“悩める秋!?!”《凡声・/・囈‘18-12》


《時節感慨・・呟記・・》
“日本⇔スッゴイ・地道な技術革新Ⅱ!!”
“秋の長雨”、例年、散策もままならず自宅に留め置かれ悶々としていたのだが、
今年は、例年と一寸違う感覚で毎日を過ごしている。

長い事、付き合ってくれてる“寫眞機”おもしろおかしく楽しませてもらってきた。
今年は、ハード面(機材)で刺激的なものが続々出てきた。私的好みだが。!
銀塩フィルム時代、大判・中判・35mmという分け方をしていた。
デジカメでは、イメージセンサーのサイズ(撮像素子の大きさ)で表している。
フルサイズ、APS-Cが中心でAPS-Cより小さいサイズの撮像素子は、いろいろとある。
フルサイズと呼ばれているサイズは、銀塩フィルム時代の35mmとほぼ同じ大きさ。
フィルム時代の中判(6x6,6x7等)に匹敵するデジカメも出始めている。
良く云われる高画素=高画質ではなく(仔細は省く)、撮像素子の大きさが重要。
技術、機材価格面で中判サイズイメージセンサー内蔵デジカメは、一般的ではなかった。
デジタルカメラでは、イメージセンサーで捉えた画像を電子式ファインダーに表示できる。
かつての光学式ファインダーを省くことで小型軽量化している。これがミラーレス一眼だ。
ファインダーだけでは無くカメラ全体で小型化でき、価格的にも抑えられた物の出現。
前のブログに記したフルサイズミラーレスカメラを大手メーカーが販売し始めた。
そして、先日、中判サイズイメージセンサー内蔵カメラが、フルサイズと同等金額で現れた。
ミラーレスカメラの戦国時代到来である。更には、センサー様式の異なるものも現れそうだ。
使用者は、各社の個性あるカメラの選択に迷ってしまう。嬉しい悲鳴だが。
それにしても日本のカメラメーカーの多さには驚く。車も同じ。日本の個性的技術力は、凄い。

※デジカメしか使えないかって思っていたら、KodakがNew EKTACHROMEを販売すると発表した。
エクタクロームE100(135フィルム、36枚撮り)ブローニィー、カットフィルムもお願いしたい。
6x6、4x5機材、残しておいて良かったが。。。体力アップさせねば。。。!※


#ブログ #寫眞

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“秋彼岸頃の黄色い花”《襍感・/・点描‘18-56》

マーガレットコスモス    キク科:Asteraceae (Compositae)
学名:Euryops chrysanthemoides(Gamolepis chrysanthemoides)
Steirodiscus euryopoides
別名: ユリオプス、イエローエンジェル、ガモレピス

マーガレットコスモスは、南アフリカに自生する常緑性の亜低木。
フランスギクとキバナコスモスが合わさった名前が付けられている。
夏から秋に開花。暑さにも、寒さにも強い。森林の端等でよく見かける。
茂み(bush)を好む??英語圏ではアフリカン・ブッシュ・デイジーと呼ばれる。
花期になると茎の頂部の葉の付け根から、長い花茎を伸ばし、
花径3~4㎝程の花を一斉に咲かせ、そして枯れるを花期の間繰り返す。
よく似た花にユリオプスデージーがあるが、葉色(態)で見分けることが出来る。
ユリオプスデージーは葉に細かい毛が密集していて白味がかって見える。
対してマーガレットコスモスの葉は、毛がなく緑葉。

