手段と目的
Sep
26
「そうか橋があればたしかに便利だ。」っと、職人を集めて橋をかけた。
橋ができたので、そのことを橋が欲しいと言った人に知らせに行った。
橋を欲しがっていたひとは大喜びで橋を見に来た。彼は今まで遠回りをしていた荷車を近くで渡すことができると思った。そして橋を見て唖然とした。それは橋は人が渡るために創られた橋で、荷車は渡れない。
「橋が欲しい」とは手段であって、目的ではない。目的を理解することて初めて手段が明確になる。それを忘れて手段の話をすることは無駄だ。