《眼福(148)“天神原植物園(3+1)!?!”❖21-179❖》

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テイカカズラ(定家葛)    キョウチクトウ科(Apocynaceae)
学名:Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai
別名: マサキノカズラ(柾葛)
《“日本固有種植物(5)”❖2021/06/09❖》
テイカカズラ(定家葛);
名前は藤原定家が慕っていた皇女が病のために亡くなった後、
蔦葛(つたかずら)となって、皇女の墓石にまつわりつく、という謡曲の「定家」に由来する。
茎の途中から気根を出し木や岩壁を這って広がり、枝に淡褐色~褐色の毛が密生する。
葉は、全縁、革質で光沢がある。葉裏は黄緑色、緑色の葉脈が細脈まで明瞭に見え、
無毛だが、時に短毛が見られる。枝葉は楕円形でやや大きい。
集散花序に白花が多数つく。花は高杯(たかつき)形。先は5裂し、風車のような形。
中心基部は、橙黄色。萼片は披針形。
チョウセンテイカカズラ は、無毛品種で変種分類だが、変化があり、区別が難しい。
チョウジカズラ は、海岸に生え、葉と花が大きい。花は直径3㎝以上になる。
ケテイカカズラ は、葉裏や萼などに毛が多く、萼片が長い。花冠が白色、基部が黄色。
サカキカズラは、葉裏の細脈が不明瞭、花が小さく花冠の裂片が捻じれて幅が狭く見える。
「令和参年(皇紀2681年)6月27日、記」







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