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・“秋分の日”》
秋の彼岸(秋彼岸または後の彼岸と言う)に先祖の霊を敬い墓参りをする。
僕には、墓参りよりも、ぼた餅、団子、海苔巻き、いなり寿司を食す日であった。
祖先を敬い仏壇に供え、それを食す事で安寧を頂く、って思ってきた。
彼岸とは、仏教用語。梵語(ぼんご)の波羅蜜多(はらみつた)を漢訳したもの。
「到彼岸(とうひがん)」のことだ。
煩悩に満ちた世界「此岸(しがん)この世」から解脱した悟りの世界(「彼岸」あの世)へ。
極楽浄土、亡くなった先祖たちの霊が住む世界を「彼岸」と考え「彼岸の墓参り」。
又、真西に沈む日(秋分の日)、夕日が極楽浄土への道「白道(びゃくどう)」、
仏の示してくれたこの白道を信じて進めば必ず極楽浄土に至ると言う信仰である。
仏教では、「中道」の精神を昼夜を二分する、この点で春分の日・秋分の日とされる。
秋分の日を「自然をたたえ、生物をいつくしむ」と「祖先をうやまい、無くなった人々をしのぶ」、
戦前は、「秋季皇霊祭」という祭日だった。皇室内の「もと仏式行事」が神事化した祭日。
この季節、収穫の時期、作物を育てる太陽と自分たちを守る祖先神への信仰等々、
収穫に感謝して供え物をしたことが原型なのか。梵語の[bhukta (飯)]+[mridu(柔らかい)]が、
「ぼた+もち」となって定着したのだと言われている。
ぼた餅は「牡丹餅」、おはぎは「御萩」。これで春・秋なのか??
近在の和菓子屋さんで、大判大のぼたもちを作られていた。
その和菓子屋さん、しばらく前に閉店してしまった。お彼岸になると食べたくなる。
秋も深まりつつある。自然界は、正直だ。人間界もかくありたい、と思う昨今である。

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“地道な技術革新!!”《凡声・/・囈‘18-11》

すばらしい!!!  
            《時節感慨・・呟記・・》
         “日本⇔スッゴイ・地道な技術革新!!”
この所、暗いニュースばかりが耳に入って来る。“順繰り!?!”なのだが。
唯、己より歳下、それも我が子年代となると、言に失する、絶句。
謹んで哀悼の意を。自分の世界観を示せた人生は、幸せだった、と思って止まない。
自分・個人・僕の中では、落ち込んだが。。。他方、報道的には嬉しい記事が見えた。
---以下、サンケイのWeb-Newsより---

2018.9.22 21:34更新
「探査機はやぶさ2の小型ロボットが小惑星に着地、史上初の移動に成功」
 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に向けて投下した小型ロボットが着地し、
移動に成功したと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が22日、発表した。
重力が微小な天体での機体移動は史上初めて。
 21日に投下した2機の小型ロボット「ミネルバ2-1」は、いずれも着地に成功。
うち1機がジャンプして移動したことを確認した。
移動中に撮影したリュウグウの写真が、はやぶさ2を通じて地球に届いた。
別の1機も正常に探査を開始したという。
 重力が地球のわずか8万分の1のリュウグウでは、自動車のように車輪を使うと機体が浮いてしまう。
このためジャンプして移動する独自の手法を開発し、初代はやぶさで失敗した着地と移動に再挑戦した。
 探査計画を統括する津田雄一プロジェクトマネージャは「世界初の小惑星表面での移動探査を実現でき、
うれしいの一言に尽きる。新たな宇宙探査の手段を手に入れたことを誇りに思う」とコメントした。
 ロボット担当の吉光徹雄JAXA准教授は「仕込んだ通りできてよかった。
移動メカニズムの有効性を確認でき、長年の研究成果が実を結んだ」とした。

2018.9.23 06:11
こうのとり打ち上げ成功 物資回収カプセル初搭載

 国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給機「こうのとり」7号機を載せたH2Bロケット7号機が
23日午前2時52分27秒、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。
こうのとりは予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。
 ISSの実験で作成した試料を地上に回収するための小型カプセルを初めて搭載し、日本独自の回収を目指す。
カプセルは10月末にも地球に帰還し、実験試料を研究者に届ける。
 こうのとりはISSから離脱すると大気圏で燃え尽きるため、物資を持ち帰れない。
このため、日本は試料の回収を米露の宇宙船に頼ってきた。
カプセルが実用化すれば自律的に回収でき、実験成果の拡大につながると期待される。
 このほかISSの主電源となる日本製リチウムイオン電池のバッテリー、
宇宙エレベーターの基礎実験を行う静岡大の超小型衛星、飛行士の食料など過去最大の計6・2トンを搭載した。
 H2Bは主力機H2Aを強化した国産ロケットの最大機種。打ち上げは約2年ぶりで、7回連続の成功となった。
打ち上げは機体の不具合や悪天候で4回延期された。

*     *     *     *     *     *     *

理屈抜きにうれしい。日本の工学技術、着実な実証、関係者に感謝申し上げたい。
僕にとって数少ない異国の友人に、日本を誇りたい!!
関係者の皆さん、今後も楽しみにしています!! \(^o^)/ !! 


