《時節感慨・・呟記・・》 ミソハギ(禊萩・溝萩); 梅雨明の頃、咲き始めるミソハギ。田圃等などで見える。 ミソは、禊(ミソギ)を意味するが、萩の仲間ではなくサルスベリの仲間。 お盆に供える地方では「盆花」ともいう。 全体に無毛。 茎は、4綾形。葉は、十字形に対生し、基部は茎を抱かない。 花は紅紫色で直径約1.5cm。花弁は4~6個。萼片は6個で三角形。 萼片と萼片の間には針状の付属片があり、開出する。 雄蕊12個、6個が長く6個が短い。 日本の在来種でミゾハギ属は2種で一方の蝦夷禊萩は茎、葉、萼等に短毛がある。 * * * * * 森の藪は、むっとして暑いが池の辺りの高木の下は涼し気な風がとおる。 そんな所の林床に咲くミソハギと思う花に脱皮前の蝉が見えた。 この花には、蜜があるのだろうか!?! 共存共栄。 宅地化が激しくコンクリートに敷き詰められた所に、蝉は見れない。道理である。 里山と呼ばれる所、泉の森すぐ近くに「厚木飛行場」がある。 半世紀以上前は、飛行場の周りに民家はすくなかっただろう。 今や郊外の住宅地として宅地化が勢い良く広がっている。 だが一部里山公園として「泉の森」が整備され30年以上になろうか。 公園とか、里山としての整備が進むにつれ、人の手が入り込みすぎたと思う。 「画一的貧化」の表現通り整備しすぎたきらいがあった。丁寧に下草刈りをしない。 一方この泉の森は、引地川の原点でもあり、貯水池もある。 この池周辺は、金網で囲われており一般人は、立ち入れない。 おかげで自然環境は、程々に保たれている。そんな所で見た光景は、原風景に映る。 広島と長崎に原爆が投下されてから73年を迎えた。 原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が、毎年、営まれ平和宣言を全世界に向かって発信している。 非核兵器を訴えているのだが、未だに核兵器を傘に自国の保身を図っている他国の現実。 なんと悍ましいことか。核の安全利用と核兵器を一緒にかたってほしくない。 手足を縛られてる日本の安全保障政策ってどうすれば良いのか、良策を提示してほしい。 我々国民の為に戦って下さった先人に感謝の真を捧げたい。 而して、被爆され亡くなった方々のご冥福を祈ります。 今なお後遺症に苦しまれておられる方々に我々は、何ができるか。 非暴力・非戦闘を願うしかない、が国民の安全ってどうすれば!?!