“デジカメに想う!?!”《凡声・/・囈‘18-15》

モトバイクは、どことなく“鋼鉄の美”という風貌がある。
その繊細な表情は、未だ写真では出しきれない。でもここまできた。
京都大学理学部植物学教室所蔵 『Flora Japonica』 [278/447]
ツバキ Camellia japonica L.
最近ボタニカルアートを描く人々が増えた。
画像は、200年も前の原画のプリント。緻密な手書きは、写真では出せない。

《時節感慨・・呟記・・FUJI NIKON SIGMA!!》
“日本⇔スッゴイ・地道な技術革新(三)!!”
∇    ∇    ∇    ∇    ∇    ∇    ∇
此処の所、わくわくするデジカメの新機種が矢継ぎ早に登場している。全部欲しい、、、!!
一般化してるコンパクトデジカメ、プロ仕様のデジカメにしろ日本の技術力は素晴らしい。
デジカメの発明は、イーストマン・コダックの開発担当者Steve Sassonによってであったが、
市販デジカメの最初は、富士フイルムの「FUJIX(フジックス) DS-1P」であった。
DS-1Pは、PC用2MB-SRAMカードに最大10枚記録、記録保持用にボタン電池を用いていた。
現在の仕様、工夫を思うとパソコンの進化より進化が早い、と思う。
需要と供給の関係だろうが、研究・技術者の向上心は万国共通だろうが日本はすごすぎる。
特殊仕様ではなく一般的使用のデジカメで低価格なものは、日本製が殆どだろう。
日本国内では、各メーカーがしのぎを削って技術向上を図り特徴・個性も顕著、競っている。
そんな中「人気ランキング」なる言葉が気に入らない。売り上げてなんぼの世界だが。。。!
できうるものなら共存共栄であって欲しい。日本メーカーに望むところだ、、、!
「個性」って大切。デジカメ界にあっても我が道を邁進してるメーカー、素晴らしい。
画像の表現(色彩感)を追求、ハード・ソフトの両方をこなしてきた「 富士フイルム」。
現在のデジカメ主要製造企業が、フルサイズ(35mmフィルムの大きさ)カメラで競い出した。
大きくポテンシャルも高い、センサーだけ見たら間違えなくAPS-Cより上である。
しかし、そのセンサーの性能を最大限に引き出すには、レンズも含めバランスが問題になる。
そのバランスでフルサイズデジタルカメラが35mm判(36×24mm)というフォーマットサイズより
APS-Cサイズ(23.6mm×15.8mm)の撮像素子の方が全体的(レンズ性能も含め)にバランスが良い。
FUJIFILMのX-T3(APS-C)は、かつての映画用フィルムシミュレーション「ETERNA」も搭載してる。
独特の柔らかい写り、深みのある色と階調表現を可能とする「カラークローム・エフェクト」機能、
更には「モノクロ調整」機能、フジフイルムの“色”のこだわり、マニアックさ等々大いなる魅力。
画像の繊細さで中判フォーマット(43.8×32.9mm)を採用、35mmに目を向けない。何とも魅力的。

次に関心を持っているのが、NIKONから登場したフルサイズミラーレスカメラ『Z6』。
今年8月に高画質モデルの「Z7」がお目見えしたが、僕にとってはちょっと手が届かない。
『Z6』は、僕好みの仕様だった。光学ファインダーと遜色のない見やすい電子ビューファインダー。
難しい露出合わせを素早く捉える。柔らかなボケも魅力的だ。Zシステムの新光学設計は、凄いの一言だ。

今ひとつの関心事、シグマが採用しているFoveon X3ダイレクトイメージセンサー。これは、驚異的だ。
このセンサーが生み出す臨場感あふれる画質は、色補間を必要としない垂直方式のカラーキャプチャシステム。
それと光学ローパスフィルターを必要としない原理的特性は、開発の余地はあるが見事だ。
個性が強く扱いに慣れが必用だが、独特の解像感がある。マウント径でライカ・パナソニックと共有する由。
レンズにおいての話だが、各社独自の開発をする由。とっても楽しみだ。

カメラの語源であるラテン語のcameraは、「小さな部屋」を意味している。
カメラの由来「カメラ・オブスクラ」の「オブスクラ」(ラテン語obscura)は「暗い」という意味。
半世紀も前にこの「暗箱カメラ」を使わせてもらったことがあった。
カメラの歴史、現在のデジタルカメラも含めて今、また、関心の虫が湧いてきた。。。!!
ビデオカメラで先に普及していたデジタル技術が、カメラに応用されている。
銀塩フィルムカメラからデジタルカメラの時代に移行、更には一眼のコンパクト化を実現。
一眼レフの「レフ」の部分をなくしたミラーレス一眼が、パナソニックから登場して日は浅い。
本体構造が半分程度のコンパクトさ。ミラーレス一眼は、日本メーカーから生まれた新技術。
デジタルカメラとは、デジタル媒体を使用するカメラ。デジカメ技術は、どんどん進化を加速するだろう。
フイルムの代わりに固体撮像素子(イメージセンサー)とメモリーカードなどの電子媒体を使用、
カメラ内部の画像処理プロセッサで撮影した写真を処理し、デジタル画像データとして記録する。
光学式ファインダーを持ち、撮像素子のデータを内蔵した液晶モニター等に表示する機能。
一眼レフ以外では、液晶画面上に撮影中の画像を表示可能でファインダーの代わりとして使用可能、
小ささな機種では光学ファインダーをなくし、完全に液晶画面がファインダーとして使われている。
だが、一眼レフの場合は構造上、特殊な機構を搭載した一部の機種を除き、
基本的にその撮影画像をモニターには表示できない。それ故、ミラーレスは有要だ。
昨年、35mmフルサイズイメージセンサーの約1.7倍となる中判サイズ(43.8x32.9mm)、
「FUJIFILM G フォーマット」イメージセンサー搭載のミラーレス「FUJIFILM GFX 50S」が市販された。
そしてこの度、GFX 50S のレンジファインダースタイルバージョン、GFX 50Rが発売された。
僕自身の感覚では、レンジファインダースタイルと言うより、かつての2眼レフスタイル感覚と重なる。
中判・フルサイズ(35mm)・APS-Cサイズの3種類を臨機応変に使って撮って見たい!!
アオリ(ティルト&シフト)機構アダプターも使ってみたい。中判デジカメ本体・レンズも軽量化されている。
昔の三脚(Tiltall TE-01)でも大丈夫!?!重たいHUSKYは不要だ(歳とったものだ!!)。
あるものを活かして撮ってみたい。気分だけは昂揚してるが、テクニックを磨かねば。。。!
老人ボケ解消に向かって・・・東京オリンピック、大阪万博に向かって体力・気力、がんばらねば。
4X5等の本体が使えるアダプターも出てきたが、小遣いでは仲々追いつかない。悩み在る所だ。


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