#ブログ

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“アナログ~デジタルⅡ”《凡声・/・囈‘18-10》

NIKON Z7(下記 頁より画像拝借)
https://news.mapcamera.com/KASYAPA.php?itemid=31724

《時節感慨・・呟記・・》
“進化・変化する技術Ⅱ(アナログ~デジタル)”
カメラ本体(ハード)の進化は、目を見張る。而して記憶媒体は更なる上を行く。
銀塩・現像、1本のフィルムで36枚、現像・プリント、と手間がかかった。
それが今や小さく薄いカードで数百枚も記録、気楽に削除もできる。
銀塩フィルムでのコストに比べるとエライ違い。経済負担の差はどれ程か。
今のカメラ本体の金額は、かなり高価。だが、フィルム代等々を考えると。。。!
現像・色修正も簡単に出来る今、A3判までなら自宅でプリントも出来る。
趣味とは言え、4x5を使っていた昔を思うと道楽どころか、狂っていたか昔!?!
高価な機材⇔今の鳥を追いかけている人々の機材もすごい。なんと高価なことか。
今も昔も大差ないか(機材価格)!!フィルム・プリント代の経費は、負担だった。
個人的な事だが、今や仏像を気楽に撮れる所は少ない。重い機材も苦痛になってきた。
最近は、植物観察・記録だけ。小さなデジカメで充分と気軽に対処してきた。
一方、身近な先輩、単に年齢的な後輩、寫眞仲間の面々、多くがプロ写真家だ。
それ故、新機材等は良く見せて頂いていたが分不相応、と関心を持たずに来た。
が今年に入って大先輩でスポーツ撮影を専門にされて来られた方が逝去された。
前の東京オリンピックでご指導頂き、再来年のオリンピックを楽しみにしていた。
今の時代、87歳ってまだまだじゃん。。気丈にされていただけに、突然で言葉もない。
その方の書斎で写真(上の画像)を見つけた。かつてこの部屋で実物も見ている。
機械美に魅了されたものだ。複雑、面倒臭い操作だったが、惹きつけられた。
そんな古いカメラに思いを馳せていたら、NIKON Fのシャッター音を思いだす。
あのシャッター音は、何とも心地よい。そんなNIKONが、新たなマウントカメラを発表した。
一眼レフの性能にミラーレスの特性を加味して進化移行した!?!ニコン党の血が騒ぎ出した。
新『Nikon Z7・Z6』は、社の創立101年目の登場だ。新マウント径は半世紀振りだ。
『F』『D』『Z』半世紀余りの間に数々進化を見せたがマウント径は変わらなかった。
径の変更は、練りに練ったものだろう。この先、如何に進化していくのか、楽しみでもある。
『Z』に触れてみると、やっぱりニコンそのものだ。シャッター音がたまらなく良い!!
そして手に持った感触が。。。イイィ~~!使ってみたい。即、予約してしまった。
Nikon Z7は、贅沢だ。オールラウンダータイプのZ6に。。。新たな感動を見つけたい。
個人の好みだけでしかないが、惹かれるに余りある。今一度、真剣に戦ってみたい!?!
用途別にあと2種類、狙っているカメラがある。ウキウキ・ドキドキ、まるで餓鬼だ。
欲張りなんだが、生きがいを新たに見つけた。誇張し過ぎだが、「今に生きる」実感だ。
2018年に憲法改善が始まるかもしれない。そして、写真・・撮影も新境地に。。。!
哲学的学問、趣味的写真、どちらも真摯に、じっくりとである。


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“秋を呼ぶ草”《襍感・/・点描‘18-55》

チカラシバ(力芝) イネ科(Poaceae/Gramineae)
学名:Pennisetum alopecuroides (L.) Spreng.

