takeの電気式日記

真夜中、たぶん1:00頃に自分のかなり大きな叫び声で目覚めた。３年振り位だと思う。
ふと椅子に目をやると、子熊の様な猫の様な、鼻が少し長い黒い動物？と目が合った。
これは幻覚だと思うけれど、その動物らしきものはゆっくりと椅子から音もなく降り、
自分の布団の横にあるソファーの裏に来た。怖いからソファーとは逆の方を向いて
これは幻覚だから、まず、落ち着こうと言い聞かせた。
するとすぐに今度は部屋にタクシーの停車灯が鋭く入ってきた。
となりの人がタクシーで帰ってきたのかなと思って、早くタクシーが去らないかと
思っていると少し部屋が見える程明るさを増すのに驚いた。
もっとも、タクシーのエンジン音は聞こえない。たぶんハイブリッド車だったんだと思う。
左には子熊、足元の先はタクシーの光、なんだか眠れなくなり、しばらくの間は恐怖だった。
思い切ってスマホを見ると丁度2:00を指していて、1時間位我慢したんだなと思った。
長く光っていたタクシーの光が消え、緊張の疲れからか子熊の事は忘れて眠りについた。

こういうのは前は２、３日続いたのでそれを断ち切ろうと思い、
翌日に子熊の事を妻に話し妻と握手した。妻には笑われたがこちらは結構真剣だったので。
幸いにして幻覚はその日だけでほっとしたところでした。