東京マラソンの熱気冷めやらぬ、今週。私の参加する名古屋ウィメンズマラソンも、もうあと2日と迫ってきました。
ところで、日本の市民ランナー人口はは鰻登り増えており、最近は山道を走るトレイルランニングも人気ですよね。
見つけられた数字で、877万人(2022年笹川スポーツ財団調べ)だそう。この人数は1回以上のランニング、ジョギングをした人ということで、かなり盛っている数字なのかもしれませんが。
ところで増え続ける市民ランナーですが、なぜ走れるのか?って気になりませんか。
この本の中で、ランナーは4種類に分けられる、という内容があって凄く同意しました。
4種類がどんな人たちなのか。
それは
1 走ることが好きな人
2とにかくタイムを縮めたい人
3レースに出るのが好きな人
4遠征先での食事や旅が好きな人
言われてみれば、私が走り出したきっかけは、フルマラソンに誘われたことでしたが、土手を走っていると多幸感に包まれて幸せを感じたり、子供の頃から走るのだけは人よりも秀でていたことを思い出す、という単純に「走ることが好き」で、走り続けることができました。
次第に、もっと速く走りたいと思いランニングクラブに参加。「タイムを縮めたい」に移行していきました。
今は自分の体調と、負荷とのバランスを見定めている所です。
思うに、ランナーに4種類いるのではなく、ランナーには4つのステージがあって、それを行き来したり、同時に目的にしてるのではということ。
マラソンを始めた頃は、仕事も多忙で、練習もできないのにとにかく遠征してレースに出る友人に対して、練習もせずにレースばかり出て楽しいのかな?と感じたことがありました。
その人は、タイムを縮める目的はなく、レースに出るのが好き、遠征先の食事や旅が好きなのかも。
もしかしたら、走るのも好きなのかもしれない。
そんなふうに考えられるようになりました。
たまに、「速く走れる人がスゴイ」信仰に陥ることもありますが、、ランニングはいろんな目的で楽しむことができるスポーツなので、市民ランナーは増える一方なんでしょうね。