この草、秋晴れが似合うと思うのだが・・・力強い !!
柔らかくも見える。だが、近寄ってみると花穂は、繊細で迫力がある。

チカラシバ(力芝) ;
秋口に良く見かける野草。根が強く張り、茎も丈夫で簡単には手で引き抜けない。
チカラシバの名前由来。雨露に光る光景は、結構みごたえがある。
葉は、線形で葉鞘は平たい。葉鞘口部に長毛があり葉舌は、発達せず細い毛の列となる。
茎は枝分かれしない。花穂は円柱形で直立し暗紫色。剛毛に包まれた小穂は披針形。

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・》
“暑い・・熱い初祝月”と思ったら、ここ数日、急に気温がさがった。
秋の長雨になってしまうのか! やはり季節感・・・ありと思う。

今夏の暑さといったら半端ではなかった。以前、アフリカ大陸で遭遇した暑さ程に!!
おかげで自宅から出る気にならず、読書三昧、国の基本法をも考える時間を持てた。
戦後の生活向上、安全保障問題の推移を肌で感じてきた老人の庶民感覚的憲法問題、
我が子に伝えておきたい事、僕自身が旅して感じた事等をメモしておきたい、と。
日本人としての『誇り』、東南アジアを旅した時の経験をメモしておきたい。
而して現行憲法の内容もさることながら、現行憲法が充分な検討なくして施行されたこと。
戦後70年も経って、今の時代にふさわしいか否かを検討することがいけないことか??
外交、安全保障は、机上の空論であってよいか、と心底危惧するのだ。
現行憲法が、たかだか1ヶ月足らずで編纂された事を理解してる国民がどれ程居るか??
何故に、今、憲法問題が俎上に上がっているかを、政府は国民に丁寧に説明すべきだ。
更に思うは、公共放送(NHK)の存在。国民から強制的に受信料を取っている。
国営放送ではなくとも、思想信条的には中立であり報道的には国民に公平に寄与すべきだ。
何ゆえの受信料か、これこそ法令自体を検討すべき問題ではなかろうか!?!
放送法に基づいて設立された放送事業を行う特殊法人だが、放送法自体を検討すべきだ。

食欲の秋、読書の秋。。。脳の退化を如何に遅らせるか!!愚考であっても思考を持ちたい。

#ブログ #植物

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“秋を呼ぶ花”《襍感・/・点描‘18-54》

クズ(葛)  マメ科(Fabaceae)
学名:Pueraria lobata (Willd.) Ohwi
Pueraria montana (Lour.) Merr. var. lobata (Willd.) Maesen et S.M.Almeida ex Sanjappa et Predeep

クズ(葛);
葛湯や葛粉として、根は葛根湯として薬用に用いられている。
蔓で繁殖し、都会でも空き地やフェンスで良く見かける。
秋に赤紫の花を付けるが、一般的には邪魔物あつかい。
が、褐色に変る直前の黄色の葉は、けっこう見ごたえがある。
一面ジャングルのように生い茂るクズは、秋の七草の一つ。
地下茎に吉野葛の原料としても利用されるデンプンを蓄えている。
大きな葉で茂っているやに見えるが、3小葉、葉裏は、白毛が密生する。
葉表の毛の量は個体差があり、ほとんど無いものも見られる。
茎は長く伸び太くなると木質化、茎には褐色の開出毛が密生する。
花は、葉脇から上に伸ばした総状花序に密生してつく。
葛は、扁平で小さな種子、日本固有の在来種で日本全土に見える。
根からとった澱粉が葛粉、大和の国、栖(くず)が葛粉の山地が和名由来。
クズに似た花にクズを小型にしたようなコマツナギ(駒繋ぎ)がある。

*     *     *     *     *

《時節感慨・・呟記・・》
“熱い初祝月、心に響くプロテニス女子の優勝、これ凄い。「無」という言葉を思う”
旧暦時代の9月(秋)、季節語に「初祝月」とあるがなんとなく今に似合っている。

無心になるって、とてつもなく難しいことだが、鍛錬・修練の先に在ることか!!
特別な、固有の実力(能力か)、天性なのかもしれないが努力の賜物だろう。
凡人が言えることではないが、立ち振舞、精神力がより強固になったと感じる。
この“大坂なおみ”という選手に大和撫子的感性、淑やかで優しい心を観た。
挑戦者でありながら、冷静さを失わず、而して負けん気、闘争本能が実に素晴らしかった。、
今の若者に“威風堂々”というか、清々しさ、を感じる。立派だ。

全米オープン大会会場のニューヨーク、2001年9月11日に同時多発テロ事件が起こった。
あの時の衝撃は、言葉にならない。同様、今夏の自然災害も絶句の思い。合掌あるのみ。

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“残暑⇔激震”《襍感・/・点描‘18-53》

クコ(枸杞) ナス科(Solanaceae)
学名:Lycium chinense Mill.


