抵抗しているから疲弊する。
Dec
30
パフォーマンスアップコーチのナカムラトモコです。
私がハマっているカウンセリング手法の一つに、フォーカシングがあります。
フォーカシングとは
なんとなく嫌な感じ・・・
なんとなく心がざわつく感じ・・・
など、「なんとなく」の身体の感じに目を向けるカウンセリング技法。
まさに‘腑に落ちる’という気づきが多く、コーチングにも使える手法なので学んでいるのです。
いつもは京都の2カ月に一回ある勉強会に参加しているのですが、ここ数カ月、予定が合わずに行けていません。
来月ある勉強会も参加できるかどうか怪しくなってきました。
まぁ、そうは言っても仕方ないんだけど・・と思いつつ、ネットで検索していたら、どうも神戸の方でもフォーカシングの勉強会があるようです。
と言うことで、参加してみたのです。
そもそもこの神戸の勉強会に参加しようと思ったのは、このところ御無沙汰しているフォーカシングに触れたいと言うこともあるのですが、会によっての違いも知りたかったからなのです。
どんな進め方をするのだろう・・・
どんな勉強会なんだろう・・・
そんな興味もあって参加したのです。
で、今回ここでは実際にセッションの練習をしたのですが、扱う切り口が面白い!
フォーカシングとはなんとなくな身体の感じ(フェルトセンスと言います)を感じながら行うのですが、そのフェルトセンスに繋がるために、色んな切り口を使います。
その中で、色紙を使ったフォーカシングを今回私は受けたのです。
まずは何百枚?もある色紙の束をパラパラめくっていって、気になる二枚を出します。
そしてそれについてのフェルトセンスを感じていきます。
私の場合、最初に5,6枚選び、そこから絞り込むものの2枚まで絞れず、結局3枚になりました。
1枚は見ると元気が出る色の紙、1枚はなんだか柔らかくホッと癒される紙。
これらはどちらかと言うといい意味で選んだ紙たち。
しかしもう1枚は、二枚重ねにして、裏の柄が表に出た状態の紙なのですが、これはとても嫌な感じを受けるのです。
表はソフトな感じの色柄の紙。
そこから透けて見える後ろの紙の柄・・・
これが私には‘人間の裏表'の様に見えて仕方がありません。
表面はいい顔していて、裏では何をしているかわからない人間の怖さ・・・
こんなものを感じています。
それらをひとしきりしゃべった後、そこから何を感じ取ったか?と言われ私の中で衝撃が走りました。
あぁ、今の私の状態だ、これ。
今の私って、イメージとしてはジメジメした深い森の中に一人きりでいる感じなのです。
そしてここから出たいとさまよっているのです。。。
動き回って疲れきって癒されたい、そして元気を貰いたい・・・
それがいい意味で選んだ2枚の紙が物語っています。
「その森を外から見てみるとどんな感じですか?」
とリスナーと呼ばれるガイド役の方が。
うーん、外からか・・・
ふと、自分がこの森の上空何百メートルか上に上がったイメージが頭に浮かびました。
あれ?意外に小さいんじゃない?この森。
出ようと思えばいつでも出られるぐらいの森。
その中で無駄にウロウロして、疲弊しているのはなぜ?
そうか、この森(状況)はイヤだと思いつつ、外に出たくないと思っているんだ、私。
いやな感じで選んだ紙はまさに私が今、‘人間’と言うものに感じている恐れ。
森から出たいと思っているけれど、森の外にはそんな二枚舌な人間が多くいることへの恐怖・・・
だけれど、この森にいてはダメなんじゃないかと思っている心の葛藤。
でも・・・
この森ってそんなに悪いところなの?
もしかしたら住めば都なのかもしれないんじゃない?
そう思ったら心がスーッと軽くなったのです。
抵抗しているから疲弊する。
受け入れればなんてことはない。
そんな自分の心の状態に気づかせてくれるフォーカシング。
やっぱり面白いです。。。
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