《 眼福(45)“春めく林床(2)!?!”❖21-60❖》

ユリワサビ(百合山葵)    アブラナ科(Brassicaceae/Cruciferae)
学名:Eutrema tenuis (Miq.) Makino
Wasabia tenuis (Miq.) Matsum.
別名: ハナワサビ
《“泉の森の野草達(2)”❖2021/2/28❖》
ユリワサビ(百合山葵);
ワサビ に良く似た葉と花の姿をし根に小さなユリのような球根ができるので百合山葵。
別名のハナワサビとは、葉や茎はワサビのような辛味があるからだとか。
ユリ名が冠されたは、葉が枯れたあと柄の付け根の部分がユリの根の如くあるからか。
根茎はワサビのように太くならない。根生葉は直径2~5㎝の円形で、基部は心形。
葉縁は波状の鋸歯があり長柄がある。茎葉は互生し上部ほど小型で長卵形。
花は総状花序につき直径約1㎝の白色4弁花、萼片4個。雄蕊は6個。
葉をサラダや天ぷらとして食す。独特の風味で美味。
ユリワサビの花を見れるのは春の花が咲き始める前、早春独特の土の風合いを感じる。
植物は、我々に、何かを教えてくれている!?!
以前、オオユリワサビ(var.okinosimense)と言う種が、福岡県の沖ノ島で確認されていた。
その種は、現在の沖ノ島では絶滅したと云われてきた。
所が最近になって本州北部の日本海側で再発見された、と知る。自然界は不思議だ。







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《 眼福(44)“春めく林床(1)!?!”❖21-59❖》

オオアラセイトウ(大紫羅欄花)   アブラナ科(Brassicaceae )
学名:Orychophragmus violaceus (L.) O.E.Schulz
別名: ショカッサイ(諸葛采)、ムラサキハナナ(紫花菜) ハナダイコン(花大根)
《“泉の森の野草達(1)”❖2021/2/28❖》
オオアラセイトウ(大紫羅欄花);
江戸時代に中国から持ち込まれ、生命力が強く野生化し日本中に帰化。
「アラセイトウ」の名前の意味は不明。
別名の諸葛采は、諸葛孔明が成長早い事で戦争時、陣地に植え食料にした事による。
茎は直立し、1本か又は基部で分枝、しばしば上部でも分枝、無毛又はまばらに毛がある。
茎高は、60cm位まで。根出葉は、ロゼット状にならず下部は有柄で羽状に分裂する。
上部の葉は無柄で粗い不規則な鋸歯縁となり、基部は深い心形で茎を抱く。
茎先の総状花序に径2〜3cmの4弁花をつける。花弁は、広倒卵形で淡紫色か紅紫色。
萼片は互いに密着して筒状となり、外面に毛があり、紫色。
*      *      *
里山である泉の森にも春が近寄って来た。








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