“残暑の頃、またまた地震災害が。。。北海道の皆さんお見舞い申し上げます”

クコ(枸杞);
日当たりのよい原野、海岸、川辺の土手、林縁、道ばたなどに多い。
高さ1~2mになる。茎は細く下部で分枝し斜上する。
葉腋や枝先に刺がある。葉は互生し短い枝の先に群生し束生状につく。
葉身は、楕円形~披針形。ふちは全縁。両面とも無毛。
短枝の葉腋に淡紫色の花が1~3個つく。花冠は漏斗状で、上部は5裂する。
花の色は、茶色に変わる。萼は鐘形で、上部はふつう5裂する。
実は枸杞子(くこし)、根の皮は地骨皮(じこっぴ)、葉は枸杞葉(くこよう)
それぞれが生薬になる。クコの実は、クコ茶やクコ酒としても使われている。
落葉低木で、ウルフベリー、ゴジベリーとも呼ばれている。
3~4月の若葉も山菜として好まれている。

*     *     *     *     *
《時節感慨・・呟記・・》
親族の住む北の大地が今、災害によって大混乱している。言葉も無い。
幾度となく地震災害地をみてきたが、復興に対する尽力、人の力には頭がさがる。
日本列島は、地震・台風、避けられない地生である。それ故、自然への対峙が大切だ。
人工物は、出来てしまって・・・それで終わりではないだろう。
事後で、見過ごしてしまった等の検証・再処置を忘れた結果が、見え隠れする。
前を見ることは必用だ。しかし、過去の検証は、もっと真摯にやらなければ。。。。!

己の過去にしても同じように反省しないといけないのだが、好い事しか思い出さない。
何気なしに過去のメモを整理していた。くだらないことしか残していない、、、!
そんなメモの中に20年前頃にメモッた、「憲法問題を思う」ものが出てきた。
今問題になっていることがしるしてあった。シンガーのNさんのライブに併せて。
末端からいづる諸問題に照らしてみる、而して日本の伝統を基に未来を考える。
現行憲法に日本的感覚が反映されてるか否か、甚だ疑問に思う???
己の言動、行動にして然り。物事の本質を真摯に観て行動しているか!?!
生き様を、自分の歩みを振り返ってみたい。なんて思うきょうこのごろ。
若い頃、心にしみた詩-林 芙美子-作の一節を思い出す。

山の上の、天にもとゞきさうな、小川で生まれた魚、
この魚は、あらゆる冒険を冒して海の底に北斗星を、探すのだと、生涯を激しい漂白で送る。
だが、やがてこの小魚は、海辺近い町で、一つの缶詰になってしまった。

体験で掘り出そう。知恵などでは解りっこない結論のでないこと。でも本質は見つけたい。
最近の己は、なんとも頂けないが、良き時代に生き、ラッキーだ。


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“残夏・野草”《襍感・/・点描‘18-52》

ナツエビネ(夏海老根) ラン科(Orchidaceae)
学名:Calanthe reflexa
Calanthe puberula Lindl. var. puberula
拡大すると、踊っているように見える!!

