知っているようで知らない日本の文化【七草がゆ】
Jan
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今回は、日本の伝統文化を忘れないように七草がゆについてしっかりおさらいしましょう♪
目次
春の七草
◎七草がゆとは
七草がゆを食べる風習は奈良時代から日本に伝わっている伝統です。
当時は1月15日に7種類の雑穀をおかゆにして食べる習慣がありましたが、平安時代になると中国の七種の若なつみと合わさり現代の『七草がゆ』の原型が生まれました。
江戸時代になるとご節句が制定され、その流れでお正月のご馳走で疲れた胃を休ませる目的で宮廷などでも食されるようになったそうです。
◎ 春の七草
七草の種類と意味を確認しましょう。せり:せり科の多年草
競り合うように成長することから、”せり”という名前がついたそうです。
せりのように「競り勝てるように」という意味をかけて、とても縁起の良い食材として知られています。
なずな:アブラナ科の越年草
「なでて汚れを払う」とされる縁起の良い食材です。
ごぎょう:キク科の越年草
別名ハハコグサとして有名で、朝鮮半島から伝わったそうです。
「仏」を表す縁起物です。
古い昔は草餅の材料として使われていたそうで、健康にも良さそうですね。
はこべら:ナデシコ科の越年草
漢字で書くと「繁縷」となることから、”繁栄がはびこる”としてとても縁起の良い植物とされているそうです。
中国大陸では薬草として親しまれていて、利尿作用・鎮痛作用などなどとても体に良いようです。
ほとけのざ:キク科の越年草
「仏の座」という名前の通り、とても縁起が良い草として有名です。
健胃、整腸作用、高血圧予防など体にも良い食材です。
すずな:「鈴菜」※カブの古い呼び名
スズナ(鈴奈)は”神を呼ぶ鈴”として知られ、昔から親しまれてきた食材です。
※一般的なカブと同じです・・・
すずしろ:「清白」※大根の古い呼び名
<シロは大根に似た食材ですね。
その根の部分が”汚れ知らずの純白”を表しているとされているのが名前の由来とも。
栄養満タンでとても縁起の良い食材です。
東北地方:ごぼう・大根
山形県:納豆・こんにゃく・油揚げ
四国:お餅
九州:鶏肉
などなど、地域によって具材が異なることもあるようですよー
味付けも、鰹節・お味噌・醤油など、色々なバリエーションがあるようです。
皆様のふるさとの七草がゆはどんな具材が入っていますか?
胃に優しい栄養満タンの七草がゆを食べて、今年も1年健康に過ごしましょう♪
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