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takeの電気式日記

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働き方や、ようやく体力作りが楽しくなってきた事。

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働き方改革の影響なのか、労働環境改善とか賃金とかの話題がWEB上で昨日あたりから出ていると思いました。
基本、男が沢山仕事して金を得、妻にいいようにやりくりしてもらうというスタイルが
自分が実践してきたスタイルですが、そういうスタイルというのも何らかのリスクがあるので、
できる範囲で男が頑張るというスタイルがよろしいのかと思うこの頃です。

1986年は日本はまだバブルだったと思いますが、東北の田舎ではそんなもの無く、
給料手取り7万円で、いつ自立できるだろうと思う日々でした。
使途は、家に3万円、生命保険1万円、ガソリン1万円、積立1万円、自由金1万円。
その自由金1万円から毎月CDを1つ購入するのが唯一の楽しみでもありました。
ただ問題があって、CDは買っても再生するコンポが無いという事で、
CDを自宅で聴けるようになるのに1年位我慢しました。
それまでCDを先輩宅に持って行って聴かせていただくというものでした。
携帯電話も無く、ガソリンが勿体ないからどこかへ遠出もせず、家でファミコンで遊ぶのが日常でした。

そういう時期を経て、数年後に給与手取りが2倍位になって、
好きな人もでき、結婚する為に家を建て・・・ようとした時、
銀行からはあんたの安給料では金は貸せないと言われ、
父親と連名で銀行から金を借りて月々12万円の20年ローンを組み、
ほぼ何もしない生活というのをスタートさせました。
運よく、残業をできる仕事だったので、少し生活残業もできたので助かりました。

結婚する3か月前、タイミング良く月100時間の時間外労働ができ、3ヶ月×100時間=300時間=30万円の
決して高価ではありませんが、当時精一杯の指輪を買えて良かったと思いました。
あの300時間は今後も忘れることは無いと思います。

その後実入りのいい会社へ転職する事になります。
そこの会社も残業をできる仕事だったので、平均40~100時間は時間外労働が可能でした。
ある仕事の佳境に入った時、その時期は4年ほどありましたが、
時間外労働が結構増えて、多い時で200時間以上になりました。
この調子で半年もすれば新車が買えるなと思いましたが、現実は甘くは無く、
2ヵ月後入院する事になりました。退院後も病気がちになり2回目の入院をしたりしました。

退院後、ランニングするにもふらついてうまく走れなくなり、
この頃、NHKのマッサンをやっていたのでウィスキーも少し嗜んでいましたが、
それもあまり美味しくなくなり、次第に会社へ出社するだけで疲労困憊状態に陥りました。
気力はあるが、体力が無い、故に何もできないという状態。
3~4ヵ月辛抱して働きましたが、どうしようもなくなり、
その時点で会社を退職する事にしました。

たぶん、この時点で何らかの病気だったのだと思いますが、
働かないと生活できないので、とにかく直ぐに仕事を見つけて働き始めましたが、
再就職したその会社にどうしても馴染めない人と仕事をする事に体が対応できず、
とうとう動けなくなり、その会社を退職しました。

医師にかかると、不安障害と診断されましたし、
それが長引いたので念のためお祓い系の寺院を紹介してもらってみてもらったりしました。
寺院では、それは生まれながらの個性だから一生治らないと言われましたが、
その言葉は信用していませんでした。

その頃は、朝食後にテレビを見ようと思ってテレビの前に座るとすぐに寝てしまい、
気づくと夕方という生活を送っていました。
気力はあっても強烈に抜けて行く体力に、どうしても対応できず、
ネットで調べてもわからない状態でした。

不安障害で医師から処方されていたパキシル系の薬は、1年位は効いていたと思いますが、
その後は体調悪化へ向かうようになりました。
その時点で不安障害では無いのではないかと疑念が生まれ、
これは岩手県では病気と扱っていない、慢性疲労症候群なのではないかと思いました。
2019年になり、だいぶ体力の抜けが収まったと思います。

3年位前の、朝テレビを見ようとしたら寝てしまい起きたら夕方だった。という事は
今もしばしば思い出し考えてしまうのですが、
その頃にたまたま聴いた音楽がとても暗く、未来も希望も無いような歌でした。
かえって、そういう音楽の方が変に陽気な音楽よりも気が楽だったと思います。
その音楽を奏でるのは、「チャラン・ポ・ランタン」という姉妹ユニット。
その妹(もも)が私の祖母(モモ)と同名という妙な巡りあわせ。
ちょっとだけ、暗い音楽と祖母に光明を与えられた気持ちになれました。

2019.06現在、完全に体調回復したわけでもなく、お酒も飲みません。
少しづつ、本当に少しづつ、体力をつけて行こうと思うこの頃です。

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