《時節感慨・・呟記・・》
“この度の台風、被害があったかもしれないブログルの皆さん、お見舞い申し上げます”


ナツエビネ(夏海老根);未だ暑さ厳しい環境の里山。
落葉樹林の湿った林床に、白地に薄紫のガク片を見せる「夏海老根」。
ちょっと涼しげ、優美で気品ある花姿を見せるが、絶滅危惧Ⅱ類 (VU)と減少している。
ラン科特有な姿で、葉は3~5枚で長楕円形、長さ10~30cm、幅3~6cmで先は尖る。
表面は少し白みを帯びた緑色で、縦皺が多い。花茎は基部の葉腋より出て高さ20-40cm。
花は薄い淡紫色で10~20個総状にまばらにつく。花穂は蕾の時は、下を向いている。
萼片は長さ1.3~1.8cm、卵形で先が尖り、花時には3枚がそり返った姿。
側花弁は細く弓状に曲がり唇弁は基部で深く3裂し、距はない。
側裂片は腎形、中裂片は大きく、縁は細かい波状になって尖る。

*     *     *     *     *

台風21号(チェービー)は、豪雨より強風・突風の被害が甚大だった。
更には、近代的な整備を施していたはずの空港が、弱点を見せてしまった。
早急な検討、改善処置を望みたい。それにしても強風に対する防護策が脆弱で驚きである。

台風が、上陸したとの報道を聞きながら“お米”は大丈夫かって思った(勝手なことだが)。
長いことお米の産地を訪れていないが、里山の稲田を見ていて“稲叢”を思うことがある。
以前は、水田の畦道にハンノキが並木の様に並んでいた、と記憶している。
そのはんのきの幹を芯棒にして稲束を積み上げてあった光景を思い出すのだ。
ハンノキ(榛の木)の由来は、開墾の意の古語「墾(はり)」が古名「ハリノキ」となった。
この樹は、水湿低地に生え、田の畦に植え稲木(稲を干すための竿を掛ける木)とされる。
根に根粒菌を持ち、肥料木としても有用であるのだが、稲田周辺ではあまり見かけない。
西欧の神話に「妖精の国への道」などと云うものもあり、ハンノキがよく登場する。
4月の守護樹で、勇気・慈愛・寛容を表すとされ、農耕民族では、肥料木と大切にした。
“稲叢”は、風土の自然に根ざした伝統と見て取れる。こんな姿、今でも見れるか??
#ブログ #植物

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“アナログ~デジタル”《凡声・/・囈‘18-09》

古い木製の扉だが、様になってる!! 絵になる「用の美」

《時節感慨・・呟記・・》
“進化する技術(アナログ~デジタル)と使う者”

趣味と言えるか否か分からないが、寫眞と山登りに歓心を持ち長い時間が立った。
初めて使ったカメラ、前回の東京オリンピックよりも前で「オリンパスペンS」。
初めての登山、丹沢山地の大山。寫眞も登山もスタートは、一緒で鮮明におぼえている。
今でも輝いているニコンやオリンパス。そしてレンズ関係ではシグマが、異彩を放っている。
カメラも山も中学に入ってからのことだが、病弱からぬけれた頃で楽しかった。
高校時の仲間達、多くはペンタックスを愛用していた。が僕はミノルタオートコードを多用。
高校入学頃には山登りに没頭し始め、先輩のミノルタオートコードに憧れ親にせがんだ。
一眼レフが、主流になりつつある頃であったが、6x6判に惹かれ魅せられてしまう。
山仲間の登攀姿や植物の撮影(親の影響で植物観察)にもってこいのカメラであった。
そんな昔はさておき、今やスポーツ寫眞機材のみならず、デジカメ全般で日本製は、多い。
更には、かつて写真機材と映像機材は、全くの別物だった。が今や一体化して来ている。
便利になったと思うが、一枚の寫眞(静止画像)を求めてる撮影者は、結構いるのではないか??
ビデオカメラ・映画用カメラ(シネカメラ)、スチルカメラの區別なんて無用になりつつある。
そんな中で、シグマは、個性的で異彩を放つ。機材の奇抜さは驚きの一言だ。寫眞が楽しくなる。
趣味的要素が色濃く一般的では無いかもしれない!?!がこうした姿勢は大歓迎、否、嬉しい。
この半世紀で寫眞を取り巻く環境は、弱肉強食でしのぎを削ってきた。良くも悪くもだ。
写真と映像の融合、而してカメラの一方向に先導しているのが、ソニーであることが面白い。
何とも面白い形勢だ。アナログ~デジタルそのもののような気がする。

