《時節感慨・・呟記・・》 キンラン(金蘭)に関して以前、数回ブログルに掲載している。 ほとんど、5月に入ってから茎を確認して来た。 今年は、花の種類によって、開花が早かったり、遅かったり色々。 天候によるのか、はたまた、他に要因があるのかはわからない。 1週間ほど前に近間の里山・公園に足を運んだが茎を確認できない。 必死に探してみると、1本の茎を見つけ記録をとることにした。 見つけた周辺、自由に歩き回れる場所、年々茎が少なくなっている。 自然の成り行きに任せるべきか??「生なく滅なし」。。。! 「金蘭」かつては、里山雑木林で極普通に見られたこの可愛い花。 昨今の乱開発で野生自生地が激減している。 できるものなら、今後、増えて欲しい。森の精として。 ジュウニヒトエ(十二単); 「十二単」は、花が幾重にも重なって咲く様子を女官の十二単に見立てた。 茎数本が束生し、立ち上がる。茎葉全体に長くて白い毛がある。 葉はさじ形でまばらに波状の鈍鋸歯があり、対生する。 茎頂に穂状花序を作り、淡紫色~白色の唇形花を下から順に咲かせる。 花は短い上唇が2つに浅く裂け、下唇は大きく3つに裂け、真ん中の裂片が大きい。 日本固有種で本州と四国に自生している。 薄い青紫の花にあでやかさはないが、環境によって花の色が変化する。 キランソウに似るが、茎が立ち上がるのがジュウニヒトエ。 * * * * * 公園として整備され10余年を持つが、植物は時間を掛けて人の踏みつけを避け、 安全な地に移動しているように見える!! ※花々を眺めながら、昔のコダクロームの渋さ、シネマ色を意識して撮ってみた。※ 「県立座間谷戸山公園2018/4/14」