、「謙虚に問いかける」を自分自身に対してやってみること。すぐ行動に移す前に、自分に問いかけてみよう。

(3)もっとマインドフルになる

①内省するということは、周囲で起きていることにもっと気付くようになる、マインドフルになる、ということ。

②何かあったとき、起きたとき、「何があったのですか?」と訊くだろう。何らかの返答があった時、それで終えずにこうも訊いてみよう。「他に何があったのですか?」「他にはどんなことが起きたのですか?」

(4)自分のアーティスト性を発掘し、革新的な発想を心がけよう

①芸術的なことをやってみると、心と体がもっと動くようになる。

②全く新しいことに挑戦して自分らしさの幅を広げることが大事なのだ。

③何気ないが、本質をついた問い、例えば「そもそも、何を得ようとして始めたのですか?」

④自分の美的感覚に触れる。地元の美術館へ足を運ぶ、旅行に出かける。

⑤自分とは異なる文化を持つ人々の考え方を認識する。


(5)自分の行動を振り返り、内省する

①上司は上下関係のルールを一旦脇へ置いて、グループ内で最も地位の低い人に対しても、今の状況をどのように感じているのかについて、率直な意見を求める。


3.仕事における調整の必要性に敏感になる

①目標を共有する
②互いの仕事を理解し合う
③お互いを尊重すること


4.「文化の島」を築く

(1)人間関係を構築する場合「文化の島」をつくり出す必要がある。「文化の島」とは、権威や信頼関係についてそれぞれの文化が定めるルールは一旦脇に置く、という状況である。

(2)打ち解けた雰囲気でメンバーを集め、個人的なことを話題にする機会をつくる。

(3)身構えずに弱点をさらけ出して良いという気になれば、より親密な会話を引き出すことが出来る。

(4)そうなれば「私が間違いをおかしそうなになったら、そのことを指摘してくれますか?」という難しい質問も出来るようになる。

(5)「文化の島」という考え方は、お互いの文化の良し悪しを判断するのではなく、あくまで共通基盤を探す、ということを主眼を置いている。

いかがでしたでしょうか?
このシリーズは今日で終了です。

ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしお

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