このアナログ~デジタルという表現、簡単には言えぬ奥深いものがある。一例をしめすと。。。!
オーディオ機器(アンプ)の真空管~デジタル化!!でも真空管の音色・響きは、今も健在だ。
懐古趣味では無い。良い音色は、懸命に残すべきと思う。側面スピーカーの進歩は、素晴らしい。
機械である以上、個性が出る、音の表し方の変化は、あって当然なことだろう。
しかし作られた、造られた音が、自然であり生演奏に近い・風合があっても良いように思う。
迫力あるデジタル機器の音も好いが、真空管から出てくる音色は聞くものを魅了する。

寫眞の世界でもカメラという機械的な部分でデジタル化が進んでいる。
個々の機械に造り手の個性が出てくる。LENSにおいては、顕著に表れる。
機械的利便性の追求もあるが、LENSが繰り広げる表現の差は、微妙だが好みだ。
昨今は、デジタル的に数値がどうのと微細に誇示されているのだが。。。!
全体的に表現される風合といったものは、二の次って感じる。上手く表現できないが。
個性差が薄れ、使い手の人気に左右されてるやにみえる(老人的ぼやき)。
強烈な造り手の個性を使い手が使わせて頂くって感じではない。
カメラ自体は、複雑で利便性あるものが多い。だが使いこなしてるか否か???
シンプルであって、不器用であっても簡素なシステムのカメラは、商売的に無理なのか。
カメラの技術革新は素晴らしいが、詰め込み過ぎている。一つにこだわった物も欲しい。
誰にでも出来るものではないが、手書き絵画に文明と文化を思ってしまうのだ。
文明的な技術革新のカメラだが、古来より在る絵画、手作業には遠く及ばない。
最近、ボタニカルアートと呼ばれる手法を趣味とされてる方がおられる。
この手法、寫眞では絶対に出せない膨らみ豊かさを表現、精密かつ繊細でもある。
表現方法、ことカメラに限って言いたいのは、シンプルなものも加えて欲しい。

話は、まったくかわるが、身内が車を買いたいと言いだした。
コンパクトオフロードカーの「スズキ・ジムニー」。20年振りにフルモデルチェンジするそうだ。
こんなことを言って来たのは、今、スイスに住んでいるが、日本に帰国中の若者。
50年近い歴史を持つ車で世界中で乗られている小型車。西欧では、Kより少し大きいものが多い。
狭い山間部の道、なおかつ降雪地で活躍、悪路走破力は、凄いと2代目を乗っていた人は云う。
今回20年振りにフルモデルチェンジされたのだそうだ。興味津々ショールームに同行した。
4代目になるジムニーだが、外観は2代目に近いのだとか。懐かしいと言っていた(同道したご婦人)。
日本仕様のジムニーと云えば、軽自動車だ。しかし輸出向けは1.0リッター以上のエンジンも在るとか。
日本車って凄いと感じた。西欧でのジムニー、1.5リッター4気筒エンジンは、歓迎されているようだ。
組み合わせるミッションが面白い。5速MTと4速ATの二通りがあるそうだ。
悪路で威力を発揮するローギアモードを備えた副変速機も採用されている由。
更には、副変速機のコントロールが先代は電気スイッチ式だったのに対し、
操作の手応えがありギアポジションが一瞥できるアナログな手動レバー式に戻された。
新型ジムニーは、ニッサン GT-Rやマツダ ロードスターと同様、個性的な車と云えよう^^)。
使い手の事を考えた個性的なもの、今後更に出てきて欲しい。

アナログの良さをもっともっと主張してほしくかんじる。而して両者の融合もあって好い。
科学の進歩は、凄いし、ありがたくかんじる。長生きはするものだって痛切に思う。
だが、昨今のスポーツ界を眺めていると、そろそろ年寄りは“引退”すべきと思う。
“君臨”などと云う言葉は聞きたくない。新陳代謝せずしてなんとする!?!
どんな分野でもお目付け役は必要だ。だが現場をまとめるのは、中堅に任せるべきだ。
今のスポーツ界、一部の上位者がでしゃばり過ぎだ。新旧の軋轢が出て来るわけだ。
最近、老害が目立つ。同輩の爺には、言葉を持てない。淋しい限りだ。
樹々の年輪って美しい。人間、年輪を重ねた老人も美しくありたい。
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