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DVT

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10/21/2019









某大学病院内で書いている。


昨夜、夫に大変なことが起こり、ERへ連れて行きそのまま入院となった。今はこれからの治療方針を決めるために専門医の診断を待っているところである。


夫は病院嫌いだ。病院、じゃないか、医療的処置の必要なケース全般を怖がるタイプ、とでも言った方が近いかもしれない。小さな傷は大丈夫だが、少しでも傷が深くなると駄目だ。不思議と痛みには強い。傷が深くて何かしらの処置が必要であっても、傷自体を「なかったこと」として放置するタイプ。だから余計にたちが悪い。


昨夜、夫はとんでもないコンディションで帰宅してきた。職場から2時間半、運転してきたことが奇跡的だと言える。どうしてもっと近くのERに行かなかったのか。一人では心細くて出来なかったのかもしれないが、それよりもその事実を無視してひたすらに家に向かったのだと思う。よく事故を起こさずに帰ってこれたものだ、、、ラッキーだったと思う。


DVT - Deep Vein Thrombosis -
日本語でいうところの、深部静脈血栓症、しかも夫の場合、塞栓を起こしていた。昨夜、様子のおかしい彼の左脚を見た時にはショックだった。こんなにひどくなるまで放っておくなんて、否、放っておけたなんて!信じられなかった。

10時頃にERに到着。色々と検査をして入院となり、わたしが帰宅したのは3時半過ぎだった。それから少し仮眠し、朝からまた病室に入っている。治療方針が二転三転している感じ。とりあえずは待つしかない。



昨夜、ERで何人かのナースや医師が関わったのだが、医師にも色々な種類(?)があり、最終的にDoctorと書かれた医師が数人、入れ替わり立ち替わりやってきた。
最初に診た医師は、ERで最初に関わるべき医師だったらしく、確かproviderと呼ばれていた。Health Care Providerということだろう。その彼がナースに小声で耳打ちしていたのが聞こえた。「血栓があるのかもしれない。」
わたしは、あぁやっぱり、、、と思った。夫の脚を最初に見たとき、これは静脈血栓塞栓???と思った。慌ててERへ行く準備をしたのだった。
耳打ちされた担当のナースは「え?じゃぁどうして片側だけなの?」と言った。オイオイ、、、、ちょっと驚いた。医師は。こっち側へ行く静脈が詰まるとこっち側だけってことになる、みたいなことを身振り手振りで耳打ちすると、ナースは「あぁそうか、言っている意味がわかった」と返していた。
わたしは元医療従事者(看護師)だ。日本では一応、ナースとしてバリバリ仕事していた。なんだよ、アメリカのナースってこんなレベルなのかよ、と、一瞬、彼女を下に見てしまった。夫のこと、ちゃんとしてくれよ、と思ってしまった。顔には出さなかったし、何も言わなかったけれど。













#日記

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