《時節・_・襍感⇔“モダンな公園”》 植物を観に行く公園なんだが、実に瀟洒な場でもある。 こういうのが芸術的だと思う。“芸術”の定義って何だ?? 「相模原市麻溝公園&県立相模原公園 2019/11/17」
《時節・_・襍感⇔“変わった実!?!”》 観賞用トウガラシ(実) ナス科(Solanaceae) 学名:Capsicum annuum 和名:トウガラシ(唐辛子) 検証出来ていないが、トウガラシの実(ブラックパール)と思しきものを見た。 つやつやとした黒い実はその名のとおり黒真珠のよう! 普通、実も葉も真っ黒!?!と思っていたのだが。黒色から熟すと赤色に!! ナス科の植物の花・実は、結構・・・綺麗だ。 「県立相模原公園 2019/11/17」
《時節・_・襍感⇔“!?!未だ咲いてる紫陽花”》 四季咲きヒメアジサイ(姫紫陽花四季咲き); 紫陽花と言えばアジサイ属の総称だが、一般的には西洋紫陽花をさす。 鎌倉明月院の紫陽花は、姫紫陽花と呼ばれる品種で日本固有種。 故牧野富太郎博士が昭和4年に本紫陽花より分離して発表した小型紫陽花。 四季咲き姫紫陽花は、6月に咲き始めて12月になるまでポツポツと咲き続ける。 本来の「ヒメアジサイ」とは、別種類とされている。 四季咲き紫陽花(長期間開花)は、植木産地安行(川口市)に古くからあった。 「安行四季咲き姫紫陽花」とも呼ばれており、よく植栽されている品種。 一般的には、本紫陽花(在来の手鞠紫陽花)と姫紫陽花を混同してる。 姫紫陽花の花形は、特徴的で大方5個の花房に分かれ花の形がゴツゴツして、 葉に光沢が無く、質が薄いが、花は女性的で優美に魅せる。 姫紫陽花は、野生に見えない。正確な来歴は分かっていないらしいが、 研究家によれば「蝦夷紫陽花か山紫陽花の1タイプが、 本紫陽花と自然交雑して出来たものが、姫紫陽花と言われている。 (参考:「日本のアジサイ図鑑」柏書房、「あじさいを楽しむ」栃の葉書房) 「相模原市麻溝公園&県立相模原公園 2019/11/17」
《時節・_・襍感⇔“!?!風情ある葉”》 樹々の“紅葉・黄葉”には少し早かったがかわいい葉っぱを観た。 頭をひねるも??野草の葉名か、特定できないが可愛くも瀟洒だ。 「相模原市麻溝公園&県立相模原公園 2019/11/17」
《時節・_・襍感⇔“???公園植物”》 今年は、“紅葉・黄葉”が遅いのか“否か”を見に出かけた!?! お馴染みの公園、コキアも赤く染まっているだろう、と。。! ところが、意に反して綺麗サッパリと消えていた。 何故か・・・??解せない気持ちで散歩していると綺麗な花が。 17日のブログル一覧で拝した花“皇帝ダリア”が天高く聳えていた。 掲載した方は、北九州で撮られたと思う。同じ期に見れる!! 九州と神奈川で開花時期が同じ!!日本は、狭いって感じる^^)。 訪れた公園周辺では、紅葉・黄葉はまだまだ、って感じだった。 * * * * * 各地の植物園や公園に植えられ、観る機会が多くなったコダチダリア。 周りの木々が紅葉する頃に樹高数メートルの高さに大きな花を咲かせる。 でも分類では、木ではなく草の仲間。中南米原産で ダリア の原種。 原産地では、標高1500~1700mの岩礫地、草地、林内に生育する。 日本では、冬に地上部は枯れてしまうが、地中に大きな塊根をつける。 茎は直立し4稜形中空で、茎の上部で対生状に分枝する。 大きくしたくない場合は、8月初旬頃に 1/3位に切り詰めると、枝が出る。 葉は、羽状複葉で対生、葉柄の基部は茎を抱く。小葉は、長楕円形。 茎頂や枝先に散房状に花柄をのばし、横向きや垂れ下がって頭花をつける。 黄色い筒状花と 薄紫色をした舌状花で直径15㎝以上にもなる。 舌状花が赤、白、黄色もある。短日性で街灯のある所では花が咲かない。 日本では花後に寒さで地上部が枯れて、果実ができるところまでゆかない。 「相模原市麻溝公園&県立相模原公園 2019/11/17」
