“里山の今、赤い実!!”《襍感・/・点描18-77》

ガマズミ(鎌酸実、莢迷/実“fructus") レンプクソウ科(Adoxaceae)
学名:Viburnum dilatatum Thunb.
「エナガ(多分)」

《時節感慨・・呟記・・初冬、鳥の「食」、赤い実!?!”》
ガマズミ(鎌酸実、莢迷、蒲染);
花に関しては、以前に細かく記したのでそちらを参照して頂きたい。
ガマズミ(鎌酸実、莢迷)の花は ムシカリ(虫狩・スイカズラ科)とかなり大きさが異なるが、
赤い実になったら区別が難しいほど良く似ている。
秋には ムシカリやヤブデマリの実と同じように真っ赤に実る。
鳥たちの餌になるが、食してみると紅くなりたての頃は酸味が強い果汁である。
初冬の頃には、甘くなり食べられるが、果肉は薄く種子が大きい。
昔から天然の着色料に用いた。山里では果実酒にする(きれいな深紅色)。
秋も深まると、実より遅れて葉も赤くなる。
又、タマバエの一種による虫こぶにもなる。正常実の2~3倍の大きさの球形になる。
色は淡緑色から淡紅色を帯び、表面には白色の短毛が密生する。
例年、11月には実(種子)が姿を表すが、今年はなぜか遅れ気味に実が付いた。

一寸離れたところでは、“鳥撮”集団が、「カワセミ」を狙って三脚を立てていた。
邪魔しない様に遠回りして林の中をいくと池近くで可愛い「エナガ(多分)」に出会った。
「2018/12/09大和市・泉の森」 

#植物 #鳥

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