《 眼福(2)“2021年 正月参日”❖21-3❖》

土鈴 丑



《“正月に想う日本文化”❖2021/01/03❖》
関東の大学による箱根駅伝は、劇的展開で終わった!!
参加した選手、運営に関わった皆さんに感謝したいと思います。
個人的には、学連選抜の一選手としてTV画面で後輩を観れた。
新たな感慨、母校とか大根踊りの大学!!本戦参加に期待したい。

今年は、コロナ禍で皇居での新年一般参賀は,中止になった。
だが宮中祭祀は、一般社会とは別に厳かに継承されているようだ。
「元始祭」(げんしさい一月三日)は、昔、祝祭日(休日)であった。
宮中三殿(賢所・皇霊殿・神殿)において天皇自ら主宰する「親祭」、
皇位元始を祝(ことほ)ぐ儀式。明治期に制定された。
が第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)に祝祭日は廃止。
それ故、庶民に宮中祭祀は伝わって来ないが、厳粛に行われている。

正月といえば、和装が頭に浮かぶ。日常では余り召さないが、、。
爺から見ると、昨今の和装は少し派手すぎるって感じる(偏見か?)。
でも着物の帯・帯留め等の色合せは独特で実に美しい。
芸妓(げいぎ)の姿、立ち振舞もさることながら着物自体が粋。
若いころ遠目に拝した事ある“辰巳芸者””地唄舞の武原はん”
こうした人々に日本の伝統的“和装文化”を想う。

例年、我が家では土鈴を置き来訪者に“挨拶!?!”している。
伝統的な郷土的土鈴ではないが、創作干支土鈴を飾っている。
土鈴も庶民文化とおもってやまない。

#ブログ

People Who Wowed This Post

《 囈(1)“2021年干支 丑”❖21-2❖》

国宝、葺き素木の五重塔

今年もやって来ました“箱根大学駅伝”TVで観戦するも楽し!
往路の今日、ドラマが繰り広げられた。それぞれが“青春”。
己の青年期を思い出したりもする。
今年の干支は『丑』。丑歳と言うと“出羽三山”を思い出す。
出羽三山(湯殿山・月山・羽黒山)の丑年御縁年に参拝した事があった。
1973(昭和48)年、私事だが躯体復調を願っての初参りだった。
"神々の峰(出羽三山)"、羽黒山(現世利益)、月山(死後の体験)、
湯殿山(生まれ変わる)、三関三度(さんかんさんど)の霊山信仰。
三山を参拝するのが最良だが、冬期の月山と湯殿山は閉鎖。
一年中参拝できる羽黒山に現世利益を祈願しに詣でた。
参拝の前に身を清めるために山麓で精進料理を頂いた。
山菜や茸、木の実、野菜、米、果実等、山の恵みがふんだんに。
そして個性ある胡麻豆腐、胡麻の代わりにクルミを使った豆腐。
更には、片栗粉の代わりに葛を使ったりしていた。味わい深かった。
詣でた「出羽三山神社三神合祭殿」(羽黒山・月山・湯殿山の三神合祭)
大社殿で、ここを参拝すれば三山をめぐったこととされる。
三神合祭殿の参道途中、木立の中に杮(こけら)葺き素木の五重塔が、
脇の樹齢1000年ともいわれる巨杉「爺杉」ともに厳かに佇んでいる。
神仏習合の形態だった羽黒山は今は、出羽神社となってしまった。
山内寺院や僧坊は廃されたが、五重塔だけ残った、言葉を持てない。
神仏分離は、日本の歴史上、最悪の政治判断と悔やまれる。
「五重塔」が国宝に指定されているが、どことなく寂しく映る。
丑年の今年、再訪したい。鶴岡周辺は、工芸もあるし・・・!!



#ブログ

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account