《時節・_・襍囈⇔“マニアックなデジカメ!!”》 “FUJIFILM X-Pro3 Titanium alloy-body”; 先日、FUJIFEST GLOCAL 2019 東京が、東京国立博物館内表慶館で開催された。 フジフィルムのデジカメ、APS-Cが主でフルサイズセンサー機はない。 他は、より大きいセンサーサイズ(中判フォーマット)で魅了している。 先日イベントが開催された場所「表慶館」は、由緒ある建物だ(普段は非公開)。 富士フイルムのデジカメに対する思い入れが伝わってくる。伝統的カメラ感覚が。 目玉は、新X-Pro3のお披露目と、タッチ&トライができる事であった。 X-Pro3の背面液晶は、普段は閉じられたままで撮影する。 中央部に小さくフィルムシミュレーション等の表示が見れるだけだった!! 僕等、フィルムで育った写真好きにはたまらない演出である。 新しいフィルムシミュレーション「クラシック・ネガ」、これも興味深い。 背面液晶は、基本的に撮影確認、ウエストレベルの撮影には欠かせない。 だがアナログ時代感覚で撮影をイメージしての液晶を閉じた状態も楽しい。 X-Pro3機の外装には、チタン合金が使われ輝き、手触りは素晴らしい。 傷のつきにくいデュラテクトという表面加工も凄いの一言である。 背面に搭載されたモニターは、RAW現像で後処理をするなという暗示か?? 撮影時のセッティングを重要視せよ、って言っているようだ。「Hidden LCD」 X-Pro3は、昔を思い出させてくれる稀有なカメラと言えるだろう。 最先端のデジカメ機能は、当然に実装していて魅了される!! 軽量化とかコンパクト化も大事かもしれないが、撮影で原点嗜好も良い。
《時節・_・襍感⇔“めでたい薔薇”》 “春薔薇”をブログに書き、“グルスアンテプリッツ”を秋に見つけよう!?! なんて記した。でも折り合わず' Gruss an Teplitz ' (テプリッツへの挨拶)、 今年は鑑賞出来なかった。Gruss godと挨拶してみたかったが・・・!! 良い香りの轍の中に居る、宮沢賢治の言葉「ジブンヲカンジョウニ入レズニ」 そんな「無心」を体験出来る薔薇の轍、来春は是非に出会って見たい。 先日、思い出して近間の薔薇の園を散策してみたが、一寸、遅かった。 ※ ※ ※ ※ ※ 「即位礼正殿の儀」古式ゆかしくも天皇の姿を世界にお披露目できた、と信じる。 今日「大嘗祭」も無事に終えられた、との報道。画面は、荘厳そのものだった。 10月22日の「即位礼」に合わせて天皇家所縁の3種類のバラが開花した。 天皇皇后両陛下のご成婚を記念して開発された薔薇「マサコ」という品種、 凛とした気品あふれるピンク色が特徴である。 そして、愛子さまのご誕生を祝い2002年に作られた「ロイヤルプリンセス」、 花弁はやわらかな質感のクリームホワイト色でフルーティーな強い香りがある。 咲き進むと半剣弁高芯咲き~ロゼット咲きに、大輪だが清楚な雰囲気。 更には、イギリスから上皇后・美智子さまに贈られた「プリンセスミチコ」、 鮮やかなオレンジ色の花。其々可憐に花を咲かせ魅せている。 ※ ※ ※ ※ ※ 「即位礼正殿の儀」から「大嘗祭」その間に皇位継承に伴う重要行事、 そして祝賀行事が執り行われた。9日の皇居前広場で行われた「国民祭典」、 式典で国歌を独唱されたソプラノ歌手「森谷 真理」さん、素晴らしかった。 10日の「祝賀御列の儀」(パレード)、爽やか、そんな表現が似合っていた。 「大和うるわし」日出る国「黄金のジパング」お米あっての日本、と実感する。
《時節・_・襍囈⇔“マニアックなレンズ「シンプル イズ ベスト(Ⅱ)」!!”》 “Voigtlander-COSINA”; このレンズ群もマニアックなものばかり。造っているのは株式会社コシナ(Cosina Co., Ltd. )。 民生用光学機器メーカーで、他社へのOEM供給などで有名な企業。 1999年にドイツの老舗光学器械メーカーであるフォクトレンダーの商標使用権を獲得。 以後ライカMシリーズレンズ等の製品を造っている。その繊細さは、知るところである。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 今年は、カメラ好きにとっては、目まぐるしい1年となった。 色合いから来る所で、富士フィルムのデジカメに惹きつけられている。 その一方、シグマが面白い発想でデジカメを構築し始めた。 ここ数年、体調がいまいちだったが、新たなデジカメの出現で元気が戻ってきた。 来年に向けてさらなる楽しみのデジカメが出てきそうでもある。 植物・・・特に花を撮るのに適したデジカメも出てきた。 その為にもライフワークの処理も早めたい。唯、能力がついていかない。 自分の為のライフワーク、故に独り遊びみたいなものだが。でもがんばろう^^)。