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子どもが自分のプライドについて話す夜

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子どもが自分のプライドについて...
「私、プライド高いんだよね…」
 
夕飯後、いつものようにのんびり過ごしていた時、
子どもがふと、こんなことをつぶやきました。
 
「(どうしたんだろう?)」
イロイロ訊きたい!知りたい!情報収集がムクムク出そうになりましたが、
まずは、子どもの話を聴こう!気持ちを立て直しました。
 
私「そうなんだね。どんな時にそう感じる?」
 
子「うーん…友達に『カワイイ』って言いたいけど、うまく言えなくてさ。
  思うことはあっても、なんか恥ずかしいんだよね。」
 
私「なるほどね。じゃあ、もっと上手に伝えたいなって思ってるのかな?」
 
子「いや、そういうわけでもないかも。
  もしかしたら、そういうことにあんまり興味がないだけかもしれない。」
 
子「私、もしかして、人を認めたくないのかな…?」
 
私「そう感じることがあるんだね。
  友達を認めている時って、これまでどんな場面だったかな?」
 
子「そうだな…走るのが早い友達には『すごい!』って思うかな。
  自分がその子に勝てないって感じた時とか。」
 
私「そっか、その『すごい!』って感じる瞬間なんだね。
  じゃあ、『認める』って、あなたの言葉でいうと?」
 
子「え?うーん…そうだなぁ…」
 
子どもは少し考え込みながら、黙ってしまいました。
 
でも、その時間も大切!
 
すぐに答えを出さなくてもいい。
自分のペースで、いつかその問いに向き合ってくれたらそれでOK。
今は、ただその考える時間を見守ることが、私にできることなんだなと感じました。
 
もしも、以前の私だったら…
 
「どうして?」
「ちゃんと答えなさい」って言ってしまっていたかもしれません。
 
怒りっぽい私もまだいるけれど、
子どもの話を聴こう!と、
行動をできる自分に対して、少しずつ成長を感じてもいます。
 
子どもが自分の言葉で気づきを得るまで、時間がかかっても大丈夫。
きっと、自分のタイミングで、答えを見つけてくれる。
ゆっくりと寄り添っていこうと思っています。
 
こんな何気ない日常の中の話にも
コーチングスキルを取り入れることで、親子の絆を紡いでいるのを感じます。
 

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たかつち あやこ

銀座コーチングスクール八重洲校講師
銀座コーチングスクール 認定プロフェッショナルコーチ
母学上級コーチ
ICF認定アソシエイトコーチ(ACC)

Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100009309206955
母学ホームページ:https://haha-gaku.com/coaching_app_elementary_zoom/


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