《眼福(215)“秋めく身近な森(2)!?!”❖21-267》

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この葉が、有用なのである。
ヨモギ(蓬) キク科(Asteraceae)
学名:Artemisia indica var. maximowiczii
モノトーンも中々。。。良い!!
《”秋の風・・香り(2)!?!” 》
ヨモギ(蓬);
モチグサとも呼ばれ、春一番で芽を出し、草餅の原料になヨモギ(蓬).
花を咲かせるのは秋。若葉の頃の姿と余りにも違い花を見て蓬と想像できない。
枯れた後もお灸のもぐさや漢方薬になる役立つ野草。時に紅葉もする。
花粉は、 スギ  や ブタクサ と並び、花粉症の原因の一つ。
他方、葉は殺菌力や消炎作用が強く、切り傷や虫さされ、ヨモギ茶に使われる。
特にアレルギーの改善に役立つ等、相反する性質を持つ身近な野草だ。
若葉は草餅を作るのに使かわれ、名前だけは知っている人は多いと思う。
葉の裏に綿毛が生える。この綿毛を集めたものが「もぐさ」で、灸に使われる。
若葉は食べられ、草餅の材料にされる。キク科の中では珍しい風媒花である。
花粉はタンポポなどの虫媒花より小さく、表面に小刺がない。
セイタカアワダチソウ同様、根から他の植物成長を抑制する化学物質を出すと云われる。
地下茎を伸ばし、群生する(茎高、50~100㎝)。茎は紫色を帯び白い綿毛が密生する。
茎の上部の葉は披針形、全縁又は数個の切れ込みがある。
茎の中部以下の葉は羽状に深く分裂し、裂片には不規則な鋸歯がある。
葉の基部にある托葉のような裂片は、仮托葉と呼ばれる。葉裏も白い綿毛が密生する。
大きな花序に直径約1.5㎜、長さ約3㎜の小さな頭花を多数つける。
小花は周囲に4個の雌性花、中心部に2個の両性花からなり、ともに結実する。
両性花の花柱の先は切形、雌性花の花柱の先は2分岐し、雄蕊の先の付属体が細く尖る。
オオヨモギは葉の裂片の先が尖り、仮托葉がない。
***Artemisia princeps; Japanese mugwort***
ヨモギの名はときにヨモギ属全体の総称として使われることもある。
ヨモギ属 Artemisiaは北半球の全域と南アメリカ南部に約 400種が知られている。
このうち日本には 30種あまり,北アメリカには約 60種を数える。
ヨーロッパ原産のニガヨモギ (苦艾)は古くから日本でも栽培されていた。
日本の蓬に近い種の A. vulgarisは,イギリス,アメリカ,カナダで mugwortとして知られる。
その苦汁が民間薬の下剤,通経剤に用いられている。
トルキスタン原産のセメンシナとモンゴル産のミブヨモギ (壬生艾)も有用されている。
回虫駆除薬サントニンの原料として貴重であり重宝される。
またセージブラッシュはアメリカ中部の半乾燥荒原で何千 haもの大群落を作るので有名。
令和参年(皇紀2681年)9月24日、記」
#ブログ #植物

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