《眼福(179)“地元の小さな公園で!?!”❖21-215❖》

コヤブタバコ(小藪煙草) キク科(Asteraceae)
学名:Carpesium cernuum L.
Carpesium spathiforme Hosokawa
《“邪魔だ・・・雜草というなかれ(2)!?!”❖’21/08/01❖》
コヤブタバコ(小藪煙草);
かつて疎林であった所が市街地化し、その過程で公園として残った場所が近間にある。
そんな小さな公園の片隅に以前の雑木林を思い起こす植物を見つけた。
オオガンクビソウに似ているが、それよりも葉や頭花が小さい”コヤブタバコ(小藪煙草) ”。
ヤブタバコ より背丈は低く葉も小さい。それに対して、花はヤブタバコより大きい。
和名は、葉が タバコ の葉に似ることから付いたらしい。仲間には ガンクビソウ等がいる。
暖温な気候を好み、茎高50〜100cmになり、茎は太くよく分枝し横に長く枝を伸ばす。
葉は茎とともに長く白色の軟毛に覆われ、根生葉は花期にはない。
下部の茎葉は大きなさじ状長楕円形で縁に不揃いの鋸歯がみられる。
基部はくさび形で葉柄に翼がつき質はやわらかい。上部の茎葉はしだいに小さくなる。
頭花は、明瞭な花柄があり葉脇に下向きにつく。頭花は、筒状花だけで緑白色。
総苞は半球形(広鐘形)で総苞外片は鈍頭。先は葉状でやや反曲、内片は鋭頭で乾膜質。
よく似たオオガンクビソウは頭花が黄色、直径25~35㎜と大きい。
茎や葉に縮れた毛があり、下部の葉は幅が広く、翼状の柄がある。
ヤブタバコの頭花は小型、黄色、直径約10㎜。花は、葉腋につく。
「令和参年(皇紀2681年)8月2日、記」


#植物

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《眼福(178)“期間限定の里山公園(11)!?!”❖21-214❖》

レンゲショウマ(蓮華升麻)     キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Anemonopsis macrophylla Siebold et Zucc.
《”幽玄”に映る花❖’21/07/18❖》
レンゲショウマ(蓮華升麻) ;
日本固有種で本州の福島県~奈良県の山地・落葉樹林帯で自生が見られる。
茎高40~80cm位。根茎は発達し、横によく伸びる。茎は上部で分枝する。
葉は根生又は茎の下部につき、2~4回3出複葉。葉の両面とも無毛。葉縁鋸歯は粗い。
花は淡紫色、直径約3cm。萼片は長さ約1.5cmで開出して花弁のように見える。
花弁は萼片より短く先が濃紫色で開出しない。花柄は弧状に曲がり下向きに花を付ける。
レンゲショウマの自生地、首都圏では御岳山山麓に見られる。
「令和参年(皇紀2681年)8月1日、記」




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