《囈(33+1)“懐かしの高山植物(3+1)!?!”❖21-252》

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ミツバオウレン(三葉黄蓮) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Coptis trifolia (L.) Salisb.





ウスギオウレン (薄黄黄蓮) 学名:Coptis lutescens Tamura
早春から初夏まで花期がながい。セリバオウレンの変種。
雄花は白色~淡黄色、淡紫色を帯びる。花径は1㎝位。
葉は根生葉が3回3出複葉、淡黄色の花故に、薄黄黄蓮と言われる。
《稜線近くで観る黄色い花”三葉黄蓮”+α!?!》
ミツバオウレン(三葉黄蓮);
背丈が低く、他の植物の下になって名前由来の三葉を見ることは割りと少ない。
漢方薬の薬草の オウレン  に似、葉が3枚あるのが名前の由来。
花びらのように見えるのはガク片で、黄色く小さなのが本物の花びら。
和名の由来は、オウレンに似て3小葉を持つ事。又、根茎を黄連ということから。
根茎は黄色~橙色。葉は根生し、3出複葉。小葉は、無柄で鋭い鋸歯縁、厚く光沢がある。
細い花茎の先に直径約1㎝の花を1個だけつける。萼片は5個、白色の花弁状で大きい。
花弁は長さ0.8~1.6㎜、棍棒状の黄色の蜜腺だけになっている。雄蕊は、長く30~60個。
オウレンは キクバオウレンやセリバオウレンを含めた広義の Coptis japonica を指し、
一般的にはキクバオウウレンを指す。小さな白色の花弁がある。 
*      *      *      *      *
八ヶ岳連峰には、南八ヶ岳連山と北八ヶ岳連山がある。総じて八ヶ岳連峰と呼ぶ。
連峰の東側麓の小海線沿線は、観光開発が進み悪く云えば俗化してしまった。
初めて清里の駅に降り立った頃は、駅前に雑貨屋さんが一軒あるのみだった。
大きな建造物といえば、清泉寮と八ヶ岳ロッジ(国民宿舎・今はない)位だった。
野辺山は、国鉄(現JR)駅として最高高度の駅としては知られていたが。。。!
他方、八ヶ岳連峰の西側麓は、余り開発されておらず、緑が色濃く残っている。
硫黄岳稜線を北に下り夏沢峠を西に少し下った森林の中にオーレン小屋がある。
この山小屋名は、薄黄黄蓮に由来すると聞いた。
1965・6年の夏にオーレン小屋には大層お世話になった。
64年夏は、長野営林局の山岳パトロール(監視)のバイトでよく利用させて頂いた。
翌年は、厚生省の山岳指導員(国立公園関係)で数度寄らせて頂いた。
懐かしい。当時の小屋主さんが現役でご活躍に由。一度訪ねてみたい。
令和参年(皇紀2681年)9月8日、記」
#ブログ #植物

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