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 《時節・_・襍囈⇔“マニアックなレンズメーカー「シンプル イズ ベスト」!!”》 “安原製作所”; 一般的には殆ど知られていないが、実にマニアックなレンズを作っている企業。 1998年、元カメラメーカーの技術者だった安原伸さんが創業した光学メーカー。 ユニークな製品(カメラ用交換レンズ)を世に送り出している。 1999年に発売したレンジファインダー式フィルムカメラ「安原一式」が第一弾。 当時、大人気で生産が追いつかず、入手困難で個人的には入手出来なかった。 最近は、変わり種交換レンズを手掛けている。 高倍率マクロレンズ「NANOHAx5」、全周魚眼レンズ「MADOKA 180」、 ソフトフォーカスレンズ「MOMO 100」等を発表、実にユニーク且つ楽しい。 今開発されてる「ANTHY」シリーズは、フィルム時代を思い起こす。 発売済の広角系のANTHY35(35mm)、50mmと85mmは、開発中。 このANTHYは、カメラ本体と通信する電気的な接点がない。 20世紀、フィルムカメラの時代で主に使われた135フィルム(35mm)、 撮影画像サイズは24mm x 36mmで「フルサイズ」と呼ばれていた。 21世紀になりデジタルカメラが台頭し、フィルムカメラは消えてしまう。 デジカメ(レンズ交換式カメラ)の撮影画像サイズが取り沙汰されているが、 最初、フルサイズのセンサーは、安価に作ることができなかった。 そのため一回り小さなセンサー(APS-Cやフォーサーズ等)が用いられた。 現在、各社からフルサイズセンサーを持つカメラが出てきている。 そんな環境下で、フルサイズのミラーレスカメラ用にAnthyが出現した。 万能的機能レンズ「何でもできる便利な機能」ではなくシンプルに。 ANTHYは、マニュアルフォーカスで、絞り優先AE撮影に特化したレンズ。 絞りリングがレンズ側にある。Anthyが目指す撮影スタイルの原点回帰。 左手でフォーカスと絞りをコントロールする、エレガントな所作の復興。 而してANTHYは、画質が良く高価なメーカー純正の単焦点レンズ負けていない。 メーカー純正レンズに比べ安価で極めてコストパフォーマンスが高い。 ANTHYは実用的に良い写真を撮ることを目指している由。 ANTHY35の開放F値はF1.8。被写界深度は十分に浅く、ボケを生かせる。 既存のデジカメレンズF1.8ともなるとレンズが肥大して重くなっている。 マニュアルフォーカス撮影、ANTHYは、実用的で手の届く価格、魅力だ。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 一般的には食欲の秋だが、僕にとっては((o(´∀`)o))ワクワクする秋になった。 興味深いデジカメも含めて、出会えた喜びに浸っている。 話は違うが、写真を撮っていてボケという言葉をつかっている。 レンズの被写界深度範囲外に生みだされるボヤけた領域の美しさ等の表現だ。 僕は、日本的表現だと思っていたが、欧米人も“bokeh”“tama-bokeh”と表現する由。 来訪していた欧米人から聞いた。機材だけではなく日本は、良い発信をしている。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 《時節・_・襍囈⇔“庭の野草や食彩花”》 コセンダングサ(小栴檀草); 熱帯アメリカ原産、道端等で極普通に見れるが、嫌われるが薬草で食用でもある。 茎に短毛があり葉は上部で互生、下部で対生、頭花は舌状花で痕跡程度。 花柄は長さ9cm位。総苞直径は7~8㎜。総苞外片は長さ4~5㎜、総苞内片は長さ4~7㎜。 種子がくっつき繁殖するセンダングサ類、「くっつき虫」「ひっつき草」と呼んでいる。 この植物、雑草・おじゃま虫だが除去するには単に刈り取るのではなく引き抜く必要がある。 でも外来種、元々その地域で見なかった植物、人為的に移入された植物でもある。 誤解的に外来種を悪者扱いにせず、活用、共存出来る環境を真摯に構築すべきだ。 ※ ※ ※ ※ ※ ※ 食欲の秋、和食だけではなく、食彩に花々が添えられている。 こうした植物を見ていて雑草という呼称は、やめるべきだと思う。 ペチュニア、 園芸種だが食彩として活き活きとして見える。 「自庭2019/11/03」