ナツエビネ(夏海老根);
白地に薄紫のガク片が涼しげで爽やか。エビネの仲間は春に咲くが、夏海老根は、夏咲き。
やや湿った落葉樹林下にはえる。偽球茎は球状。葉は3-5個が束生し長さ10-30cm。
表面は光沢は無く白みをおびている。エビネによく似た葉だが、やや幅広い。
花茎は基部の葉腋より出て高さ20-40cm。薄紫色の花を10-20個総状にまばらにつける。
本州・九州の山地の沢沿いに自生しているが、環境省指定:絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
「令和参年(皇紀2681年)8月17日、記」
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