感性を磨く! 映画に触れる
Jan
25
64マス全ては、すぐには埋まりませんでした。無理に埋めることはせず、できることからやっていこう、そんな感じです(笑)
「もっと映画を観よう」と思うようになったのは、そんなきっかけからです。先週、「ラーゲリより愛をこめて」を観てきましたので、その感想です。
ラーゲリより愛をこめて
二宮和也、北川景子主演
第二次世界大戦後、シベリアで捕虜となった人々の苦悩と、いつか帰国するという希望を抱き、必死に耐える生き様を描いた作品。
終戦から80年近くの月日が流れ、戦争を実際に体験した人が身近に存在することもだんだんレアになりつつある。戦地に出向き、その結果捕虜になった場合に課せられる過酷な強制労働、それは労働の質・量もであるが、粗末な食事と居住環境、気温や衛生環境等、
生きる上でのすべてがあまりにも日常とかけ離れた中に放り込まれてしまう。
拠り所は「希望」であり、その源は家族への愛情である。
いろいろな環境が整うにつれ、少しずつ忘れさられてしまうこともある家族への愛情。この大切さにあらためて気づかされる。